East Of Eden
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2023.12.13

Major 1st Mini Album『Forbidden Fruit -1st piece-』オフィシャルインタビュー/Part-1

――まずはみなさん各々の紹介から始めたいと思います。Ayasaさんは、3歳からクラシックバイオリンを始めたんですね?
Ayasa(Violin, Producer, Leader):はい。父がクラシック音楽、クラシックバレエを鑑賞するのが好きで、女の子が生まれたら何か一芸を身に付けさせたいと思っていた人なので、音楽とバレエを習うようになりました。母は小さい頃にピアノをやっていて、早々に挫折して家にピアノが残ったのが相当邪魔だったらしく、「バイオリンだったらやめたとしても押し入れにしまえば邪魔にならないであろう」と(笑)。それが理由で私はバイオリンを習うことになりました。
――プロのミュージシャンになったきっかけは、Sword of the far eastですよね?
Ayasa:はい。インディーズのままだったんですけど、ライブはいっぱいやっていました。
――『BanG Dream!(バンドリ!)』に登場するMorfonicaのメンバーとしてもご活躍ですね。バイオリン担当・八潮瑠唯役で声優も務めていらっしゃいますし。
Ayasa:ありがとうございます。様々なことをやらせていただいています。
――わかざえもんさんは、様々なアーティストのライブ、レコーディングのサポートでご活躍ですね。マキシマム ザ ホルモンの2号店、コロナナモレモモのメンバーでもあります。
わかざえもん(Bass):はい。
――YouTubeチャンネルに投稿している動画でわかざえもんさんのことを知った人も多いと思いますが、ベースを始めたきっかけは?
わかざえもん:LUNKHEADのベースの方に憧れて、ベースを買ったのが最初のきっかけです。そこからは好きなベーシストが憧れた洋楽、レッチリ、プライマスとかも掘っていった感じでした。
――レッチリのフリーから吸収したものも大きいですか?
わかざえもん:そうですね。でも、厳密に言うとフリーとはスラップする時の手の形が全く違っていたりするので、「この人に一番近いスタイルです」っていう人は、実はいなかったりします。
――あかねさんは、prediaのメンバーでしたね。
湊あかね(Vocal):はい。prediaを11年半やっていました。歌うのは小さい頃から好きで、本格的に始めたのは15才の時です。
――今はソロ活動をしていらっしゃいますが、ロックバンドはEast Of Edenが初めてですか?
湊あかね:East Of Edenが初めてです。
――パワフルな歌唱スタイルは、ロックボーカリストに向いていると思います。
湊あかね:ありがとうございます。声量お化けって昔から言われていて、声量だけはあるので(笑)。
――(笑)。MIZUKIさんも、キャリアが長いですね。2012 年に川田まみさんのライブのサポートをしたのがプロとしての最初ですか?
MIZUKI(Drums):はい。仕事をするようになったのは、そこからでした。ドラムを始めたのは中学からです。中高は吹奏楽部で、大学は札幌の音大に行ってパーカッションを学んでいました。クラシックとバンドの両方をやる感じでしたね。
――サポートで幅広い音楽を演奏してきましたが、2バスはEast Of Edenからですか?
MIZUKI:2バスは、もう1つやっているバンドのLomesome_Blueからです。だから2バスでドコドコしだしてから3年くらいですね。
――Yukiさんは、D_Driveのギタリストになってからかなり経ちますよね?
Yuki(Guitar):はい。2009年から活動していますから、来年で15周年です。
――D_Driveは、2019 年にアンプメーカー・MarshallのMarshall Records と契約して、世界デビューしています。海外でのライブもかなり経験してきたんじゃないですか?
Yuki:そうですね。イギリス、アメリカ、中国、韓国に行かせてもらったんですけど、コロナ禍に入ってからは全然行けておらずです。
――Xperiaのテレビ CMにも出演されていましたよね?
Yuki:はい。AyasaさんもXperiaのCMに出演していらっしゃいました。
――素晴らしいキャリアを重ねてきた5人が集まったバンドがEast Of Edenなのだと、今のみなさんのお話からもよくわかります。
