坂本真綾
「記憶の図書館」 Special Site

「記憶の図書館」

「記憶の図書館」に参加したクリエイターの皆さんと
「記憶の図書館」試聴会イベントに参加いただいた方に
以下のアンケートに答えていただきました。

参加クリエイターの記憶

Q1
ずっと忘れていたけど最近思い出した記憶はどのようなものですか?
or あなたの人生において一番古い記憶はどのようなものですか?
Q2
「記憶の図書館」でご自身が参加した楽曲について印象に残っていることを教えてください。

荒内佑(cero)/M-1「ないものねだり」

A1
吹奏楽部の顧問、小原美穂先生のこと。中学三年の時に先生が産休になり、自分が反抗的だったこともあって、ちゃんとしたお別れもできず卒業してしまった。去年、先生に再会する夢を見まして、後悔していることに20年以上経って気付きました。
A2
制作中、真綾さんから頂いた歌詞を見ながら、曲を聞いていたら、なんとなく夏の図書館をイメージしました。ちょっと寂れた冷水機(ペダルを踏むか、呑み口横のスイッチを押すか迷う)があるような、地方都市の図書館。歌詞には「図書館」とは出てこないけど、そういえばコンセプトとバッチリはまったイメージじゃないか、と1人で盛り上がりました。

川口大輔/M-2「discord」

A1
幼少期に住んでいたのが熱帯の街で、晴れか雨しか知らなかったからだと思うのですが、初めて家族旅行で標高の高い場所を訪れた際に霧の中を通過して「え、雲の中に入っちゃった。どうしよう」と物凄くドキドキしたのを憶えています。恐らくその時だったと思うのですが、ラジオから流れたカーペンターズの「Sing」が鮮烈で、今でもこの曲を聴くと一瞬で童心に戻る…正確には、ちょっと泣きたくなります。
A2
坂本さんの歌唱と歌詞、竹内アンナさんのメロディ、全てが繊細かつダイナミックという相反する要素の神がかり的なバランス感覚で成り立っていて、編曲ではそのスリルをどれだけ解像度を落とさずに拡大させられるかにチャレンジしました。中盤の田中義人くんのギターソロも繊細かつダイナミック!

竹内アンナ/M-2「discord」

A1
まだわたしが小さかった頃、たぶん4歳くらいの記憶。おじいちゃんとおばあちゃんにかけた電話。
なんの会話をしたのかは忘れたけれど多分プレゼントをもらったのでしょう、お礼をいうためにかけたはずです。だけれど別のことに気を取られていたのか、感謝を伝える前に電話を切ってしまいました。
するとそれに気づいた母がすごくすごくわたしを叱りました。「ありがとうの気持ちは絶対に忘れちゃダメなんだよ」と。わたしはびっくりしてずっと泣いていた気がします。
先日実家に帰ったときアルバムをめくっていたら出てきた、当時住んでいたお家の写真。ソファーの脇に電話があって、そういえば、とふとこのことを思い出しました。忘れていたけれど、わたしの記憶の図書館にはずーっと仕舞ってあったのだと思います。
どうしてそんなに怒るの、とまだ小さかったわたしは思っていたでしょう。でもそれはとても大切なことで、今のわたしを作ってくれている。
今のわたしならその時叱ってくれた母にちゃんと伝えられるはずです。「ありがとう」と。
A2
本のページを開いたときに感じる “はじめてのトキメキ”を曲の中に詰め込みました。
それは満開のお花がパァっと咲き誇るようでもあり、眩しい光の粒に触れてなぜか切なくもあり。嬉しいのに悲しい、正しいのに間違っている。始まりはシンプルに見えて複雑かも。
絡まる感情の不一致を認めるのは難しいけれど、「螺旋の外側」へといざなってくれるのがこの「discord」だと真綾さんの歌詞から感じました。
個人的には「午前0時 重なった 針と月 <今なら変われる?>」という一節が神秘的で、囁くような歌声にとってもドキドキ。こんな美しい色があるんだ、と教えてもらったような気分。
真綾さんの綴る言葉と一緒に踊れて、音もとても喜んでいます。
なんだか冷静に書いていますが、完成した音源を聞かせてもらった際には飛んで跳ねて泣いて喜ぶほどに大興奮しました。この気持ち1つ残らず忘れないようにしっかり栞を挟んでおきたい。
真綾さんの紡ぐ物語の1ページに作曲として参加できて心から嬉しいです。
ありがとうございます!

