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毎回、彼の全国各地での旅のエピソードをお送りします。 |  |
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”まだいっぱい残ってますね”佐世保港の軍艦のことである。11回目を迎えた佐世保sun set live に前日入りしたPONTA BOXならぬ仙波BOXの皆さん即ち
仙波清彦(perc)
村上ポンタ秀一(ds)
メッケン(b)
村田陽一(tb)
佐山雅弘(keyb)
青柳誠、須田(京都ragオーナー)、と国分弘子持参の携帯麻雀(チャチイマグネット)で勝負。なんと一発目ド初心者の国分が満貫あがり皆びっくり!
この港の見える丘でやるのは今年で最後の由。残念。初回から縁深くさせてもらってるが、山下光チームいい感じだけにうまく続けて欲しいものである。
東京に戻る仲間と別れてひとりフェリーに乗って瀬木貴将とのduo concertに五島列島へとは渡る。去年に続き二度目の若松コミュニティセンターだがこのテの演し物が二回続けて呼ばれるのは珍しい。狭い町だし、次はなんか違うもの、と思うのが人情だろうに有り難いことである。
入江氏(同い年、昭和歌謡、フォーク、駄洒落の通じる相手は喜ばしい)、荒木氏(フォルクローレファン、飲み席で瀬木を質問攻め)、青山氏(衝動買いのquena+zampona 所持するも宝の持ち腐れ)、という役場系スタッフと長崎から駆け付けた田島氏のPAで気分よく出来。
翌日は一年振りに八人のりの軽飛行機だと楽しみにしていたのに風で欠航。すると大変なんですね、フェリーで長崎、特急で福岡とサンポーニャなど大荷物とともにasian art hallに辿り着く。
ここんとこ美術館づいてるが、今日のホールは美術館の中にある音楽用(とも限らないらしいが)小ホール。
今日明日は瀬木貴将の長年の友人、大野さんの主催だがこの人は机一つでスタートし、この十年で一部上場まで果たした旅行会社 h.i.s.の取締役で、公共美術館としては私企業に貸せないとのこととて、h.i.s.音楽振興会なるものを急遽たちあげ、関係各位に瀬木の音を聞かせまくって説得し、コンサート実現にこぎつけた由。実行力のある人は違うもんだ。
北九州の福本女史が訪ねてくれ以前瀬木経由で頼んでいた飯塚でのsolo concert行う運び、うまくすれば隣町でもできそうとの news。 嬉。
コンサート佳境のサンポーニャのみの聞かせ所で「ただいまの時間をもちまして......」と閉館のアナウンス!あるんだよね、こういうの、またタイミングが絶妙なのね、こういう事件ってば。より集中して吹き切った瀬木に拍手。
明くる長崎hotel ship victoriaの部屋良。港に停泊する船の一等客室。なんとも情緒ふかいではないか。ワイドテレビにi-book 繋いで 『matrix』など観て優雅に過ごす。博多 "player"の面々に教わったvo+guitarist デメさんを聴きに"ル.クレール"へ。いや確かにうまくて、いい声。レパートリィもオレ好み。五島のPAやってくれた田島氏が本番も応援にきてくれて大いにmotivationがあがったのだが、夜の遊びの部もつきあってくれ、なんとbassistだったことよ。
特別に長くやっていただいた1st set (勿論乱入)を終えたところで辞去。今月いっぱいで半分の広さの所へ移転するという "goody goody"へ。素敵で広くて楽器が常設でジャズライブが毎日という長崎唯一の店なだけに惜しいけれど、ちょいと手狭でジャズがかかっていて時々ライブがある......位のほうが良いのかも知れぬ。一月のM's(マサちゃんズ)九州ツアーの中に引っ越し祝いライブを組み込むことを約して三時。皆と別れてふらふらできる街であるのは喜ばし。きしめんいただいて帰路。
紀州麺からの転とは初耳。
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