PRESS RELEASE

プレスリリース

2014年10月15日

ビクター独自の高音質化技術「K2HDプロセッシング」
サムスンの新型スマートフォン<GALAXY Note Edge>への搭載が決定
ノーマル音源のアップコンバートによるハイレゾ化を実現

ビクターエンタテインメント(以下、ビクター/代表取締役社長:斉藤正明)と株式会社JVCケンウッド(以下、JVCKWD/本社:神奈川県横浜市/代表取締役会長:河原春郎)が共同開発したデジタル圧縮音源の高音質化技術「K2HDプロセッシング」が、この度、サムスン電子ジャパン株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:方常源)が10月下旬より国内で発売を予定している新型スマートフォン<GALAXY Note Edge>に搭載されることが決定しました。

これにより<GALAXY Note Edge>に保存するMP3などの圧縮音源やWAV(CDクオリティの音源データ)を、より遥かに情報量が多い高音質なハイレゾリューション(以下、ハイレゾ)音源にアップコンバートすることが可能となり、圧縮音源では失われてしまう音楽情報を再生成して、原音に極めて忠実な高音質再生ができるようになります。

ビクターは従来より「原音探究」の理念のもと、自社で運営するビクタースタジオとJVCケンウッドとの共同開発によるデジタル音源の高音質化独自技術「K2テクノロジー」をCD音源や各種配信音源の高音質化に応用展開してきました。

ビクタースタジオは「K2テクノロジー」の最新技術である「K2HDプロセッシング」を2012年に開発し、自社で展開しているハイレゾ音源の配信サービス「VICTOR STUDIO HD-Music」に活用していました。「K2HDプロセッシング」とは、CDフォーマットレベルのマスター音源からでもハイレゾ音源の制作を可能にする技術で、CDフォーマットではカットされた20kHz以上の高域情報を最大100kHzまで、本来あるべき姿まで復元化するものです。この「K2HDプロセッシング」により、様々なジャンルの音源を、下位フォーマット[44.1kHz・16bit]から上位フォーマット[192kHz・24bit]へ高品位にアップコンバートすることができるものです。これにより、自社が保有する豊富なカタログ音源のあらゆるフォーマットに対応したハイレゾ配信の音質上の制約に縛られない編成が可能となりました。

ビクターは、これを機に多様化する音楽の楽しみ方の一つとして、新しい時代の高音質リスニングスタイルであるハイレゾの普及を目指し、パッケージと同様に高音質による音楽の感動を訴求してまいります。


以上

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