PRESS RELEASE

プレスリリース

2001年10月4日

DVDオーディオソフト発売へ

─ 第1弾を12月19日に3作、第2弾を02年1月23日に3作

ビクターエンタテインメント株式会社(本社/港区北青山)は、DVDオーディオについて、かねてより高音質・マルチチャンネルといった秀でた表現力を備えた新世代の有望な音楽メディアとして注目し、優れた著作権保護機能をも備えていることを高く評価しておりました。

弊社は此の度、多様化するユーザーの音楽嗜好を考慮し、ハイスペックな音質と機能を背景にして新しい音楽の楽しみ方や魅力を提供するためにDVDオーディオの特長を活かしたソフトを本年末から来年にかけて発売することを決定しました。

今回発売するソフトの内容としては、現時点で予想される購買層を想定してクラシックやジャズを中心にDVDオーディオならではの話題作計6作品を編成しました。
今後の発売に関しては、DVDオーディオ全般の市場動向やユーザーの反響、ハードの普及などをふまえ順次決定していく予定です。

■2002/12/19発売予定

川畠成道
アヴェ・マリア
<仕様予定> 96KHz 24bit 5.0chサラウンド
村治佳織
アランフェス協奏曲
<仕様予定> 96KHz 24bit 5.0ch/5.1chサラウンド
芸能山城組
Symphonic Suite AKIRA
<仕様予定> 96KHz 24bit 5.1chサラウンド

■2002/1/23発売予定

アート・ペッパー
ミート・ザ・リズム・セクション
<仕様予定> 192KHz 24bit2ch
(ステレオ/モノラル)
ソニー・ロリンズ
ウェイ・アウト・ウエスト
<仕様予定> 192KHz 24bit2ch
(ステレオ/モノラル)
鬼太鼓座
怒涛万里
<仕様予定> 96KHz 24bit5.1chサラウンド

※いずれも予価3,700円(税別)

【DVDマスタリング〜FLAIR MASTERING WORKS〜】
此の度の6作品については、いずれもビクタースタジオのクリエイティブ・エンジニア集団”FLAIR/フレアー”のマスタリングによるものです。FLAIRでは、次世代の高音質・高画質化の実現を目指し、ビクタースタジオの協力開発による日本ビクターの<K2>技術をベースにしたハイスペックな設備を完備するとともに、クリエイティブなマンパワーを基軸にしたDVDオーディオ及びDVDビデオにおける[マスタリング→オーサリング→カッティング]という行程の基準を業界として初めて標準化しました。

【FLAIR/MASTERING WORKS】について
FLAIR/フレアー( FLAIR )とはビクタースタジオが2000年12月から立ち上げたマスタリング・ブランド。直感、閃き感性、第六感といった意味をもつFLAIRは、音楽制作の現場におけるデジタル化やシステムの変化に伴い”マスタリング”の重要性が大きくなってきた中で、単に技術環境や技術者を提供するという概念を打破。クリエイトの基本は「人」であるという発想をもとに5人のエンジニアをフィーチャー。各人の個性や背景に応じた独自のスタジオを完備するというシステムを確立し業界に新風を巻き起こしている。

マスタリングとは
レコーディング後、トラックダウン(2ch)された音源に、イコライザーやコンプレッサー等のエフェクターを使用し、音作り・レベル調整を行なう作業。アナログ時代のテープから盤へと器が変わる事への音質補正が元々の発祥。当時はカッティングエンジニアが担当していた。CDの時代になり音質補正という意味合いは薄れ、音作りよりは積極的な音楽創りの場として認識されている。


以上

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