PRESS RELEASE

プレスリリース

2008年12月18日

ビクターエンタテインメントとJVCエンタテインメントが
コンテンツビジネス強化に向けて融合・再編

09年1月1日より「コンテンツ制作」「マネジメント」「音楽出版」「音楽出版」「ネットワーク・配信」の4つの機能をビクターエンタテインメントに集結 ヒットコンテンツ創出基盤強化とグループの多面的展開、外部アライアンスの積極推進へ

ビクターエンタテインメント(株)(本社:港区北青山/代表取締役社長:加藤裕一/以下:VE)とJVCエンタテインメント(株)(本社:港区六本木/代表取締役社長:袴俊雄/以下:JE)は、ヒットコンテンツ創出基盤の強化とエンタテインメント事業における多面的展開を目指し、09年1月1日より融合すると共に組織改編を行います。

VEは、音楽をコアとする事業を展開し、JEは、アニメ・映像事業、マネジメント事業、ネットワーク・配信事業等を展開しながら、両社其々の領域でビジネスリソースを蓄えてきました。しかし、こうしたエンタテインメント事業をとりまく環境は、お客様の嗜好の多様化、コンテンツの楽しみ方や購入スタイルの変化、ネットやモバイル配信における技術革新等、加速的に激変する一方にあります。

両社は、このような環境変化に即応し、今後のさらなるコンテンツビジネスの発展・拡大を目的に、両社の事業やビジネスリソースの融合を図り、総合力を発揮できる体制へと再編します。

新体制では、JEにおけるアニメ・映像事業、ネットワーク・配信事業、マネジメント・キャスティング・広告代理事業をVEに集結し、グループとしての最適な体制でのスピーディーな事業展開とプロ人材の育成・交流等を目的に、各事業の分社化と一部統合を行います。またJEの間接部門をVEに一元化し、重複業務の解消による効率化等を進め、体質強化を図ります。

これらにより、グループトータルで多くのヒットコンテンツを創出できる基盤を強化すると共に、総合力を高めながら多面的な事業展開とコンテンツ毎の外部とのアライアンスを積極推進できる体制を構築します。そして新設するネットワーク・配信事業会社を自社グループにおけるネットメディアの中核として発展させていきます。

■分社各社の概要

●(株)フライングドッグ
アニメ音楽・映像のヒットコンテンツを創出するプロデュース集団として、業界トップクラスのポジションを確立。

業務開始日
09年1月5日
代表者
佐々木 史朗
主な事業内容
アニメ音楽・映像等の企画・制作
資本金
4.8億円(予定)
従業員数
約20名(予定)
所在地
東京都渋谷区神宮前5-52-2
青山オーバルビル9F

●JVCネットワークス(株)
JEのネットワーク・配信事業を分割し、VEの関連事業と融合することにより、グループのネットメディアの中核として拡大するとともに外部とのアライアンスを基にソリューション事業を展開。

設立日
09年1月5日
代表者
世古 干
主な事業内容
ネットワーク・配信、セールスプロモーションツールの企画・制作・運営
資本金
2.5億円(予定)
従業員数
約50名(予定)
所在地
東京都渋谷区神宮前5-52-2
青山オーバルビル9F

●ビクター・ミュージックパブリッシング(株)
JEのアーティストマネジメント事業をVE傘下の音楽著作権管理事業会社「ビクター・ミュージックパブリッシング(株)」と統合し、音楽制作・著作権管理・アーティストマネジメントの連携による音楽ヒットコンテンツ創出と新人開発を推進し、著作権利用開発、コンサート、マーチャンダイジング、権利ビジネス等の全方位展開を推進。

業務開始日
09年1月1日
代表者
三枝 照夫
主な事業内容
音楽著作権管理、アーティストマネジメント
資本金
3.5億円(予定)
従業員数
約30名(予定)
所在地
青山オフィス:
東京都渋谷区神宮前5-52-2
青山オーバルビル7F
六本木オフィス:
東京都港区六本木7-18-18
住友不動産六本木通ビル2F

●JVCエンタテインメント(株)
JEのタレントマネジメント(一部アーティストを含む)・キャスティング・広告代理事業を分割し、幅広いタレント・アーティストの開発とキャスティング、広告代理営業を強化。

設立日
09年1月5日
代表者
河原 達
主な事業内容
タレントおよびアーティストマネジメント、キャスティング、広告代理業
資本金
1.0億円(予定)
従業員数
約30名(予定)
所在地
東京都港区六本木7-18-18
住友不動産六本木通ビル2F


以上

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