PROFILE プロフィール

L to R
Tony Newton / トニー・ニュートン - bass
K.K. Downing / K.K.ダウニング – guitar
Ripper Owens / リッパー・オーウェンズ - vocals
A.J. Mills / A.J.ミルズ – guitar
Sean Elg / ショーン・エルグ - drums

1970年、K.K.ダウニング(g)とイアン・ヒル(b)、ジョン・エリス(ds)の3人でFREIGHTをバーミンガムで結成。その後、元祖JUDAS PRIESTのシンガーであったアル・アトキンスが加入し、解散状態にあった元祖JUDAS PRIESTの名前を引き継ぐ形で、JUDAS PRIESTが結成される。73年にアトキンスとエリスの後任としてHIROSHIMAのロブ・ハルフォード(vo)とジョン・ヒンチ(ds)が加入し、Gull Recordsと契約を結ぶ。74年、Gullの提案でグレン・ティプトン(g)を迎え入れ、ダウニングとティプトンによるメタル界を代表するツイン・ギター・コンビが完成。デビュー・アルバム『ROCKA ROLLA』を74年に発表した。
その後、『SADS WINGS OF DESTINY』(76年)、79年の2度目の来日公演が収められた『UNLEASHED IN THE EAST』(79年)、『BRITISH STEEL』(80年)、『SCREAMING FOR VENGEANCE』(82年)、『DEFENDERS OF THE FAITH』(84年)、『PAINKILLER』(90年)と、メタル史にその名を残す名盤をリリース。名実ともにメタル・ゴッズとなる。
1991年にハルフォードが脱退。96年に、JUDAS PRIESTのトリビュート・バンドBRITISH STEELのシンガーでもあったアメリカ人のティム・“リッパー”・オーウェンズが後任として加入。翌97年に『JUGULATOR』を発表する。同じラインナップで2001年に『DEMOLITION』をリリース。
2003年にハルフォードの復帰と共に、オーウェンズはJUDAS PRIESTと友好的に袂を分かち、その後ICED EARTHに加入する。JUDAS PRIESTは2004年にBLACK SABBATHとのコ・ヘッドラインでOZZFESTのツアーに参加。2005年に『ANGEL OF RETRIBUTION』を発表。そして、2010年、その前年にリリースした『A TOUCH OF EVIL: LIVE』からの「DISSIDENT AGGRESSOR」で、初めてグラミー賞メタル・パフォーマンスを受賞。
2010年12月7日、2012年まで続くEpitaph Tourがバンドにとってフェアウェル・ツアーとなることが発表される。そんな中、2011年4月20日にダウニングが脱退するという衝撃的アナウンスがなされた。他メンバーならびにマネジメントとの意見の相違や関係性の破綻が理由であるとダウニングは述べている。その後、ダウニングのバンドへの発言に端を発して、関係性が良化することはなかった。
JUDAS PRIESTを脱退したダウニングは、2012年から自宅敷地を使ってゴルフコースとホテルを運営していたが、2017年に破産申請。翌年には、JUDAS PRIESTでの自身が関与した136曲の著作権や、初期のレコーディングでも使用した年代物のギターを売却するなどで話題を集めた。
そんな中、2019年に英・Bloodstock Open AirでのROSS THE BOSSのステージにダウニングが飛び入りし、JUDAS PRIESTの曲をプレイ。また同年11月にはオーウェンズ、元JUDAS PRIESTのレス・ビンクス(ds)、当時MEGADETHのデイヴィッド・エレフソン(b)、HOSTILEのA.J.ミルズ(g)と特別公演を行ったりするなど、ダウニングはミュージシャンとしての活動を再開し始める。
そしてダウニングは、その特別公演を行なったメンバーからオーウェンズ、ビンクス、ミルズ、そして元VOODOO SIXのトニー・ニュートンと共に、2020年にKK’S PRIESTを結成。ビンクスが腕の負傷で参加が叶わなくなったため、CAGEのショーン・エルグ(ds)をリクルート。2021年に『SERMONS OF THE SINNER』でデビューを果たす。
2022年11月、JUDAS PRIESTが「ロックの殿堂」入りを果たす。ダウニングも受賞メンバーとして米・ロサンジェルスにて開催された式典に出席。長らく疎遠となっていたJUDAS PRIESTのメンバーと久々の再会を果たした。

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