シンガーソングライター

シンガーソングライター

坂本真綾自身がアルバム全ての作詞と作曲を手掛け、まさにタイトル通りシンガーソングライターの力量を見せたアルバム。歌詞についてはかねて多数手掛けていたものの、これほど多くの作曲に挑んだのは自身初。アーティストとしての転換点の一つとなった作品といえよう。楽曲はそれぞれ独立した存在となっていて、旅立ちを想起させるものや、埋められない悲しみを描いたものなど、曲ごとにさまざまな表情を見せている。そんな本作を一つの“作品”としてまとめる役割を果たしているのは、タイトルチューンでもあるラストナンバー「シンガーソングライター」だ。何度も繰り返し歌われる「生きることは音楽」というフレーズがここまでの楽曲をつなぎ、加えて彼女の音楽活動の全てまでもハッピーに包み込むかのよう。ポジティブな気分でアルバムを締めくくり、未来への歩みをほのめかす。

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