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中島 愛 | new album「green diary」recording diary

8月2X日

アルバムタイトルを考えつづける日々。なにかしっくりくるものが絶対あるはず……。ディレクター氏いわく「書いている、綴っていくイメージなんていいんじゃないかな」とのこと。
手紙、は違うなぁ。ノート、メモ、スケジュール帳?うーん……。

あ、日記は?日記いいんじゃない?ダイアリー!グリーン・ダイアリー。声で綴る日記。

と、シャンプーしている時に思いついた。
ひらめきはお風呂に落ちていることが多い。

9月X日

作家さんとの打ち合わせがスタート。

昨年秋ごろ突如私のなかで巻き起こった“緑ブーム”。そのとき買い集めた洋服たちが、アルバム会議のたびに大活躍でございます。テーマカラーを身につけたら、なんとなく雰囲気出るんじゃない?と思って……。そう、形から入るタイプ!その気持ちが大事!

本日はリモート打ち合わせ。画面上で久々の再会って、なんだかとっても不思議な感じ。けれどすぐ和やかムードに。

「オトナハートでお願いします!」

ずっと歌ってみたかった。大人とよばれる年齢になったのに、らしくないほどに日々ハートマークが心に溢れちゃってる!どうした私!!みたいな、ほどよく浮かれたラブソング。

ハートつけちゃっていいんですか?との問いに「是非!!!!!つけてください!!!!!」と全力で答えた。超絶キュートな楽曲になりそう。

9月X日

作家さんと打ち合わせ。今回は会議室にて。

私自身もともとファンで、昨年初めて曲を書いていただいた。お会いするたびこっそり緊張している…。でもフランクにお話してくださるので、私も本音というか、ちょっとした弱音もついぽろっとこぼしてしまったり。

そこを掬い上げて、曲に反映してくださるので、うれしい。

ライブの前、いつも不安で逃げ出したくなる。のに、いざライトを浴びると、一秒前の自分が嘘だったかのように自然と笑顔になっている。

そのギャップがいつも不思議で可笑しくて、そんな「ステージに立つ自分」をテーマに歌えたら楽しそう…なんて話をした。

9月1X日

初めましての打ち合わせ。
お二人ともとっても爽やかで柔らか。作られる音楽そのままの印象で素敵。

楽曲のテーマはずばり「青春」!
畳みかけるような溌剌としたエネルギーと、ふと感じてしまう焦りやもどかしさ。

あのころを懐かしく「ああ、あったね〜」って振り返るというよりも、味や香りや音などで五感を刺激された瞬間、一気に時が戻って感覚が蘇ってくるイメージ。

蘇るよね〜!!ありますよね〜そういうの!!とオトナ青春トークで盛り上がりました。

9月2X日

初めましての打ち合わせ。

小学生の頃から大ファンで、多感な青春時代に迷ったり悩んだりするたびに、たくさんの曲たちに励まされてきた。いまでもずっとそう。

なので、お会いして会議室で打ち合わせするという事実にまず混乱しどうしようかと思ったけど、なんとか冷静に!と自分に言い聞かせる。

曲のテーマは「前進」。
すべての"緑"を胸に、明日からも前に進めるんだと歌いたくて。励ましたい、励まされたい、その両方の気持ちなんです。と、なんとか説明する私を、会議室にいる全員が優しく見守ってくれていた…。にこやかに、色々な気持ちを受け止めてくださって嬉しかった。

9月2X日

初めましての作家さんとのリモート打ち合わせ。

今回はアルバムのリード曲を書いていただけるということで、

なぜこのタイミングでこのコンセプトを選んだのか、デビューからの道のり、変わったところと変わらない気持ち……など、質問を交えながらとても丁寧に話を聴いてくださった。

パソコンの画面越しでも、会話の温度って伝わるものだなぁ、としみじみ。終始あたたかい空気が流れていた。
言葉を大切に紡ぎ、また歌い手本人の気持ちも大事に思ってくれる方だと感じた。

9月2X日

本日も楽曲打ち合わせ。

約2年前にドイツでお会いしご挨拶したことがあり、その時から、いつか曲をお願いできたら…と思っていた。そして今回ついに実現!

