PRESS RELEASE

プレスリリース

2011年8月30日

ビクターエンタテインメントとグローリーの2社は
ハイレゾリューションオーディオシステムと会話保護装置を組み合わせた
世界初の空間音響サービスを共同で展開

ビクターエンタテインメント株式会社(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:斉藤 正明/以下;VE)と通貨処理機メーカーのグローリー株式会社(所在地:兵庫県姫路市/代表取締役社長:尾上広和/以下;グローリー)は、VEのハイレゾリューションオーディオシステム「Nature Sound Mist」※1と、グローリーの会話保護システム「ボイスガード」※2を組み合わせた新たな快適(自然音源+会話保護)空間システムを開発致しました。両社はこの新システムにより従来にない快適空間提供事業を2011年9月1日より共同で展開してまいります。

 グローリーは、秘匿性の高い会話内容を、周囲の第三者が聞き取りにくくする会話プライバシー保護技術「ボイスガード<QG-11>」を開発。薬局や銀行、証券会社等での設置展開を計画。一方、VEは、エンタテインメント・ラボにて高周波の自然音によって人々が心身ともにリラックス且つリフレッシュ出来る空間を提供する新システム、ハイレゾリューションオーディオシステム「Nature Sound Mist」を使い、カウンセリングルームや商業空間を中心に事業を展開します。

 今回の共同展開する事業は、両社のシステムと技術を使い、会話プライバシーを保護すると同時に、その場を快適空間にすることで顧客に安心とリラクゼーションを供与し体感頂ける空間創りを目指していきます。こうした試みは世界にも例はなく、省エネ対策等で狭められたオフィス内での会話保護や、リフレッシュ効果による業務効率向上を求めるニーズも高まり、薬局や銀行、証券会社等だけでなく、幅広い企業や団体、自治体への導入促進を図ってまいります。

※1:ハイレゾリューションオーディオシステム「Nature Sound Mist」とは
「自然の音をより自然に近く、五感を育む空間作り」を目指し、「Nature Sound Mist」は開発されました。限界高周波数48kHzという、可聴領域以上の高周波を含んだ自然音を提供するシステム。高周波を多く含む各地パワースポットの自然音を、高周波成分を含んだまま聞かせることで、リラックス効果やリフレッシュ効果が得られる。諏訪東京理科大学の実験でも通常の圧縮音源より脳は活性化方向を示し、α波が増大し、感情が豊かになる可能性が示唆され、自律神経の実験でも、リフレッシュ効果が高められることが実証されました。VEとしては、新たな快適空間創りとして、オフィス、レストラン、老人ホーム、病院などでの展開を試み、すでに企業のカウンセリングルームやオフィス機器関連企業に導入されています。

※2:会話保護システム「ボイスガード<QG-11>」とは
会話内容を第三者に聞き取られないようにする会話プライバシー保護技術を用いた製品で周囲に漏れ聞こえる会話からの情報を防止する技術。個人的特徴は残したまま、音韻特徴部分のみを変形させた防聴音を生成し、会話音声と同時に出力することで、言葉を認識できないようにし、一定エリアの第三者に会話内容が漏れるのを防ぐ技術を世界で初めて開発。防聴音により、言葉自体を認識できなくするため、聞き慣れた特徴のある声や言葉であっても聞き取りにくくすることができます。また、会話に合わせて出力するので、会話のない時には静穏状態を保つことが可能。音声を収集するマイク、音声を解析し防聴音を生成する本体、防聴音を発生するスピーカーから成り、これらをカウンターやパーティションに設置し、安心して会話ができる環境を提供します。


グローリー株式会社(兵庫県姫路市下手野1-3-1)
http://www.glory.co.jp/


以上

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