様々なレコーディング、ライヴのセッションで何度も共演している4人。互いの音楽性を理解し魅力を感じている4人。この4人だけで一緒に演奏したらどうなるだろうか?青木智仁が何となく面白そうだなって考えたのは2000年の暮れの頃。それぞれに打診してみると全員がこのプロジェクトに強い興味を持った。2001年2月、青木智仁の誘いにより4人が集りアルバムの構想について打ちあわせが始まる。沼澤尚がプロジェクトをFOUR OF A KINDと命名する。既にそれぞれが、リーダー・アルバムをリリースし人気、実力共NO.1の4人。「互いを尊重しながら、それぞれの個性を上手く活かして、説得力のある個性的なサウンド」。そんなコンセプトのもとに曲作りが始まる。多忙を極める4人のスケジュールを調整した結果、全員が揃ってレコーディングに費やせるのは今年中では9月に1週間だけしかないことが判明。レコーディングに向けて、打ちあわせやリハーサルを重ねるごとに、この4人のセッションならではのユニークなサウンドに全員が確かな手応えを感じる。敢えて言えばジャズ、でもR&Bやファンクの要素やフュージョンの要素も含まれる。サウンドカラーは70年代後半を昇華し、現代のトップ・クラスのプレイヤー達だからこそできる新世紀の音楽。
それは過去の優れたインストゥルメンタル・ミュージックが持つ様々な魅力を尊重しながら、自分達だけの個性的なバンド・サウンドを生み出すことに結実する。

 
Copyright (c) 2002 Victor Entertainment, Inc. All rights reserved.