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奇妙礼太郎 6th Album 「1976」

2026年4月22日(水)発売
初の日本武道館公演と同タイトルで、今年で50歳の節目を迎える奇妙礼太郎にとって6作目となるスタジオアルバム。
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VICL-66150 / ¥3,520(税込)
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こんにちは
新しいアルバムが出ます、その名も「1976」。
たぶん50年かけて作りました。
愛してやってください。
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- 収録曲
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オー・シャンゼリゼ
元気でやってるか(塩分チャージCMタイアップソング)
愛がすべてのこと(TBSドラマストリーム『終のひと』主題歌)
愛の讃歌
silvers
Budda Beat Clubへようこそ
Blue so much
窓の外
1976
いとしのエリー
陽炎
わたしの歌
- 「オー・シャンゼリゼ」先行配信中
- STREAMING & DOWNLOAD
- チェーン別オリジナル特典
- 詳細はこちら
奇妙礼太郎とは何者?
50歳を迎える2026年に初の武道館単独公演を控える奇妙礼太郎の、解体新書ともいうべきインタビュー企画。
4名のアーティストを迎えてお送りします。
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曽我部恵一
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- コラム
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奇妙礼太郎が最初に注目を浴びたのは2001年に活動をスタートさせたアニメーションズのボーカルとしてだった。ライブを見た曽我部恵一が声をかけ、曽我部主宰のレーベル「ROSE RECORDS」のコンピレーションアルバム「私たちの音楽 vol.1」に参加したのち、同レーベルからファーストアルバム「THE ANIMATIONS」をリリース。以降、約20年の付き合いになるが、さまざまなライブ現場で一番会う存在のようだ。
「会うと20年来の雑談をしていますね(笑)。奇妙くんは出会った時と全く変わらない。ずっと『ここで30分歌ってください』って言われたら特に何も考えずに歌う人という気がします。人を感動させようとか世の中をどうこうしようっていう気持ちが全くなくて、歌えているだけで良いというか。ミュージシャンって本来はそういう商売なのでそれが正しいんだけど、みんな見え方とかやり方を考えてしまうところがある。奇妙くんはその先を行ってる感じがします。ちゃんと芸人ですよね」
曽我部恵一が奇妙礼太郎を発掘したとも言われている。奇妙礼太郎が初の武道館公演「1976」を7月3日に行うことに対して、「だいぶ時間がかかっちゃった」と口にした。
「20年以上前にアニメーションズのライブを見て、『一緒に作品を作ろうよ』って言った時から、余裕で武道館でライブができると思ってたのでだいぶかかっちゃったなって思います。当時から奇妙くんの才能は何も変わらないですし、僕のレーベルから出したアニメーションズのアルバムは全然売れなかったけど、もっと売れるはずだったと思います。奇妙くんはずっと巨大な才能を持ったシンガー。これから何度も武道館でライブをやったらいいと思いますし、もっといろんな人に聴かれるべき人だと思います」 - Q&A
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奇妙礼太郎との出会いは?
僕がDJか何かで梅田のRAINDOGS に行った時、アニメーションズが出ていてライブを見たのが最初です。シンプルなロックンロールでガツンとやられました。おそらく2004年だったと思うんですが、ゼロ年代の新たな音楽の芽生えがあった時期なのに昔ながらの音楽をやっていて「これで良いんだ」という感じがとてもかっこよかった。バンドの連絡先を聞いて連絡して「ROSE RECORDSから作品を出しませんか?」という話をしました。アニメーションズのメンバーはそれなりに屈折してて面白いことを言う関西の兄ちゃんたちみたいな印象でしたね。奇妙くんはライブではハンドマイクだったのでギターを弾くイメージがなかったんですが、実際はギターがすごく上手くて驚きました。
奇妙礼太郎の印象的な出来事は?
僕もライブをたくさんやっている方ですが、奇妙くんは僕の倍くらいやってる印象があって、いろんなところで会います。僕が一番好きなのが、高校の卒業式の帰りに駅のホームで卒業アルバムを捨てた話。「学校嫌だったの?」って聞いたら、「何も感じなくてただ捨てた」って言ってて「この人ヤバい人だな」って思ってさらに好きになりました(笑)。卒業アルバムや卒業式を題材に曲を作る人はいて「ここに感動がありますよ」って歌ってるわけだけど、そういうことを信用してなくて、もっとすごいところにいる人なんだなと思いました。
奇妙礼太郎の一番真似できないと思うところは?
