PROFILE プロフィール

 70年代後半にブリストルの伝説的なポスト・パンク・バンド、ザ・ポップ・グループを率い、その後マーク・スチュワート&ザ・マフィアやソロ名義で活躍し、今日に至るまで先鋭的なアーティストたちに大きな影響を与え続けているマーク・スチュワート。最狂のコラボレーションによる4年ぶり、ソロとしては7枚目となるニュー・アルバム『ザ・ポリティックス・オブ・エンヴィー』が完成した。
 1978年に結成したザ・ポップ・グループ は、パンクにダブやファンク、フリー・ジャズ、ノイズを取り込み、そのエネルギーを政治的な領域に転換し、シーンに大きな衝撃を与えるも、1981年には解散。ザ・ポップ・グループの分裂後、マークはロンドンに拠点を移し、ON-U サウンドのニュー・エイジ・ステッパーズに参加した後、エイドリアン・シャーウッドとともにマーク・スチュワート&ザ・マフィアとして活動する。カット・アップ/コラージュの可能性に没頭し、インダストリアルやトリップ・ホップの青写真となり、またヒップ・ホップやテクノへの接近、あるいはダブステップの原型をも見せ、革新的で過激な作品を発表し続けた。
 ザ・ポップ・グループとしては、2010年に再結成、翌年のSUMMER SONIC2011において初来日を果たし、ポーティスヘッドがキュレーターを務めたALL TOMORROW’S PARTIESのイベントI'LL BE YOUR MIRROR、スペインのPRIMAVERA CLUB等に出演している。
 そして制作に2年を費やした本作は、プライマル・スクリームやマッシヴ・アタックのダディ・G、レゲエ/ダブの巨匠リー・ペリー、ニューヨーク・パンクのオリジネーターであるリチャード・ヘル、スリッツのテッサ・ポリット、レインコーツのジナ・バーチ、そしてギターには元PILのキース・レヴィンと元ジーザス&メリー・チェインのダグラス・ハート(1stシングル「アウトノミア」のPVも監督)、カルト映像作家のケネス・アンガー、ロンドン・アンダーグラウンド最先端のトリオであるファクトリー・フロア、ブリストルの新鋭カーンといった錚々たる面子が参加している。さらにキャバレーボルテールのリチャード・H・カークやジュディ・ナイロン等とのコラボを含む多くの素材(そのうち、ザ・バグのケヴィン・マーティンと組んだT・レックスの「チルドレン・オブ・ザ・レヴォリューション」のカヴァーと、クラスのイヴ・リヴァティーンとスロープ、ザ・ポップ・グループのダン・カトゥシスをフィーチャーした「ナッシング・イズ・セイクリッド」は、ダブルA面の限定7インチとして発表)は、ベルリンやリスボン、LA、バンクーバー、そしてON-U サウンドのスタジオでレコーディングされ、キリング・ジョークのユースとの共同プロデュースで仕上げられている。

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