北川勝利(ROUND TABLE)/M-3「タイムトラベラー」

A1
古い記憶といえば。3歳くらいの頃に家で妹と2人で留守番をしている記憶。
ソファに2人で座って待ってるような。窓の外は夕方。ちょっと心配してる。
でもこれ本当に記憶なのか、写真で見た風景を記憶として覚えてるのか微妙な記憶。
A2
少しゆったりな16ビート、早い8ビート、Beatles「Tommorow Never Knows」的なリズムパターンの曲などいくつか作ってみて、その中から相談して選んでもらったのが「タイムトラベラー」でした。
Dr:江口信夫、Bass:山口寛雄、EG:qurosawa、一緒に音を出すのは初めての4人でせーので録りました。
ギタークロちゃんのソロ録音時のグッと入り込んだ演奏、あれ良かったなー。
後ろからこっそり撮ってくれてた動画、真綾ちゃんから送られて来て何回も見た。そのうちアップします!!
あとは、完成がギリギリになっちゃってドキドキしたけど、間に合ってよかったー!!!

SIRA/M-4「un_mute」

A1
人生で一番古い記憶は、おばあちゃんにおしめを変えてもらっているときに 見えた家の天井とタンスと童謡のレコードの景色。
A2
「見えない存在達に働きかける曲にしたい」というテーマで書いていく中、2Aメロを作った時の不思議な感覚がずっと印象に残っています。
順当にいけば一番と同じ牧歌的なメロディを番でも出す、ってのいうが鉄板で安定すると理屈ではわかるんですが、真綾さんの声のイメージで脳内再生すると、1Aとは違うクラシカルなメロがしっくりくるなぁと、直感的に “こちらしかありえない”と確信した感覚。
この曲もまた、真綾さんの声に導かれてできた曲なんだなぁとシンガーの神秘を感じ、見えない何かに触れたような気もしました。

河野伸/M-4「un_mute」

A1
幼いころに繰り返し見た夢があります。
はじめは光と暖かさに包まれて幸せに満ちている状況なのですが、次第に暗くなって最後には暗黒の落とし穴が現れて不幸のどん底に陥り、恐怖に震えて目が覚めます。あまりにもよく見る夢なので、しだいに幸せの最中にもその後の恐ろしさを予感するようになっていきました。でね、子供ながら考えたのは、この状況はお母さんのお腹から出てくる時の記憶ではなかろうかと。現実世界の厳しさに恐れおののきながら産声を上げたのでした。
A2
「un_mute」作曲のSIRAさんの素晴らしいデモの世界観を目指して、ピアノ、パーカッション、ストリングス、コーラスという編成で編曲しました。ダビングを重ねてビートを構築していくパーカッションのラムジー、感情たっぷりに歌うように演奏してくださった美央ストリングス、そして複雑なコーラスを次々と歌い上げていく真綾ちゃん、皆さんのパフォーマンスに感動しました。

岩里祐穂/M-4「un_mute」・M-5「体温」

A1
幼稚園バスに乗り遅れそうになって、「まってぇー!!!」と叫びながら坂を走ってたときの気持ちと風景。
A2
<「un_mute」について>
どこかでタイトルに使えたらいいなと気になっていたワード。時代劇とのミスマッチ感や、SIRAさんの浄化されるような美しい楽曲に、これだ!と化学反応みたいに閃いて、嬉しかったです。真綾ちゃんにこのタイトルで作詞できる喜びは大きなもので、私にとっては新境地とも言える宝物の作品になりました。