すべて真似できません。これは僕の勝手な印象ですが、アーティストとしての自分や何かを表現する人間としての自分をあまり信じていない気がするんです。自分の歌によって世の中をどうこうしようっていう気持ちが全くなくて、別に歌えているだけでいいというか。僕としては、ライブってやり過ぎると自分も消耗してしまうし、消費されてしまうし、あまり良くないように思ったりもするんです。なので、「この月は東京のライブが多いから少しセーブして地方のライブをやろうかな」って考えたりするんですが、奇妙くんは条件さえあれば何本でもやる気が勝手にしています。そういう商売なのでそれが正しいんだけど、アーティストやシンガーやミュージシャンはそこに至る前に見え方とかやり方を考えてうだうだしてしまう。奇妙くんはその先をポーンって行ってる感じがします。芸術とか才能とか表現とか真実もあまり信じてないのかもしれない。「別に歌えてたらええやん」みたいなところがどこかにある感じがする。そういうところが一番良いなって思います。
奇妙礼太郎というアーティストの魅力を一言で表すと?
声。親に感謝しなきゃいけない声を持ってるっていうことに尽きるんじゃないかな。本人も誰の曲であろうが自分の声で歌えば自分の曲になるってわかってるだろうし、あの声は代えがたいですよね。それもあって、何でも歌うしどこでも歌うよっていう人なのかもしれない。そういう人は実はあまりいないですよね。
奇妙礼太郎の一番好きな曲は?
アニメーションズの曲はどれも好きですが、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の「機嫌なおしておくれよ」も好きでたまにレコードをかけてます。跳ねたリズムのポップスですが、あの辺から世間が奇妙くんに注目し始めましたよね。奇妙くんのスタイルができていくきっかけになった曲だと思います。
最新アルバム「1976」を聴いて、特に印象に残っていることは?
渋くならずにいつもフレッシュで若々しい。これまでの経験や積み上げてきたものがぜい肉みたいになって蓄積していかない感じがする。パッと歌った瞬間に初めて歌ったような表現ができる人。
奇妙礼太郎の今後に期待することは?
僕は日記みたいに日々小さい曲をたくさん出すような人だけど、奇妙くんは誰でも知ってる曲をたくさんの人の前で歌う人だと思っているので、スタンダードになるような曲を10年に1曲ぐらい出してもらえたら嬉しいですね。「上を向いて歩こう」みたいなみんなが知ってる曲を作ってほしいです。
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ぺぺ安田
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- コラム
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2008年に大阪で結成し、奇妙礼太郎の名を一躍広めた奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のリーダー兼ベースのペペ安田。奇妙礼太郎のライブを初めて観た時の印象を「歌が上手い下手の次元ではなく、とにかく魅力的に聴こえた」と語る。約8年間バンドを共にし、現在も交流が続く間柄だが、奇妙礼太郎の歌は変容し続けているという。
「トラベルスイング楽団の時の奇妙くんの歌はアニメーションズの時の歌とも違うし今の歌とも違いました。環境や一緒にやるミュージシャンによってどんどん歌が変わっていくのはすごい才能だと思います。おそらく、その都度誰かしら気になるボーカリストがいるような気がするんですよね。例えば英語の曲をカバーした時、『そんな発音できんねや』って驚かされることがあります。多分奇妙くんはずば抜けて耳が良くて、他の人の歌の特徴を巧みに捉えることができるし、しかもカバー曲がオリジナル曲にも聴こえるのが不思議。昔、ハッチさん(ハッチハッチェル)が奇妙くんのライブを見て『奇妙くんはオリジナルを歌ってる方がいいね』って言ったら『君といつまでも』のカバーだったことがありました(笑)。それも才能ですよね」
多くのアーティストと音を鳴らし続けたことで、その才能が磨かれていったのではないかと分析。
「演奏者が変わると奇妙くんの歌はどんどん変わっていく。最新アルバムの『1976』には『オー・シャンゼリゼ』と『愛の讃歌』のカバーが収められていますが、トラベルスイング楽団の時と歌が全然違うんですよね。演奏者の呼吸に乗っかれる奇妙くんはとんでもないなと思いました」
歌は変わっていくけど芯はずっと変わらない。それが奇妙礼太郎の一番の魅力だと言い切る。
「急にミシンを買ってきたり、サックスを買ったのに一度もふかなかったり、自転車を何台も買ったり、表面上のブレはいろいろあっても、芯がぶれてる奇妙くんは見たことがない。そのまま芯が変わらなければどんな境遇でも奇妙くんはずっと楽しくやれる気がします」 - Q&A
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奇妙礼太郎との出会いは?
