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本日の一枚Red Planet
2012年04月25日リリース
収録曲
- 01 ハロー、ハロー
- 02 Magic Garden
- 03 Fly me above
- 04 ビーズ
- 05 喜びの竪琴
- 06 フォロー・ミー
- 07 金の波 千の波
- 08 Airplane
- 09 Aquarium on the Moon
- 10 Ekleipsis
- 11 灰色の雨
- 12 Our Children's Rain Song
- 13 虹
- 14 Happiness is here
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Blue Planetと2枚同時に制作したアルバムです。
それまでに作っていた曲と、アルバム未収録のシングル、セルフカバーしたい曲を並べてみたところ、2枚分のボリュームがある?!ということになり、2枚同時発売となりました。曲の振り分けはたしか私がじぶんで考えました。シングルのカップリングが一緒にならないように、とか、雰囲気が近い曲は分けるとか、ボリューム的なこととか、、。そうしたら偶然、Red Planetは地上盤、Blue Planetは宇宙盤といった趣になりました。
ジャケットを作ってくださったのは、世界的に活躍されているアーティスト、Kinpro(キンプロ)さんです。
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キンプロさんの絵と出会ったのは、ホガリくんと食事をしていたある日。ホガリくんが、お店に隣接された雑貨屋さんにあったシロクマの絵のマグカップを買って帰ったのです。
雑貨を買っているホガリくんを目撃したのは初めてだったし、どなたの絵なのかな、北欧のほうかな、と興味を持って調べたところ、北海道在住の日本人女性だということがわかって、ふたりともびっくり。そののちにレコーディングすることが決まって、そうだ!と、このかたに表紙の絵だけでも描いていただけないだろうかと、思ったことがはじまりです。
お会いできただけでも夢のようでしたが、キンプロさんはとても好意を持って取り組んでくださって、その冬の間中、音源を聞いていたとおっしゃってくださいました。
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そして表紙だけでなく、ブックレットのデザイン、紙ジャケの仕様のことまで、丁寧に丁寧に、ほとんど手作りのような感覚で、すべて作り上げてくださいました。「CDジャケット」の域を超えた「作品」のような出来上がりです。
そうやってめでたく発売となって、Red & Blue Planet の特設サイトも誕生しました。コチラ
このサイトを作ってくれたのは、皆さまに愛されたViridian Houseを作ってくれたチカちゃんです。ジャケットの絵がモチーフになった赤と青の惑星がくるくる回っていて、ポインターを乗せるとポワッと光る、とても美しいページ。チカちゃんの力作です!(*1)
赤と青の惑星をクリックすると、それぞれ試聴できるページと、曲ごとの私のセルフライナーノーツが見られるようになっています。
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非常に愛くるしく動く絵を、ぜひ見てみてくださいね!当時のCMスポットも見られます。Viridian Houseの裏庭にいた犬のマルからのお知らせページもありますー。「新録」と「新曲」の違いを説明してくれてたりします笑。
肝心の中身のお話を少しだけ。。曲ごとの解説は特設サイトを見ていただくとして、、。東北の震災の前と後にできた曲が収録されています。どれが前で後だったか、曖昧でもあるのですが、その重さと、でも光とが、入り混じっていて、当時のじぶんの心のありようがよく表れていると感じます。
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キンプロさん、ディレクターゆかちゃんはじめ、演奏してくださったミュージシャンのみんな、歌ってくれたミナクマリちゃん、一緒に曲を作ってくださったRasmus Faberさん、作詞のChris Mosdellさん、 エンジニア松林正志さん、山田信正さん、Ted Jensenさん、他このアルバムに携わってくださったすべての方たちの曇りのないエネルギーが、今でも褪せることなくここでキラキラしているように感じます。
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「虹」はホガリくんとの共作ですが、「美しい星」以来の私の定番曲となりました。ほとんどのライブの一番最後に、みなさんへのおみやげとして、虹をお持ち帰りください、という気持ちで歌わせてもらっています。
みなさんに一緒に歌っていただいて、一度に無数の虹が会場にかかったりすることもあります。手嶌葵ちゃんのおかげでできたこの曲に、私もたくさん支えられ、助けてもらっています。。*
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(*1)本ページは2016年秋頃から、プラグインに対応していない新ブラウザでは見られなくなります。またスマートフォンでの閲覧には対応していないページですのでご了承ください。