<「体温」について>
「記憶といっても、単なる懐古的な美しいものではなく、ひりひりするような生々しい感覚で、怒り、驚き、喜び、悩みを。青くさく発展途上の感じで。」と、めずらしく真綾ちゃんから長文LINEのリクエストが来ました。
いただいた楽曲からも心の叫びのようなものを感じ、それならばと「もがき」の一部始終を現在進行形でぶつけるように書いてみる事にしました。私の中では極めて不思議な異色の作品になった気がします。
感情や物事は全て多面体である。いろんな側面を持っているのだと、逆説的にそれが伝わればいい。だからこそ、人は互いのちがいを認め、繋がってゆけるのだと信じています。

古閑翔平(ユアネス)/M-5「体温」

A1
小学生の頃 学校終わりや 休みの日に毎日通っていた 西公園。
勝手に木に登って空のペットボトルを友達と括り付けて隠し貯金箱としてみんなで共有していたのを地元の友達と久しぶりに会って思い出しました。
A2
今回「体温」のバンドレコーディングの際 真綾さんがスタジオに足を運んでくださり「私も少し混ぜて!」とバンドのレコーディングのタイミングで仮歌を歌唱してくださったことです!

tricot:中嶋イッキュウ/M-6「一度きりでいい」

A1
小学校低学年の時に好きだった男の子が運動場に落ちていた針金で指輪を作ってプレゼントしてくれたので両思いだと思ってたら次の日からその人に「顔デカ」というあだ名で呼ばれたことです。
A2
真綾様が歌う、と言うことを考えながらメロディを書かせてもらった時に、ミステリアスな魅力とお姫様のような部分とどちらも引き出せるような曲にしたいと思いました。実際に歌声を聴いた時にそのどちらの真綾様も感じられてとても幸せな気持ちになりました。

tricot:キダ モティフォ/M-6「一度きりでいい」

A1
一番古い記憶は、保育園の頃先生に怒られていたときのことです。遅刻したのか何だったか理由はよく覚えていませんが怒られていたことだけは覚えています。
A2
tricotの演奏に真綾さんの歌声が乗っているのが自分にはとても新鮮でした。歌詞を初めて見た時も命を燃やしているようなエモみに溢れていて震えました。

tricot:ヒロミ・ヒロヒロ/M-6「一度きりでいい」

A1
自分の中で一番古い記憶は、4歳ぐらいの時に家庭の事情で一時期親戚の家で生活していたことがあり、その後また両親と地元の生活に戻ったのですが、母と離れるのが嫌で泣きじゃくって保育園に行くのを拒否してたことを鮮明に覚えています。
A2
楽曲制作をする際に、一旦tricotらしく好きなように作ろうということになって制作したのですが、完成したらなかなか重量のある曲になってしまいました笑。
真綾さんがどう思うかなと不安もありましたが、レコーディングの時にかっこいい!と言って下さってとても嬉しかったです。

tricot:吉田雄介/M-6「一度きりでいい」

A1
一番古い記憶は本当に小さい頃住んでいた家の扉です。
その家のことは扉以外はほとんど覚えていないのですがなぜか扉だけ映像として頭に残っています。
A2
遠慮せずに楽曲の難易度を上げてしまい歌うのが難しい曲ができてしまったのですが、バッチリ歌入れをしていただいて真綾さんの声で曲がそれまでより一層素敵なものになった事です!