曲のテーマはずばり「嫉妬」。
誰にでもあるモヤモヤした感情。うまくいかないときに誰かを羨んだり、時には妬んだりもしてしまうけど、そんなことしたって仕方ないって自分でもわかってる……。

そんなイメージです、というリクエストから“嫉妬しちゃうエピソード”でひと盛り上がり、そしてこんな心の動きをポップに消化したい!ディスコな感じがいいね!とまとまる。楽しみ!

10月X日

リモートでの打ち合わせ。

久しぶりにお話できる!しかもオリジナル曲では初めてご一緒するので嬉しい。

テーマは、曖昧な言い方だけど
「心のなかに一番深く潜っていく歌」。

すとん、と自分ひとりになったときに、寂しいとか悲しいとか、切なかったこととか、ちょっと疲れちゃったなぁとか、何にも隠さず誰に見せるでもなく記憶のなかを泳いでいく感じ。

ネガティブというよりも、明るくない部分をそのまま出してみたい。この年齢だからこその歌を歌いたい、というリクエストを、同世代の方に受け止めてもらえて嬉しかった。

10月1X日

作詞家さんとの打ち合わせ。

キャラソンコレクションの新曲で詞を書いていただいたけれど、今回初めて直接お会いできた。

曲のテーマは「青春」ということで、
お互いの青春時代の話をしたり、そこから映画の話になったり(話に出た映画のキービジュアルが突き抜けるような青空で、美しいけれどどこかひりつくような感じがあり、すごくぴったりきた)。

私にとっても、歌う上でのヒントがたくさん貰えた日だった。大人になって歌う青春ソング、どんな表現ができるか楽しみだなぁ。

10月1X日

ジャケット写真、アーティスト写真などビジュアルまわりの打ち合わせ。

シチュエーションから衣装やメイク、小物、全体の質感や表情など、デザイナーさんからのアイデアをもとに皆で意見を出し合う。

今回のコンセプトである「緑色」をふんだんに取り入れつつ、変わらない私と新しい私、どちらもきちんと見せていきたい。ほっとしつつ新鮮さも感じられるバランスを探っていく。

色々と話し合った結果、撮影は屋外になりそうなので、とにかく当日いい感じの天気になってくれ…!とただひたすら願っている。

10月2X日

作家さんとの打ち合わせ。

ご一緒するのはとても久しぶり。今までのどの曲も大好きで、今回はあの頃よりも少しだけ大人になった自分にまた違った視点からの曲を書いていただきたいとお願いした。

テーマは、なんでもない日常。すごく嬉しくも悲しくもない、フラットな気持ちで過ごす日の歌。 歌詞に入れたいワード、歌いたい言葉はありますか?と聞かれ「あとまわし…ですかね」と答えた。あとまわし、あんまり良くないイメージかもしれないけど、明日できることだったら明日でもいいじゃない?的脱力感を歌ってみたくて。ふふっと笑いながら、わかった、入れてみますね、と言ってくださった。楽しみ!

10月2X日

ついにレコーディングの日がやって来た!

清竜人さんに作っていただいた楽曲。ボーカルディレクションも清さんにお願いした。

ハート満載!というか全てハート付きの言葉たち!
恋に落ちたばかりのルンルン浮かれ気分全開で超絶ラブリーな曲。なんだけど、主人公は自分と同じくらいの年齢の設定なので、歌い方をどのくらい甘くしようか色々と試行錯誤。作家さんから直接アドバイスを貰いながら出来るレコーディングはすごくありがたい。

清さん印のコーラスも盛りだくさんで、ひとつひとつのパートを重ねていくごとにみるみる華やかになっていくのでワクワクする。特にコーラスが大事な曲なので、メインの歌と同じくらい丁寧にニュアンスを探りながら録っていった。

オトナハートなラブソング。歌えて嬉しい!

