PRESS RELEASE

プレスリリース

2022年9月7日

ビクタースタジオが立体音響技術Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)に対応
~空間オーディオ作品の制作が可能に~

当社が運営するレコーディングスタジオ「ビクタースタジオ」において、スタジオ内2ルームの立体音響技術Dolby Atmos対応スタジオへの改装が完了し、空間オーディオ作品の制作が可能となりました。

Dolby Atmosは世界中の映画作品や劇場で採用されている立体音響技術で、2021年にApple Musicが Dolby Atmosによる「空間オーディオ」を開始したことで音楽市場においても普及が加速し、没入感のある立体的な音場をスマートフォンなどで手軽に体感できることから、多くの音楽ユーザーに親しまれています。

このたびの改装により、ビクタースタジオでは国内外のDolby Atmos音楽コンテンツを制作するすべてのアーティストやクライアントに対し、空間オーディオ作品の制作が可能となりました。合わせて、Dolby Atmos音楽制作に対応可能なレコーディング/マスタリングエンジニアの人材育成にも努めてまいります。

伝統と実績に裏付けされた、ビクタースタジオの新たな取り組みに、どうぞご期待ください。

【Dolby Atmosに対応した二つのスタジオについて】
■Studio 303
レコーディングスタジオを改装した「Studio 303」ではジェネレック製の7.1.4ch構成のモニター・システムを採用し、ボーカルや楽器のレコーディングやミックス、映像作品のナレーション収録など幅広いコンテンツ制作が行えます。経験豊富なレコーディングエンジニアがアーティストの要望にお応えします。

■Room 213
マスタリングルームを改装した「Room 213」も、同様にジェネレック製の7.1.4ch構成のモニター・システムを採用、Dolby Atmosマスタリング、検聴などに対応し、音楽配信サービスへの納品までをノンストップで対応します。

【主な機材一覧】
■Studio 303
○DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)
 ・AVID Pro Tools + MTRX
 ・Mac Pro
○Dolby Renderer
 ・Dolby Atmos Production Suite
 ・Mac Mini
○7.1.4chモニタースピーカー
 ・フロント:GENELEC 8351 ×3
 ・サラウンド:GENELEC 8351 ×4
 ・ハイト:GENELEC 8341 ×4
 ・サブウーファー:GENELEC 7370 ×2

■Room 213
○DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)
 ・AVID Pro Tools + MTRX
 ・Mac Pro
○Dolby Renderer
 ・Dolby Atmos Production Suite
○7.1.4chモニタースピーカー
 ・フロント:GENELEC 8341 ×3
 ・サラウンド:GENELEC 8341 ×4
 ・ハイト:GENELEC 8331 ×4
 ・サブウーファー:GENELEC 7370 ×1

【ビクタースタジオについて】
1940年に築地にて設立。1969年に神宮前に移転して以来、オーケストラ等の大編成録音まで行える国内屈指の大型スタジオとして、数多くの著名アーティストがレコーディングを行い、老舗レコーディングスタジオとして親しまれている。2000年代からはマスタリング事業も強化し、時代の変化に合わせて設備や技術をリニューアル、常に最良と最先端を追い求め続けている。2022年7月、Dolby Atmosに対応。

■公式HP https://victorstudio.jp/
■公式twitter https://twitter.com/victorstudioeng

※Dolby、ドルビー、Dolby Atmos、およびダブルD記号は、アメリカ合衆国とまたはその他の国におけるドルビーラボラトリーズの商標または登録商標です。


以上

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