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本日の一枚ソラノスフィア
2009年04月29日リリース
収録曲
- 01 Haleakala
- 02 Monday, Tuesday
- 03 鏡の国
- 04 ターミナル
- 05 印象
- 06 mizu
- 07 ノルブリンカ
- 08 Orient Line
- 09 Lhasa
- 10 At Eden
- 11 The Tree of Life
- 12 Wings of Blue
- 13 太陽の塔
1
「ソラノスフィア」って、ある日突然思いついた言葉です。すこしラテン語みたいな響きがして気に入りました。
「エデン」がパーソナルな限られたスペースから世界を眺めて作ったようなアルバムだったのに対して、こちらはオープンスペース。リスナーのみなさんにも自由に出入りしてもらえるようなアルバムになった気がしています。ミュージシャンはいつものみんなの他に、ドラムの椎野恭一さん、ベースのトッキーことTOKIEさん、フリューゲルホーンの木幡光邦さんと、ASA-CHANGにもパーカッションで参加してもらっています。柚楽弥衣ちゃん、ROCKY CHACKのふたりの コーラス、二胡のジャーさんの演奏も聴きどころだと思います。
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2
バイオリンのマー君こと藤堂昌彦君もこのアルバムから、じぶんの名前を冠したストリングスで参加してくれるようになりました。
2007年、ZEPP TOKYOで徳澤青弦さんカルテットと一緒にライブ「The Sweetest Winter」をおこなったのですが、その時セカンドバイオリンで来てくれたマー君にはじめて出会ってひと耳惚れして、今に至ります笑。今ではとても頼りにしています。(ちなみにそのライブ、アンコールでミナクマリちゃんが登場してくれて「Aquerium on the Moon」を一緒に演奏しました!)「mizu」と「at Eden」は徳澤青弦さんカルテット。「Orient Line」は桑野聖さんストリングスです。
当時のコメントと1曲ごとの解説がこちらに載っていますので、よかったら見てくださいー。3
「生きる目的」なんて大げさなことが書いてあります(照。
その頃、大きな心境の変化があったのでした。それまでにも目からウロコが落ちるようなことがたくさんあったし、これから先も落ち続けるんだろうな、とは思いますが、その頃(正確には2006年)の落ちて行くウロコ感は衝撃でした。音楽の神様からは「遅いよ」と思われてると思いますが、不思議なシンクロニシティがいくつかあって、やっと気づいたんですね。どんなことがあっても、この身に何が起きても、誰も何も私から音楽を奪えない!ということに、、。一文無しになっても、音楽だけは私の中にある!ということに、、。
ある朝、顔を洗っているとき突然に。洗面台の鏡でじぶんの顔を見ながら、なんて恵まれた人生なの?!と感動に震えました。 -
4
今このコメントを書くために全曲聞き直していますが、じぶんではそういう気持ちが歌に表れてるなーと思います。
エンジニアは松林正志さん、マスタリングはTed Jensenさんです。テッドさんとお会いするのも3度目だったので、私とホガリくんにもだいぶ余裕がありました(笑。ゆかこちゃんとホガリくんと3人、この時もニューヨークを大満喫。ブルックリン橋を歩いたり、船に乗って自由の女神の近くまで行ったり。
ジャケットはオレンジカラー映像チームとのコラボです。撮影スタジオの壁と紗幕に、ライブで使っている映像を投影してもらいました。CGではありません。
この時のデザイナー、山田さんと、カメラマンの加藤アラタさんも、とても情熱を持って取り組んでくださいました。5
このアルバム自体も、かかわってくださった方たちみなさんの素晴らしいエネルギーに満たされた、とても恵まれた1枚となりました。
2009年のソラノスフィア・ツアー、東京JCBホールでのライブを収録したDVDも、じつはコチラで販売しています。
ホガリくん、堀越さん、マー君、渡辺等さん、ASA-CHANG、それから柚楽弥衣ちゃんも出てきます!ぜひぜひ見てくださいネーー*