アニメーションズをやってた時の奇妙くんではあるのですが具体的に覚えてないんですよね。Love sofaっていう大阪のクラブでやってたSundayカミデさんのイベントでアニメーションズを見たことは覚えてるんですが、それが最初の出会いだったかはわからないです。めちゃくちゃ狭い箱なのにアニメーションズはギター3人とベースとドラムっていう編成だったので「どんなバンドやねん!」と思いました。奇妙くんに対しては序盤から「やりたことをやりたいタイプなんやろな」って思ってたとは思います。
奇妙礼太郎の印象な出来事は?
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のアルバム「KING OF MUSIC」の制作すべて。奇妙くんが12月にいきなり「4月にワンマンやるって決めたから1月中にアルバムを作る」って言い出して、約1カ月で10曲レコーディングしたんです。週7で奇妙くんと会って、ひたすら曲をどうするかっていうやりとりをしてたんですが、めっちゃ楽しかったですね。奇妙くんがボーカル録りをする時、僕は別のバンドのリハに行って3時間後に戻ったんです。奇妙くんが「全部録れた」っていうから聴いてみたら、3~4曲が全く聴いたことのメロディーと歌詞が乗った曲になっていて「最高!」って伝えました(笑)。3時間でそんなことできないと思うので、事前に家で考えてたのかもしれないですね。
奇妙礼太郎の一番真似できないと思うところは?
真似できるところがどこにもないです。
奇妙礼太郎というアーティストの魅力を一言で表すと?
変わらない芯。それがあれば他のことはもう何でもいい気がします。先輩のことを敬うし、時間にルーズなわけじゃないし、まともなところはたくさんあるけど、結局まともじゃない。急にミシンを買ってきたり、サックスを買ってきたのに一度も吹かなかったり、自転車を何台も買ったり、表面上のブレはいろいろあっても、芯がぶれてる奇妙くんは見たことがない。ずっと芯がぶれないから今も昔も変わらないのかなと思います。トラベルスイング楽団で初めて作った物販は自撮りの名刺だったんです。いろいろ悩んだり考えてはいるんだろうけど、最終的には自分の味方が確実に自分っていうタイプだと思います。自分のことを信じられてるんでしょうね。素晴らしいですよね。それに、仲間も増えていくし、助けてくれる人が絶対に現れるタイプなのかなと。それも今後変わらない気がします。
奇妙礼太郎の一番好きな曲は?
「KING OF MUSIC」に入っている「シーサイド・バウンド」。3時間後に戻ったら違う曲になっていた曲のうちの1曲です。
最新アルバム「1976」を聴いて印象に残っていることは?
これこそが奇妙くんという空気感と演奏者の方の呼吸が素敵すぎます。奇妙くんの芯は変わらないんだけど、奇妙くんは演奏者と同じ呼吸をするので、トラベルスイング楽団の時の奇妙くんとは違う奇妙くんになってる。「オー・シャンゼリゼ」や「愛の讃歌」のカバーはトラベルスイング楽団でもやってましたけど、伴奏が違うから全然違う曲になってるんですよね。演奏者の呼吸に乗っかれる奇妙くんはとんでもないなと思いました。
奇妙礼太郎の今後に期待することは?
変わらない芯。芯が変わらなければどんな境遇でも多分楽しくやれる気がします。トラべルスイング楽団をやってる時、どこかで音楽をやっていくっていう覚悟を決めたタイミングがあると思うんですよね。これからくじけることもあるかもしれませんが、ここまで大きくなっていったのは奇妙くんの実力ですし、芯が変わらなければ大丈夫なんじゃないかなと思ってます。
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奇妙礼太郎
日本武道館 単独公演 “1976”
2026年7月3日(金)open 17:30 / start 18:30
日本武道館
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- 出演者
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奇妙礼太郎(Vo/Gt)
中込陽大(Pf/Band Master)
Keity(Ba)
CHIE HORIGUCHI(Gt)
松浦大樹(Dr)
宇野嘉紘(Tp)
高橋勝利(Tb)
沼尾木綿香(Sax)
谷崎舞(Vln)
吉良都(Vc)
秀岡悠汰(Vla)
- ゲスト
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有山じゅんじ
内田勘太郎
木村充揮
Sundayカミデ
ヒコロヒー
and more…
- チケット
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<通常> ¥8,800
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