LAND OF THE FREE II artwork

LAND OF THE FREE II | GAMMA RAY

ランド・オブ・ザ・フリーII | ガンマ・レイ

2007.11.21 IN STORES

VICP-63989 / ¥2,520(tax-in)

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日本盤ボーナス・トラック1曲 "ブラッド・レリジョン(ライヴ・イン・モントリオール)"収録

メロディック・ヘヴィ・メタル・オリジネイターのひとり=カイ・ハンセン率いるGAMMA RAY(ガンマ・レイ) 、
約2年ぶりの新作は1995年の傑作「ランド・オブ・ザ・フリー」の続編!

『“自由=Freedom”と“あらゆる個性=All Sorts of Varieties”。つまりは『LAND OF THE FREE』と同じテーマだ。自由を求めるということ、そして、それをどうすれば手に入れられるのか、人としてそれをどう生かしていくべきなのか・・・』

−カイ・ハンセン

2005年に4年ぶりとなる「マジェスティック」をリリースし、GAMMA RAY(ガンマ・レイ) としてのデビュー15周年、そしてカイ・ハンセンがヴォーカルをつとめるようになってから10周年という節目を、「マジェスティック」という非常にフレッシュでふっきれた感のあるアルバムで飾ることに成功。そしてそのアルバムから2年、待望の新作はカイ・ハンセンがGAMMA RAY(ガンマ・レイ) ではじめてヴォーカルをとったアルバム「ランド・オブ・ザ・フリー」の続編となることが決定!その名作の名に恥じない傑作が完成!

今作に関するカイ・ハンセンの発言

「LAND OF THE FREE」の名前が出てきたのは、新しいアルバムの方向性を説明するため、というか、設定するために、「LAND OF THE FREE」のような・・・という表現をよく使っていたからで、あんまり「LAND OF THE FREE」が出てくるもんだから、だったらその続編という考え方でいいんじゃないかと思うようになったんだ。そして最終的にはその続編を名乗る価値のあるものになったと俺たちは思っている。

前の「LAND OF THE FREE」と根本的に違うところは、う〜ん、曲・・・だよな、要は。というのも、作っている時の俺たちのスピリットは、おおよそ変わらなかったから。当時、あれを作っていた時と感覚が似ていたんだ。とはいえ、今の俺たちは、あの頃よりいくらか成熟して、もちろんメンバーも2人変わったから前と同じではないわけで、当然、音楽にも違いは出ているだろう。音は明らかにパート1とは違うし、曲だって違う。共通しているのはむしろ、スピリットと音楽的な方向性だ。その点においては、かなり似通っていると思うよ。

(ゲストに関しては)それも考えたんだ。でも結局、『本当にそうしなければいけないんだろうか』と自問するに至った。そして『そうしなきゃいけないってことはないよな。もし、そういう流れになればやってもいいだろうけど、必ずしもやる必要はない』ということになって、遂にやらずじまいだったんだ。俺たちは評価を得るために外部の手助けやゲストに頼らなくてもやれるんだという証明になったと思っている。『そんなことしなくてもいい』と言い切ってリスクをしょう自由を自らに許す自由を得た、ということなんだよ。

カイ・ハンセンによる楽曲解説

01. Into The Storm

これは短い曲で、リハーサル・ルームでのジャムから派生していった曲だ。ストレートなロック・ナンバーだけど、メロディがきれいで、アルバムの冒頭に相応しいんと思う。タイトル通り「さぁ、行くぞ」みたいな感じというか。

02. From The Ashes

俺が今回のアルバム用に書いた2曲目がこの曲。陽気な雰囲気があって、新たなスタートだ、というような。タイトルが全てを語っていると思う。

03. Rising Again

次の曲へのイントロ。前の曲の歌詞の最後が‘rising again’だったんだ。

04. To Mother Earth

元々“Beautiful”と呼んでいた曲で、母なる地球に捧げる曲だ。

05. Rain

ヘニュが書いた曲だ。とてもメロディアスなロック・ナンバーだ。人生を生き急いで、走り回っているのに、どこへ行っても悲しいかな、雨雲がそいつの頭上につきまとう、みたいなやつ。ただ、ここでは最終的には雨雲を追い払うんだ。

06. Leaving Hell

この曲と”To Mother Earth”は「MEJESTIC」用のデモに入っていたんだ。いつもとは違う歌い方をしているし、グルーヴィなパートもあって、面白いんじゃないかな。どんな人もどこかに秘密を隠し持っているけど、どこかの時点で捨ててしまわなければならないものだ。そうしなければ、地獄に囚われたままで、でもその気になれば自分で脱出できるんだという内容。

07. Empress

これはダニエルの曲。GAMMA RAYの典型的なところに走りすぎていない。歌詞に出てくる‘The Empress Of The Dark=暗黒の女帝’は誘惑を差していて、その威力に負けてしまった人間が、最後にはその闇の世界から脱出して自由になるという歌なんだ。

08. When The World

“From The Ashes”と同じように、色んなパートをたくさん、繋ぎ合わせてひとつに構成している。

09. Opportunity

久しぶりにダークの曲なんで、とても彼らしい曲なんじゃないかな。“Opportunity”って、チャンスのことだけど、ここではそれを擬人化していて、ある人を迎えに来ているんだけど、その人も最後には俺に必要なチャンスは俺自身、俺が自分で何とかしなきゃいけないという結論に至るんだ。

10. Real World

“I Want Out”、”Future World”など曲の伝統をしっかり踏まえたストレートなロック・ナンバーだ。歌詞は、いつの時代も人工的な世界に浸ってしまっている人のことについて歌っていて。そういう現実から逃げている連中に対して、いい加減現実を見ろ、とけしかけている歌だ。

11. Hear Me Calling

ヘニュが書いたもうひとつの曲だ。やはりアップテンポの曲で、すごくキャッチーなサビでなかなか面白いよ。俺は今まで使ったことがないような声を使ってる。歌詞は結構ストレートなものだね。

12. Insurrection

長い曲だけど最初から長くするつもりはなかったけど、結果こうなったんだ。テンポも雰囲気もどんどん変わるので、曲調を追っていくだけでもストーリー展開が浮かんでくるんじゃないかな。

GAMMA RAY

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  • [ GAMMA RAY L TO R ]
  • ダニエル・ツィマーマン (ds)
  • ヘニュ・リヒター (g & key)
  • カイ・ハンセン (g & vo)
  • ダーク・シュレヒター (b)

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