the id : 2002.1.18
2002年でーす。今年もどうぞ、どうぞよろしく!
さて。初夢は見ましたか?覚えていますか?どんな夢でしたか?
私は覚えてます。それはこんな夢でした。
私はひとりバス停でバスを待っているんだけど、とにかく物凄く風が強くて、立っているのもやっとという状態。こんな強風の中出歩くのは私も嫌なのですが、とにかくどこか向かわなくちゃいけない場所があり、気持ちだけが焦っています。
しかも予定の時間を過ぎてもなかなかバスが見えない。目的の場所まで歩いて行くのは無理だし、タクシーも通らない。このままバスを待っているにも、風から身を守る建物もない。とにかく両足をふんばって必死に耐えていると、ようやく遠くにバスが見えました!
よかった~!と思っていると、なんだか様子が変です。
バスは風にあおられて、まっすぐ走れないのです。ときどき横に倒れてしまいそうになっています。あんなバスに乗るの恐いな・・・と思った瞬間、突然行き先の表示が「回送」に変わり、わき道へとそれてどこかへ行ってしまいました。
がーん!どうやって目的地を目指せばいいの?と途方にくれていると、なぜかバスの運転手が自転車に乗ってこっちへ向かって来たのです。そして私の前まで来ると、「乗って!」と荷台を指差しました。
私はバスに乗るのと同じ金額を運転手に渡し、自転車の後ろに飛び乗り、「駅まで!」と言いました。すると運転手はかなりのスピードで走り出したのです。バスでさえまっすぐ走れなかったくらいの強風だというのに、それをまったくモノともせず、颯爽と街中を走り抜けて行きます。
で、無事に駅まで送り届けてもらったというところで目が覚めました。
なんだかおかしな夢でしょう?
この運転手がまたすんごい必死な顔をして自転車をこいでいるんです。本当に大変そうなんだけど、一生懸命頑張ってくれるので、「この人には本当に感謝しなくては」と心の中で思っているという夢でした。
で、気になって夢占いの本を読んでみました。
まず暴風の夢というのは、ケンカや口論を招き、つむじ風は大凶らしい!
ですが、「風に立ち向かっていくのは苦労や困難をものともせず、目的を達成できる知らせ」と書いてあるではありませんか。更に「自転車に乗る夢は、何ごとも思うままに運ぶという意味がある」とも書いてありました!ということは、困難はあるかもしれないが、それを乗り越えて目的を達成できる良い年になるという暗示の初夢!?
いやー、素晴らしいです。良い年になりそうだなー。今年も頑張ろう!!
それにしてもあのバスの運転手らしき人物は一体誰だったんだろう?今年、私が困難にぶつかったときに力を貸してくれる人なんだろうか?うーむ。
さて、今年もこのホームページ『I.D.』は情報満載、遊びいっぱい、そして新しい提案もし続けていきたいと思っています。去年行ったようなプレゼントやウェブ番組などの企画もまたやるかも!?なので、是非マメにチェックのほう宜しくお願いします。
それにしても、去年8月にリニューアルしてからもう半年。早いですね。
「I.D.向上委員会」として始動したこのコラムも「id[イド]」と名前を変えました。これまで2年間に渡る全21回の連載でしたが、なんと今年2002年からはまた少し新しくなります!
毎回長々と思い付くままに書き記してきましたが、この場があったおかげで、普段伝えきれない気持ちも文字にして残すことができました。そう、これは私にとって本当に大切な場所なんです。
皆さん気になっていたかもしれませんが、「イド」とは「本能的衝動の源泉」という意味のことばなんです。
一秒一秒で変化する私の中の素直な感情、どんどん生まれていく興味や願望。そういった私の行動の源となっている、誰にも止めることのできない部分を、ひとつひとつ文字に託して書き記していきたい。そういう思いで付けた名前です。
だからもっと形に捕われず、例えば長さや文体が様々でもあまり気にせずに、その時その時感じたままをここから発信していきたいと思っています。
というわけで、次回からの「イド」は不定期更新。そのかわり、もっと多くの更新が可能になると思います。わかりやすく言えば私の日記に近いかたちになるかもしれない。とにかく、今までと少し方法は変わりますが、スピリッツは「I.D.向上委員会」の頃から変わっていません。これからも果てしなく続いていく私の「id」=「本能的衝動の源泉」の断片を残していきたいと思っています。
リニューアル完了まで、もう少し待っていてください。
どうぞ御愛読のほど、宜しくお願い致します。
では、また。
*maaya*