姉田ウ夢ヤ/M-7「まだ遠くにいる」

A1
先日神社に参拝した時にふと、娘の生後100日目にその神社で「歯固めの石」をお借りした事を思い出しました。娘の柔らかな歯茎に石をトントンと当てた、あの感触。とても幸せな手ごたえでした。
A2
レコーディング時に、錚々たるメンバーによって「まだ遠くにいる」が奏でられたあの瞬間、真綾さんやスタッフの方々と意思を通わせ音を作り上げていった時間は、なによりも私の記憶に強く刻まれました。この先、永く私の人生の友となってくれるであろう出来事でした。

堀下さゆり/M-7「まだ遠くにいる」

A1
一番古い記憶は、たぶん4才くらいだったんじゃないかと思いますが、 母親の膝の上で甘えていた時の温もりです。
あたたかくて、離れたくなくて、安心してずっとしがみついていたような気がします。
A2
展開がどんどんドラマティックに変わっていくスリリングさが面白い楽曲に仕上がりました。そこに真綾さんが素敵な歌詞と歌をのせてくださいました。
レコーディングメンバーの皆さんの演奏も素晴らしく、レコーディングでは、真綾さんがメンバーの皆さんに全幅の信頼を置いてらっしゃるのがすごく伝わってきました。
今回、大好きな真綾さんの楽曲を作る機会をいただき、全てが宝物のような経験で、感謝の気持ちでいっぱいです。

h-wonder/M-8「言葉にできない」

A1
4月の終わりにマスクを外して自転車に乗りました。
風が顔に当たり、街に出てそれぞれのお店の良い匂いがします。
漕いでいても息も苦しくないですし、なにより気持ちいい。
数年前までマスクしない日常があったのに、この感覚忘れてました。
当たり前だと思っていた事も噛み締めている今日この頃です。

幼稚園で芋掘りに行った時の事です。
畑の土の匂いや芋の根っこが太くて掘り起こすのが大変だった楽しい記憶があります。
A2
今回「言葉にできない」のアレンジで参加していますが この曲はご本人作曲で、デモを聴いた時点で作家の僕には書けない 優しくて綺麗なメロディーにやはり作品には人柄が垣間見れるんだなぁ...と思いながらアレンジをした思い出があります。

比喩根(chilldspot)/M-9「Anything you wanna be」

A1
散歩をしていた時に幼い頃よく遊んでいた公園を通り、 もうその公園に無くなってしまった遊具を思い出しました。
敷地の狭さやボール遊び禁止の看板を見て少し切なくなりました。
A2
自分達の曲以外で作曲をする事やメロディだけを作る事、全てが初めてだったので新鮮な体験をさせていただきました。
打ち合わせの際に自分の若さを曲自体のエッセンスに必要とされた事が印象的でした。

堂島孝平/M-10「空中庭園」

A1
小学生の頃にとても気に入って着ていたスタジャンがあったんです。袖から手首までがシルバーになっていて、「宇宙刑事ギャバン」のようなメタリック感があって大好きだったんです。思い出した時は嬉しくなった反面、一体いつから忘れてしまったのだろうと不思議に思いました。当時は自分の一部のように思えていたスタジャンなのに!
A2
「空中庭園」を制作するにあたって打ち合わせがあったんですが、そこで真綾さんから手渡された1枚の紙がありました。そこにはこのアルバムのプロローグが書かれていて、芝居でいうところの序幕を観たかのようでとてもワクワクしました。
編曲した「Anything you wanna be」では、まずデモを聴いて「良い曲ですね。あとはこれ、歌詞がすごく良いですね」と、真綾さんが作詞をしてるとは知らずに言ったんです。すると真綾さんが「本当ですか!? わたしもわりと気にいってるんですけど、そんなのスタッフ誰も言ってくれない!!!」と、あの目を2倍にして言っていて、最高に“坂本真綾”でした。

坂本慎太郎/M-11「鏡の中で」

A1
自分がまだ赤ちゃんの時、父に抱っこされながら当時住んでいたアパートの食器棚の角を見ていた記憶があります。青っぽい化粧板の食器棚でした。奥の部屋に母がいた気がします。ただ、それが事実なら0〜2歳の記憶なのであまり自信がないです。もしかしたら後から捏造された記憶かもしれません。
A2
冨田さんのデモに真綾さんがスキャットで仮歌をあてた音源がすごく良くて、すぐにイメージが膨らみました。情景が浮かぶ曲だったので、なるべく正確にそれが伝わるように頑張りました。

