村治 佳織
KAORI MURAJI
シンフォニア

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01
ソナタ K.380 / L.23(D.スカルラッティ/バルエコ編) SONATA K.380 / L.23
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02
ソナタ K.391 / L.79(D.スカルラッティ/リマ編) SONATA K.391 / L.79
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03
ソナタ K.146 / L.349(D.スカルラッティ/ブローウェル編) SONATA K.146 / L.349
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04
メヌエット BWV Anh.114(J.S.バッハ/編曲:村治佳織) MENUET BWV Anh.114
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05
メヌエット BWV Anh.115(J.S.バッハ/村治佳織編) MENUET BWV Anh.115
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06
シンフォニア~カンタータ第156番 BWV.156より(J.S.バッハ/村治佳織 編) Sinfonia from kantate No.156 BWV.156
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07
ソナタ K.1 / L.366(D.スカルラッティ/ブローウェル編) SONATA K.1 / L.366
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08
ソナタ“田園”K.9 / L.413(D.スカルラッティ/プジョール 編) Sonata K.9 / L.413
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09
ソナタ K.11 / L.352(D.スカルラッティ/セゴヴィア編) SONATA K.11 / L.352
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10
ソナタ K.262 / L.446(D.スカルラッティ/アンディア編) SONATA K.262 / L.446
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11
第1楽章 アダージョ(ヘンデル/福田進一編:ソナタ OP.1-15) 1st mov. Adagio
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12
第2楽章 アレグロ(ソナタ OP.1-15(ヘンデル~福田進一編)) 2nd mov. Allegro
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13
第3楽章 ラルゴ(ヘンデル/福田進一編:ソナタ OP.1-15) 3rd mov. Largo
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14
第4楽章 アレグロ(ヘンデル/福田進一編:ソナタ OP.1-15) 4th mov. Allegro
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15
マーチ BWV Anh.122(Ph.E.バッハ/村治佳織編) MARCHE BWV Anh.122
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16
ポロネーズ BWV Anh.125(Ph.E.バッハ/村治佳織編) POLONAISE BWV Anh.125
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17
マーチ BWV Anh.124(Ph.E.バッハ/村治佳織編) MARCHE BWV Anh.124
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18
ミュゼット ニ長調 BWV Anh.126(J.S.バッハ/村治佳織編) MUSETTE BWV Anh.126
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19
オンブラ・マイ・フ(ヘンデル/村治佳織編) OMBRA MAI FU from Opera"Xerxes"
村治佳織(ギター)
Recorded in March, 1996
at Music Hall in Chichibu Myuzu Park
Producer and Director :Tomoo Nojima
Engineer :Yasuhisa Takashima
Special thanks to Shin-ichi Fukuda
デビュー盤「エスプレッシーヴォ」(VICC-132)は技巧と15歳の初々しさを、第2作「グリーンスリーヴズ」(VICC-159)ではシェークスピア時代の庶民の素朴な喜びをテーマにしましが、今回のアルバム第3弾「シンフォニア」はバッハ、ヘンデルなど、大作曲家の格調高く威厳に満ちた作品を取り上げています。これらの曲は50~60代の巨匠達が演奏すると形式や格調高さに重きを置くため、時として堅苦しさや気難しさを伴うようですが、村治佳織はバロック時代の奏法や格調はそのままにしながら、堅苦しさは微塵もなく、彼女の音楽の醸し出す独特の明るさ、楽しさ、そして優雅さがみなぎっており、彼女の演奏によって、バッハやヘンデルがより身近なものになったといっても良いと思います。
収録曲の全てがギターのオリジナル曲ではなく、大半が鍵盤楽器(チェンバロ)のために作曲されたものです。今回のレコーディングに当たって、村治佳織の強い希望により(演奏したい曲に楽譜やよい編曲が無かったため)、曲目の大半は彼女自身の編曲によって行なわれました。