Ayasa:集まっていただいて感謝しています。私はMorfonicaも然りで、その前もヴィジュアル系の方々と一緒にプロジェクトバンドを組んだりしていたんです。だから新しいことを始めると発表した時は、「また何か始めるんだな。でも、こういうのは初めてじゃないし」っていうくらいの反応だったんです。でも、一緒にやるメンバーをおひとりずつシルエットで出していく中で雰囲気が変わってきました。
――少しずつざわつきだす感じでした?
Ayasa:はい。私以外にもフォローしていらっしゃる方々がいたみたいで、「あれ? Ayasaとざえもんが一緒にやるんだ?」ってざわついたりして。Yukiさん、MIZUKIさんも私ともともと接点があったので、気づく方がいらっしゃいましたね。湊さんは接点がなかったので気づかれないと思っていたら、結構いらっしゃいました。反応を見るのが面白かったです(笑)。最初は何をやるのか具体的に告知していなかったので、8月8日にバンドをやると発表した時の反応も面白かったです。私はインストのイメージが強かったらしく、ボーカルを立てたバンドを始めるのを喜んでいただけた感触もありました。
――このバンドの発起人は、Ayasaさんですよね?
Ayasa:はい。「この方と一緒にバンドをやりたい」というのが私の中に強くあって、お声がけをしたので。ソロ活動を今でも続けていますし、Morfonicaもやっているんですけど、新しいことをやりたかったんです。「いろいろな経験を積んできたので、そろそろボーカリストをお迎えしたバンドを始めても良いのではないか?」と思った次第です。
――Morfonicaでの活動をする中で、ボーカリストがいるバンドの良さを感じることも多かったんじゃないですか?
Ayasa:それはものすごく感じていました。ボーカリストがいると楽しいですし、言葉で伝えられるものもあるんです。インストゥルメンタルのバンドで海外に行かせていただいていたので、インストの強みも感じていたんですけど、特に日本で戦う上では言葉の力の大きさを感じることがありました。Morfonicaのライブでお客さんが一緒に歌ってくれている光景を見て、本当に嬉しかったんです。ソロの活動では自分のバイオリンがずっと真ん中で、イントロ、メロディ、アウトロも弾くっていうのをやっているんですけど、ボーカルが歌った後のソロで前に出る美味しさみたいなのも知って(笑)。そういう楽しさは、Morfonicaがたくさん教えてくれました。
――「バンドをやりたい」と思って、こうして実現するまでに2年くらいかかったとお聞きしています。
Ayasa:はい。長かったですねえ。
――Ayasaさんともともと直接の繋がりがあったのは、わかざえもんさんとMIZUKIさん?
Ayasa:はい。一緒に音を出したことがあるのは、ざえもんちゃんとMIZUKIさんです。YukiさんはXperiaのCMのこともあってずっと存じ上げていて、共演できそうな機会がありつつ、寸前でできなくなったことが何度かあったんです。有名なギタリストですし、いつか一緒にやりたいなとずっと思っていて、SNS上では絡んだりしていました。だからバンドをするならYukiさんがいいっていうのがあって、お声がけしました。頑張りました(笑)。
Yuki:ありがとうございます(笑)。XperiaのCMは、Ayasaさんが初代ですか?
Ayasa:そうですね。楽器プレイヤーを入れるのは、初だったと思います。
Yuki:私はAyasaさんが出演した映像を、「こんな感じになります」っていう参考で観させていただいていたんです。でも、その前からロックバイオリニストとしてAyasaさんのことは知っていたと思います。ずっと気になる存在で、ある時ツイッターでフォローさせていただいたら、すぐにDMをくださって。そこからでしたよね?
Ayasa:そうですね。
Yuki:そういう繋がりがあった時期を経て、East Of Edenのお話をツイッターで頂いたんです。そこで初めて直接お会いしました。
Ayasa:初めてお会いしたのはステージとかではなく、カフェでした(笑)。D_Driveさんはインストバンドとしてずっと活躍されていて、Yukiさんは花形ギタリストですからね。女性ギタリストはたくさんいらっしゃいますけど、やはりYukiさんは圧倒的です。できるなら自分のバンドに入っていただきたいと思っていました。

TEXT:田中大

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