冨田恵一(冨田ラボ)/M-11「鏡の中で」

A1
一切料理をしない父親だったが、父の作ったオムライスを二人きりで食べたことがある。2歳離れた妹の出産で母親がいなかったときのことなので、2歳ころの記憶だろう。鮮明に覚えている。とても嬉しかった。
A2
物語‐現在の真綾さんの興味の対象であろうか‐ からインスパイアされた楽曲を作るという工程自体にとても興奮した。ミーティングでアドレナリンも出まくり、意気揚々と会議室をあとにしたのを覚えている。しかし帰り際、雑談中に発せられた「冨田さんの中でも明るい方の曲」という真綾さんの何気ないひとことが、こうも高いハードルになるとは想像もしなかった。“記憶”をテーマに作曲すると、やはり内省的な曲になってしまい、2〜3モティーフは没に、締め切りは伸ばしてもらい、やっとのことで「鏡の中で」が完成した。
コンセプトに合致した「明るい方の」良い曲になったと思います。

岸田繁(くるり)/M-12「菫」

A1
エリック・クラプトンのコンサートを初めて観て、そうだ、私はずっとこの人のファンだったんだ、と改めて実感したこと。分かっていたようで忘れていた記憶。
私のいちばん古い記憶は、近所にあった市電の車庫で、職員が軌道敷に散水していたのを祖父と眺めていたときのこと。真夏でした。2歳。
A2
真綾さんの声の記憶を、一気に引き摺り出すように猛スピードで無心になって書き上げました。真綾さんから歌詞とヴォーカルトラックが届いた時に、初めて聴く曲じゃないような、なんとも懐かしい気がしたと同時に、飛び立つ水鳥のような美しい絵が脳裏に浮かびました。ご一緒できてほんとうに良かったです。大好きな曲です。

みんなの記憶

Q1
11th Album「記憶の図書館」を聴いて、あなたの過去の体験(=記憶)と結びつく曲はありますか?どんな体験だったかも合わせて教えてください。
Q2
坂本真綾について、あなたが一番印象(=記憶)に残っていることを教えてください。

ennju さん

A1
「言葉にできない」今は離れて暮らす病気の父のことを思い出して、涙が出ました。私にできることは何だろう、っていつも探しながら今まで生きてきて、失敗するたびに守ってくれた父に、ありがとうを言いたいです。
A2
犬フェスで菅野よう子さんがインフル欠席の際、菅野さんをいじりつつも、お大事にねと歌ったこと。「プラチナ」がさらに思い出深い曲になりました。

ピン子 さん

A1
「菫」:自分の結婚式で流した曲で、最後両親や列席者への感謝を伝える手紙を読む時に流しました。家族や身近な人を思い出す曲です。また、今担当しておる仕事は一つ商品を開発するのに数十年かかるため、最後まで自分が関われることは稀です。会社や社会って繋がってるんだなぁと感じることができる曲でもあります。
A2
高校生の時からライブに行っていて、なぜか人生のターニングポイントとなるような時期とライブが重なることが多いです。ライブDVDや演奏されていた曲を聴くと、仕事で悩んでいた思い出や選択に迷っていた自分、友人と語り合った楽しいひとときを思い出します。

まりぃ さん

A1
「空中庭園」が、家族で近所にできた新しいおしゃれなレストランに食事に行った記憶と結びつきました。
A2
高校で真綾さんの「ハロー、ハロー」を歌っていたら、友人が皆サビの「ハロー、ハロー、ハロー」の部分を歌えるようになっていたことが記憶に残っています。

Shutty08 さん

A1
「一度きりでいい」です。自分は二回目の人生があったらどうしたいか?などと常日毎考えてしまいます。真綾さんは一度きりでいいと言い切っていて、つよいな、と感じました。笑
A2
初めてコンサートに行った時に、「自分はこんなに普通の人間なのに」とおっしゃっていたのが印象に残っています。自分は真綾さんが普通の人とあまり感じていなかったので本人はそう感じてるんだなと思いました。

