吉永 小百合
第二楽章 長崎から
1999.07.23
アルバム / VICL-60398
¥3,080(税込)
Victor
「原爆のことを、母から娘へ、私達から次の世代へ伝えて行きたい…」
朗読される「詩」は全て女性によるもの。被爆した時に少女の目に映ったもの、感じたものが、吉永小百合の朗読によって語り継がれていく。「第二楽章(広島)」に続き、第二の原爆投下となった「長崎」を舞台にして作られたアルバム。
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01
詩:母を恋うる歌 Haha o Kouru Uta
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02
詩:帰り来ぬ夏の思い Kaeri kinu Natsu no Omoi
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03
詩:「娘よ、ここが長崎です」より つばきの木のある家で Musume yo Kokoga Nagasaki desu yori Tsubaki no Ki no aru Ie de
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04
詩:「娘よ、ここが長崎です」より その日、浦上は Musume yo kokoga Nagasaki desu yori Sonohi Uragami ha
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05
詩:「娘よ、ここが長崎です」より アンゼラスの鐘は残った Musume yo kokoga Nagasaki desu yori Angelus no Kane ha nokotta
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06
詩:「娘よ、ここが長崎です」より 娘よ、ここが長崎です Musume yo kokoga Nagasaki desu yoriMusume yo koko ga Nagasaki desu
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07
詩:あの雲消して Ano Kumo keshite
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08
歌:花こそは心のいこい
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09
詩:「娘よ、ここが長崎です」より つばきの木のある家で Musume yo Kokoga Nagasaki desu yori Tsubaki no Ki no aru Ie de
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10
詩:「娘よ、ここが長崎です」より その日、浦上は Musume yo kokoga Nagasaki desu yori Sonohi Uragami ha
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11
詩:「娘よ、ここが長崎です」より アンゼラスの鐘は残った Musume yo kokoga Nagasaki desu yori Angelus no Kane ha nokotta
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12
詩:「娘よ、ここが長崎です」より 娘よ、ここが長崎です
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13
歌:花こそは心のいこい(Instrumental)
【音楽】
音楽:大島ミチル<br>
演奏:篠崎グループ(ストリングス)、小形眞子(ピアノ)、苅田雅治(チェロ)、朝川朋之(ハープ)
【オリジナル発売日】
1999年7月23日
【アルバム発売時のフライヤーより】
原爆詩を次の世代に向けて読み続けることが吉永小百合さんのライフワークになって久しい。女優として、と言うより女優であるひとりの人間として、それを続けている。だから派手がましい扱いや脚光を浴びることを好まない。いわば“陰のライフワーク”である。広島(第二楽章)に続いて、長崎の原爆詩による「第二楽章 長崎から」が出来上がった。全ての作品が女性によるもの、そして被爆当時は少女だった者の視点から原爆が語られている。声高に叫ぶのではなく、むしろ物静かにわが身の回りに起きたこと語っている。それがかえって、原爆(核兵器)、戦争の恐ろしさ、むごたらしさを切々と訴えてくる。世界中のできるだけ多くの人、なかでも次の世紀を生きる人たちに耳を傾けてほしい声である。(筑紫哲也)