the id : 2006.5.24
あっという間の1泊2日なのに、かなり食べた。
サムゲタン、ソロンタン、トッポッキ、チヂミ、キムパプ、アワビ粥、石焼ビビンバ、冷麺・・・
ダイエットするぞと言ったそばから何をやっとるんだ私は。と、帰りの飛行機で自己嫌悪に陥り、帰宅後すぐに体重計に乗ってみたのだが、なんとびっくり。
減ってる!!
カプサイシンのせいかしら。アカスリのおかげかしら。とにかく言えることは、
韓国最高!!
何を食べても感動的な美味しさだし、美容に良いこともたくさん。
飛行機でたった2時間。時差もない。すごく近所なのに、遠くて近い国とよく言われる。
私は今回初めて訪れたのだけど、やはりとてもよく似ていることろもあれば、全然違う習慣もあり、それぞれの育んできた文化があるということがよくわかった。それは当たり前のこと。だけど、テレビの中でしか見たことがないのと、自分の目で見るのとでは全然意味が違う。
情報が発達している今だから、実際に会ったことない人とでも連絡が簡単に取れて、相手のことをすごく知っているような気になる。東京にいると世界中の料理が食べられるから、実際に行ったことのない土地の食べ物もずいぶん知っているような気になる。だけど、本当に触れたときはものすごいスピードと衝撃をともなって、そのものを知ることができる。それは、距離も時間も越えて一瞬にして繋がる感じ。
私は今まで食べて慣れていた韓国料理の味とだいぶ違う本場の味に、本当に驚いたし、嬉しくて幸せな気持ちになった。
知るということは、理解への大きな第一歩。だから知りたい、知って欲しい。メディアや噂や人の意見を通してじゃなくて、できれば自分の目や耳で、感性で。
今回はあまりに短い滞在だったけれど、必ずまた行きたいと思っている。もちろん、あの美味しい韓国料理を食べるためでもあり、アカスリで肌つるつるになるためでもあり、そして、お互いのことをもっと知るためでもある。
東大門の屋台で「マシッソヨ(美味しい)~~~!!」を連発しながらモリモリ食べていたら、隣にいたカップルの女性が帰りぎわ恥ずかしそうに、ガムを差し出してくれた。はしゃいでいる私たちの姿をなんだかニコニコとずっと見ていた。韓国語がわからないのでとにかく「カムサハムニダ(ありがとう)」としか言えなかったけど、たったその一瞬の出来事が、この旅の中でもものすごく強烈に思い出に残っている。あのお姉さんの表情がすごく可愛らしくて、きっとこの先何度でも思い出しては、そのたびにあったかい気持ちにさせてくれるはず。これぞ旅の醍醐味であり、国籍や言葉を越えて繋がる喜び。
同じものを食べて「美味しい!」と感じたり、同じ映画を観て感動したり、そういうことができるのだから、きっともっと深く理解し合える日が来る。
*maaya*