めるば さん

A1
「タイムトラベラー」ですね。昔の自分に会えるならもっと泣いてもっと激昂しろと叱咤激励したいですね。悠久の時のなかでは100年ですら難しい人間の寿命だから恥ずかしくなることすら勿体無いですね。脇目も振らず突っ走って行きたいです。
A2
かなり前ですが、渋谷の某ラジオ局のスタジオ公開生放送で真綾さんのオンエア風景を外から眺められるとあって並んで拝見した憶えがあります。その時の様子が番組HPに掲載されて、私も真綾さんの背後に一緒に写っていて嬉しかったですね。

Kei. さん

A1
「ないものねだり」は誰もが持つ体験、感情だなと感じました。なんなら現在進行形で持ってる人も多いのでは?
A2
初参加真綾さんライブだった15周年記念の武道館ライブで、菅野さんがゲストで出演された際のSPメドレーで、心の底から楽しそうに伸びやかに歌う声と姿がとても印象的で、その時にずっと追いかけよう、ファンでいようと決めました。

あねっさ さん

A1
「ないものねだり」の歌詞が対比になっているのにズシンときました。若い頃、就職した友達がキラキラして見えて仕事の愚痴も差に感じて卑屈に思っていたけど、自分も同じ立場になり初めて友達の気持ちが分かったり、逆に友達が私を羨ましいと言っていたりないものねだりを正にしていたなぁと思いだしました。
A2
かぜよみのライヴのMCで『1人対みんなだと思うから怖いんだと、1人対1人の大きな空間なんだ』的な事を仰っていてその言葉が塾講師として働いていた自分の支えになっていました。今は違う職に就いていますが、今でも色んな場面で人と接するときはこの言葉を思い出して丁寧に人と接することを心掛けています。

ねぎ子7050 さん

A1
「Anything you wanna be」。はっきり歌詞は覚えてはいませんが、自分は不器用?ゆっくり?タイプ。なんでできないだろう?みたいな感じのところが、「それ私!」って思いました。歌詞に凄く若さなりの悩み不器用さを感じ、でも、可愛い感じで少し元気な音楽が好きです。
A2
これも正確ではないけど、いつ死んでも?いつ終わり?が来て良いように、常に悔いなく最新の曲は最高の出来上がりで世に送り出している!というような事をおしゃっていたこと。全力で音楽を送り出してくれている真綾さん、全力で応援したいなぁと思いましたし、当たり前ですが、流石プロと思いました。

ひらがなのすみれ さん

A1
「タイムトラベラー」が印象的でした。年齢的には少し遅いタイミングで夢を追いかけはじめたあの頃の弾けるような、世界が生まれ変わったような気持ち、でも不安で苦しくて怖くてどうしようもなかったあの気持ちを、なんで知ってるの?と。希望と絶望を同時に知ったような軽やかで心細かった日々を思い出しました。「あの頃の私を救いにいってあげたい」そんなタイムトラベラーの思いが今だからよくわかります。
A2
初めて行った真綾さんのコンサートのラストで「一番新しく作った曲がいつも一番の最高傑作と信じています」と歌い始めた真綾さんの姿が忘れられません。美しくて儚いのに、力強い姿でした。あの日、真綾さんの生の歌声に3時間泣き続け、救われて、今のわたしがいます。山あり谷ありなんでもない日常をなんとかやっていくために、その日々を抱きしめるために、いつも寄り添ってくれる真綾さんの音楽、言葉たちに、ありがとう。

すずらん さん

A1
「体温」具体的には書けませんが、過去、人生が崩れるかと思うほどの恋愛を経験をしました。この曲を聴いて、普段は奥底に鍵をかけてしまってあるその記憶が鮮明に蘇ってきました。
A2
ライブツアーun_muteで、自分を励ます歌だと言ってクローバーを、仕事終わりに聴いていると千里の道を紹介されていました。私も全く一緒なので真綾さんと同じで嬉しかったです。