20201221

10月2X日

作詞家さんとの打ち合わせ。

初めましてだけれど初めてな感じがしないというか、和気藹々とガールズトークが弾んでいく。でも、テーマは「嫉妬」!

とはいえ、ジメジメしたりキーッとなるというより「あの子が羨ましい」「私もあんな風に振る舞ってみたい。どうしてできないかなぁ」とちょっとしょんぼりしちゃうほうの嫉妬だね、と方向性が決まっていった。

「フルーツ飴みたいに、嫉妬を甘くポップにコーティングするように歌ってみたい」とリクエストした。ぼんやりしたたとえだけれど…。一見ネガティブなテーマでも、聴き終えたときの気持ちが少しキラキラするといいな、と思う。

11月X日

三浦康嗣さんに作っていただいた
「Over & Over」ボーカルレコーディング日。

とにかく魅惑的な曲なのです。最高!でも歌うの難しい!でも最高!

時間の経過や感情の変化にリンクするテンポ感、展開が読めないのに不思議と腑に落ちる感じ。私は冒険したがりのくせに何をするにもまず一回考え込んじゃうし、一歩踏み出すまでに何度も躊躇ったりして時間がかかるんだけれど、その気持ちの揺らぎや矛盾すらも織り込まれた曲。

だから、頭で一生懸命わーっと考えながらも、心はえいやっ!と飛び込みながら歌いました。三浦さんのアドバイスはさりげなくて、でも毎回深い納得があって。歌うことの面白さを再発見、というより新しくモリモリ発掘できました。

20201230

11月X日

今日は一日、ジャケット写真の撮影。

前日早めの時間に寝て深夜に起き、朝日が昇るころにメイクスタート。ロケだから天気を心配していたけれど、雲ひとつない青空!ほっとひと安心、どころかテンションMAXですよ。

収録される全10曲のイメージカラーで作っていただいた、ステンドグラス風の窓と葉っぱのアイテムがとにかく素敵で……光が射し込むと、それぞれの緑が溶け合ってとっても幻想的。

久しぶりのオリジナルアルバムなので、最初は「良い写真にしたい、良い表情をしなきゃ」と気負っていたけれど、やわらかい光に包まれながら緑を見つめているうちに自然と肩の力が抜けていった。

構えずにカメラに向かうのは結構勇気がいる。何でもかんでもありのままが良いとは思わないけれど、このアルバムでは特に、今日この日だけの自分を残しておきたかったから。

空の色が変わりはじめる頃まで撮影。
撮ったばかりの写真を見せてもらうと、どの自分もすごく素直な目をしていて、何だかたまらなく嬉しい気持ちになった。良い一日だった。

11月1X日

尾崎雄貴さんに書いていただいた、アルバムリード曲「GREEN DIARY」のレコーディング日。

ランカ・リーという唯一無二の大切な存在と出会い、念願の歌手・声優デビューを叶えることが出来たあの日から約12年。
大切なものを守り続けることって、単純なはずなのに意外と難しいのかもしれない、と気づいてもがいた日々。きっとこれからもそういう瞬間があると思うけれど、それでいいんだ、と背中を押してくれる……というか、あたたかい手のひらで背中をそっと支えてくれるような曲。

ジャケット写真にも通じることだけれど、歌い方を考えて考えて構築するというより、出たものを出たままで肯定するようなレコーディングになった。これもまた勇気がいるけれど、それこそが新たなステップであり、原点回帰でもある。新人の頃と現在を行き来するような感覚になった。そんな歌を歌えるなんて、幸せだ。

