綾小路 翔(氣志團)

BUCK-TICK兄様達、この度はデビュー30周年、本当におめでとうございます。

振り返れば1988年、時はまさに世紀末。
牧歌的な我が家の居間のテレビに映る貴方達に出逢いました。
ルックス、音楽、パフォーマンス…そのすべてがあまりにも衝撃的で、まだ小学生時分の自分、その小さな胸を一瞬で撃ち抜かれた事は言うまでもありません。

中学時代のガールフレンドが今井寿原理主義者であったり、当時渋谷センター街でまさかのヒデさんをお見かけし、追跡するも、違法テレホンカードの押し売りをしてくる外国人のせいで見失ったり、デビュー当時、この出で立ちの仕業で、数多くの先輩ミュージシャンからユータさんのヤンキー時代列伝を聞かされて震え上がったり、「あっちゃんなら…ボク、構わない…」と意味不明の決意表明をした経験のある人間がうちの元ドラマーだったり、2年ほど前、酔ったアニィにうっかり物申して怒られ、朝5時の六本木の路上でシクシクと泣いた事のある人間がうちの現ドラマーだったり…と、BUCK-TICKの本筋の活動にはおよそ関係のない話だけでも語りたいことが山盛りある私ですが、この様な形で関わらせて頂いている今、現況を最も自慢したい相手は、かつて、うちの地元千葉・房総で活躍していたBUCK-TICKのなりきりコピーバンド「導火線」のメンバーです。確か私の2~3個上の先輩なのですが、まだ本物を生で見た事がなかった中学時代、彼らの存在はそれなりに刺激的であり、少なくとも自分含め15人ぐらいはいたく影響を受け、BUCK-TICKのCDの購入意欲を強く掻き立てられたことをここにご報告致します。

大変回りくどくなりましたが、何が言いたいかと言うと、BUCK-TICKが大好きだということです。

いつの時代も、孤高且つ最新型でい続けるその姿勢、音楽性に感銘を受けています。

そして、今も尚、メンバー5人で恵比寿横丁を普通に歩きながら居酒屋を探す仲良しっぷりにときめいております。

これからも、益々のご活躍を楽しみにしております。


(勝手に)木更津のファン代表
氣志團 綾小路 翔