白米 さん

A1
「一度きりでいい」です。過去だけではなく今も続いている体験ですが、私は来世も、なんなら今も目の前のことでいっぱいで先のことをあまり考えずに生きてます。試聴会でこの曲を聴いてはっとさせられました。サビの「憎んでいる暇などない」で、今の人生を全力で生きるなら嫌なことに時間を割いてる場合じゃないって思わせてもらいました。ロックな曲調で歌詞もまっすぐ刺さり、自分を奮い立たせる曲のひとつになる予感がします。
A2
初めて歌声を知った日の記憶です。高校生の頃にレンタルショップのおすすめに置いてあったeverywhereをなんとなく借り、通学時に歩きながら唯一曲名だけ知ってた約束はいらないを聴いた瞬間にこんなに綺麗の2文字が似合う声ってあるんだと衝撃を受けました。もう数年経つと人生の半分以上を真綾さんの音楽と歩んでいることになりますが、なんとなくがなければ私の人生に真綾さんがいなかったと思うと恐ろしいです。笑

はる さん

A1
「タイムトラベラー」はアルバムDIVEの頃を思い出すというか、新鮮なんだけど昔の真綾さんの風味も感じられて、購入したらきっと何度も聴いてしまうのだろうなという感じがしました。
A2
進学する時に乗ったフェリーの中で波に揺られながら何度も聞いたDIVE、中でもユッカは歌詞と自分の気持ちがすごくシンクロして、不安を吹き飛ばしてもらった記憶があります。以来、いろいろな転機が訪れた時にはユッカを聞きながらテンションを上げています。転機の記憶が何層にも重なった、自分にとって特別な曲です。

うい さん

A1
仕事で日々、満員電車で音楽を聴きながら無意識に外の景色を見ている時、駅の雑踏をかき分けて歩いている時に刹那的に想う気持ちの記憶が「discord」と重なりました。本当は飛び出したい気持ちがあっても保守的な気持ちが勝ってしまう現状ですが、いつか自分のしたい事を叶えられるように、螺旋の外へ出られるように日々を重ねて頑張ろう!と背中を押してもらった気持ちになりました。
A2
印象的な事はたくさんありますが、中でも鮮明に覚えているのは【ライブツアー2018“ALL CLEAR”】でのmillion cloudsです。つま先に視線を落として歌う姿を見て、歌詞とリンクし波打ち際に佇むように見えたのです。歌声や表情、仕草とすべての表現が重なり、とても印象的でした。あと余談ですが、メドレーで歌詞を間違えてしまった時の悔しさから発した言葉と表情も好きでした(笑)

リサ さん

A1
「体温」が自分の記憶と合致した気がして鳥肌が立ちました。一度親しくなれた人とのお別れの記憶。どうして分かり合えなかったんだろう?いや、そもそも分かり合おうともしていなかった…ヒリヒリと思い出しました。そんな時もあったと、思い出せる素敵な曲をありがとうございます。
A2
初めてビタミンMでメールを読んでいただいた時のことです。500回記念でUstream配信をされた時に留学先から送ったメールを読んでいただき、時差でお昼休み中のパソコン室から配信を見ていたのですが、嬉しくて飛び上がって椅子がひっくり返りました!あの頃から憧れですが、年々ますます素敵になる真綾さんです。一度きりの人生、やりたいこと全部やりましょう!

まえがみ さん

A1
「鏡の中で」。共働きの両親も、年の離れた兄姉も帰宅が遅く、ひとり家で家族の帰りを待っている時にたくさん空想をしていたことを思い出します。
A2
ファンクラブIDS!初めてのイベントで、菅野よう子さんとお2人揃って小走りで入退場されていた姿。うきうきしてるなーと思いました。