11月1X日

児玉雨子さん、Soulifeさんが作ってくださった
「メロンソーダ・フロート」ボーカルレコーディング日。

歌い方を頭でがっしり組み立ててからレコーディングに臨むタイプの私も、この日は不思議と歌えば歌うほど自分が解放されていくような感じがして。

五感を刺激されて青春にタイムスリップ……な曲だからこそ、かも。
思いのままに歌えたのが本当に楽しかった。

自由に気持ちをぶつけていく中でも、それぞれの言葉尻は特に大切にしたくって、Soulifeのお二人ともたくさん相談しつつこだわりました。
切り方・置き方ひとつで色が変わるのが音楽の面白いところで、私が歌を好きな理由のひとつなのです。

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11月1X日

葉山拓亮さんに作っていただいた
「All Green」ボーカルレコーディング日。

数週間前に仮歌を録って聴いたとき、“デビュー前の自分の歌声みたい”と感じてびっくりした。どうしてかはわからなかったけれど、あの頃の自分はまだどこかに息づいているんだって思えて嬉しかった。

葉山さんの曲を聴いては練習していたあの頃…
ただひたすらに歌が好きで、いつか誰かが私の声を聴いてくれたりするかなあ、と想像を膨らませていたデビュー前の私。
そして、気づけば10年以上この道を歩いてきて、今日もマイクの前に立っている私。

ふたりが対話しているような感覚でレコーディングしました。

いつかライブ会場で、みんなと一緒に歌える日が来ることを願って。

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11月1X日

Summer Valentineさん、RAM RIDERさん、FILTER SYSTEMさんに作っていただいた
「窓際のジェラシー」ボーカルレコーディング日。

ディレクションをしてくださるRAM RIDERさんと方向性を相談してからスタート。
軽くため息をつくような気怠げなモードで歌いつつ、ところどころで惹きつけるニュアンスをどれだけ入れられるか?という歌録りになりました。

キャンディみたいな甘さと、ちょっとトゲトゲしている部分がきれいに溶け合っているような曲。気怠げだけど不機嫌なわけではなく、尖っていても可愛げはある……って難しいけどおもしろい!歌ではあまり表現したことがなかったタイプの感情。

特にこだわったのは“ジェラシー”の語尾の抜き方、各Bメロの最後の行もポイントです。

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11月1X日

tofubeatsさんに作っていただいた
「ドライブ」ボーカルレコーディング日。

理屈抜きでシンプルに胸に刺さる曲だからこそ、どう歌うべきかずっと考えていた。きっと私もシンプルで居たほうがいい気がする、とは思っていたけれど、それってかなり勇気と自信が要る。

このままの自分じゃだめなんじゃないかな、何か違うアプローチをしなくちゃいけないのではと迷う私に、tofubeatsさんが「変わらないその人らしさを出し続けられることに意味があると思う」と伝えてくれてハッとした。

すっと気持ちが軽くなる。何かしようとするんじゃなくて、メロディに呼ばれるままに歌ってみよう、と。

心のなかに一番深く潜っていく歌。
遠い記憶、そして誰かの瞳に映っていたであろういつかの自分と向き合うような、不思議な静けさのあるレコーディングでした。

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11月2X日

今日は一日、リード曲「GREEN DIARY」のミュージックビデオ撮影。

今回、私が描いていたMVのイメージは“リアルだけどファンタジー、ファンタジーだけどリアル”。
自然な姿をお見せしたいと思いつつ、どこかちょっと不思議だったり、ん?と引っかかる部分があったり…そんな映像がいいなぁと。

リモートで打ち合わせを重ね、監督が提案してくださったのは“緑の部屋で微笑む私”と“草花が生い茂る、時間が止まった部屋に佇む私”が交差するストーリー。
すごく素敵!しかも、緑をはじめ様々なカラーの部屋があるハウススタジオを見つけてくださって感激!撮影当日を心待ちにしていた。

ジャケット撮影の日と同様、深夜に目を覚まして日が昇る前に移動し、早朝にメイクスタート。目尻に深い緑のアイラインをほんの少しだけ引いてもらった。
“時間が止まった部屋”では髪が濡れている。ウェットなスタイリング…というより、本当に水が滴るように仕上げてもらった。無防備な、ひとりでいる私を表現してみたくて。どう映ってるんだろう?とドキドキしたけれど、挑戦してみてよかったなと思う。

そして衣装はあえて緑の服ではなく、ベージュにシルバーの糸が繊細に編み込まれたワンピースを選んだ。光が反射して、その時々に居る場所の色にうっすら染まるのだ。「GREEN DIARY」の歌詞にぴったりだった。
シチュエーションが変わってもずっと同じ服を着ているのもポイント。時が経っても私は私で、すべて地続きであるというメッセージだ。

“いまこそ私は、あなたと向き合いたい”
アルバムのテーマがまっすぐ伝わってくるミュージックビデオになった。今日の私を、今までの私を、こうして残せて、嬉しい。

11月2X日

宮川弾さんに書いていただいた
「粒マスタードのマーチ」ボーカルレコーディング日。

アルバム新曲最後のレコーディング。あっという間でさびしいような…でもほっとする気持ちもあり、走り抜く達成感で盛り上がる部分もあり、なおかつ「うまくやらなきゃ!」と自分で自分にプレッシャーもかけ始め、なんだか心がマーブル模様。

“たんたんと”続く日常の歌なのに!気持ちが全然淡々としてないよ!!
困ったな?とか思いつつボーカルブースに入ったら、アラ不思議。この曲を聴いて歌い出すと、感情の水面がすんと静かになって、自然と穏やかになれるのです。魔法?

それからはある意味、家でひとりふんふーんと歌っているような軽やかさで進められて、よかったなぁ。歌手として!というよりも、歌が好きな私、のままでマイクの前にいられた。
そして弾さんからの提案で、イントロとアウトロでは「アンデス」という鍵盤リコーダーの楽器の演奏にもチャレンジ。初めて触れたけど、吹き込む息のコントロール次第で繊細に音が変わるアンデスに魅了されてしまいました。お茶目な音色を奏でて、レコーディング無事終了です!

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12月X日NEW

すべての楽曲のレコーディング・トラックダウンを終え、ついにマスタリングの日を迎えた。

それぞれの曲の温度感や色合いをより鮮やかに届けるために、エンジニアさんが一曲ごとに調整してくれる。
1stアルバムの頃から私もマスタリングに立ち会わせてもらっていて、色々な質問をしたり、こうしてみたいと思うことがあったら伝えることもある。デビューの頃からそうだったけど、よく考えたらなんて贅沢なことだろう。最後の最後まで立ち会って意見を聞いてもらえるなんて。

音が決まったあとは“曲間”決め。それぞれの曲と曲のあいだを何秒あけるか、という作業だ。
アウトロとイントロを数十秒ずつ聴きながら感覚で決めていく。だいたい3秒の空白から始めて、そこから伸ばしたり縮めたり。
単曲で聴いてもらえるのももちろんありがたいけれど、やっぱり曲順通りにフルで聴いてほしいから、そのためにも曲間はとっても大事。感覚はひとりひとり違うので、長い・短いを数名のスタッフさんと話し合いながら決めていく。

そうして完成した「green diary」……

マスタリングされた音源をもらって帰って、一晩中繰り返し聴いた。自分が持っているすべてのイヤホン、ヘッドホンで聴き比べていたら、すっかり朝になっていた。

緑の雫が心にぽたぽたとこぼれ落ちて、聴き終えたときすごく満たされた気持ちになった。
うん。私にとってこのアルバムは、この言葉が一番しっくりくる。
「満たされる」。

時には迷い立ち止まりながらも、がむしゃらに走ってきた12年間。
わたしはひとりじゃなくて、
そばにはいつも「あなた」がいた。

それを認めて、抱きしめて、満たされた。
だから明日からも進んでいける。
きっと自分らしく進んでいける。

2020年、31歳、この時を綴った緑の日記。
何十年経っても色褪せない音や言葉たち。

いつまでもずっと、あなたとともに。

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