スモロク さん

A1
私はマップアプリを見ながらでも、道に迷ってしまう人間です。 そんな私が初めて、東京駅の丸ノ内線から京葉線へ乗り換えるときのことです。 事前に10分ほど歩くことは知っていたのですが、慣れない駅構内を標識を頼りに移動するのは、不安で不安でたまりませんでした。 まさに「discord」の「抜け出したいここから」「誰か出口教えてよ」そんな気持ちで一杯でした。 たぶん合ってる…で10分は流石に辛いです。
A2
私が真綾さんで一番印象に残っているのは、『WE ARE KAZEYOMI!』のDVDで『プラリネ』を歌っている姿です。 当時はアルバムだけを買うタイプでしたので、『プラリネ』の映像を見たときに、「この曲知らないけどめっちゃ良い!!」となりました。調べてみると『雨が降る』のカップリング曲とのことで、以降はシングルもきっちり買っています。 ちなみに、このDVDが切っ掛けでライブに行くようになりました!

SAURI さん

A1
最近の記憶ですが、「言葉にできない」の「後ろ姿見つめないで私も振り返らずに行くから」が慣らし保育に娘を預け去る自分に当てはまりすぎて笑ってしまいました。離れていてもありったけの愛、風にのせて。
A2
3.11の震災の時最小限の機材でツアーを続けると決断、実行された姿。 一生ついていきます。

ちゃんひろ さん

A1
「un_mute」イントロのコーラスはミッションスクールでの礼拝の時に聴いていたパイプオルガンの音色を思い出します。
A2
『ツバサ TOKYO REVELATIONS』で『さいごの果実』を聴いた時、なんて作品への没入感が高まる曲だろうとクレジットを見たら、作詞も真綾さんだったことに驚きました。この歌を生で聴きたいと強く思い、それから真綾さんのファンです。きっかけはやはり印象強いです。

の。 さん

A1
「鏡の中で」まさに富田節炸裂といったメロディで、ライブホールでの富田さんのライブに真綾さんゲストで出演した時、運良く最前列で聴けたことを思い出しました。
A2
初めての真綾さんライブ タナボタ3でペンライト振ってた人に「男なら拳で!」と煽ったり、「ライブなんて楽しんだもん勝ち」といったMCがいまだに憶えています。

ゆず さん

A1
「一度きりでいい」学生の時資格取得の為、学校の時間から夜寝るまでの殆の時間を勉強に費やしていました。あんなに本気で勉強した事は無かったですね。来世でもとか思えないくらい。一度きりだから頑張れたと思います。
A2
『Anything you wanna be』何と言ってもサビのベイビー×3は今迄の真綾ちゃんの歌詞からは想像も出来ないフレーズ。とてもキャッチーで耳に残るし曲調が何だか懐かしさがありエモい!

スナップる さん

A1
よりインナー スペースというか少しダークサイドな展開もあり、歌詞と過去の体験を結びつける余裕がないくらい全曲、旋律や歌声、歌詞が素敵でした。回答にならずごめんなさい(汗)。
A2
カゼヨミから15~25周年、昨年のライブに至るまで、自分自身とお客さん一人ひとりに向き合って歌い話す真摯な姿勢。

まーたか。さん

A1
M-9:「Anything you wanna be」を聴いて、曲調になんとなく'80sっぽさを感じ、テレビっ子だった幼少期のことをふと思い出した。(見ていた番組や当時好きになった曲など)
A2
Negiccoさん13th記念ライブの時、終演後のロビーで真綾さんに遭遇したこと。『私へ』聴いたすぐ後だったし、思いがけずでびっくり。

ナチ さん

A1
「ないものねだり」。子どもの頃、漫画家になるのが夢だった。だけど才能がなく諦めた。一方、中学の時、同じ夢を持った友だちがいた。才能もあり本当に上手で、イラストの仕事を受けてもいた。その後、連絡を取り合わなくなってしまい、彼女の活躍も見なくなった。その才能が羨ましかっただけに、どうしてるのか、ふと思い出すことがあるのを思い出した。
A2
約23年前。夢にまで見た真綾さんのライブに初参加した日の感動は今も忘れることはありません。始まりが待ちきれない気持ちと、終わってほしくない気持ち。真綾さんが目の前で歌う姿は感動以上のものでした。