中山 千夏

ゴールデン☆ベスト ~あなたの心に~

2011.01.19
アルバム / VICL-63704
¥2,096(税込)
Victor

時をこえて《あなたの心に》響く、魅惑の歌声・・・
才女(マルチタレント)・中山千夏、“流行歌手”としての魅力のすべて!

女優、司会者、エッセイスト、小説家、国会議員・・・
多才な顔を持つ中山千夏が、歌手として発表した代表作を網羅!!

  1. 01

    あなたの心に

  2. 02

    Zen Zen ブルース

  3. 03

    とまらない汽車

  4. 04

    どうせ

  5. 05

    一度だけ

  6. 06

    あなた、愛をください

  7. 07

    三日月に乗って

  8. 08

    砂漠

  9. 09

    いけない恋をしちゃった

  10. 10

    波うつ愛のうた

  11. 11

    逃げたお日様

  12. 12

    宇宙にとびこめ

  13. 13

    ほそい銀色の雨

  14. 14

    はじまり

  15. 15

    冷たい雨

  16. 16

    だからもう花は咲かない

  17. 17

    愛する罪

  18. 18

    私のうたはどこにあるの

  19. 19

    ひどい目にあった

  20. 20

    私がも一度笑えるように

  21. 21

    広島の川

  22. 22

    老人と海

  23. 23

    恋はトマト色

  24. 24

    いつもの小道で

21歳で自ら作詞、当時無名の学生だった都倉俊一が作曲して大ヒット、
今でも歌い継がれる名曲となった「あなたの心に」他、
ビクター時代の音源を集大成。(1~14:シングル7枚・AB面
/15~20:LP『おりじなる・ふぁーすと・あるばむ』より)
さらに、各社音源も追加収録。(21~24/23, 24は初CD化)

フォーク、ロック、R&B、ボサノヴァ…多彩な曲調を歌いこなす抜群の歌唱力と
才気あふれる自作の歌詞は、今でも新鮮に響きます。(1969~80年録音)

当時の制作スタッフによる貴重な証言を含むライナーも掲載!
●解説:加藤義彦(文筆家)

*以下、ライナーノーツより(一部抜粋)
 中山千夏―――昭和の名曲「あなたの心に」を歌って大ヒットを飛ばしたシンガーであり、役者、司会者としても活躍した多才の人である。本CDは、歌手ごとに代表曲を集めた「ゴールデン☆ベスト」シリーズの1枚で、中山千夏がビクターレコード、現在のビクターエンタテインメントに残した主な楽曲が収められている。
 中山千夏は1948年、熊本に生まれ、大阪で育った。幼いころから役者として舞台に立ち、『がめつい奴』で演じた孤児、テコが当たり役となった。また、1970年に主演したホームドラマ『お荷物小荷物』(朝日放送)は〈脱ドラマ〉の異名をとり、最高視聴率36パーセントを記録。世の男性たちから熱い視線を浴び、吉永小百合のファンが「サユリスト」と呼ばれたことから、中山の支持者は「チナチスト」と称された。さらに同じころ、日本テレビから生放送されていた『お昼のワイドショー』の司会も担当。その世相を鋭く斬った発言が評判となり、マスコミは「才女」ともてはやした。
 1970年代の半ばから市民運動へ傾倒。1980年には参議院選挙に立候補して当選し、国会議員を1期つとめた。テレビの世界とは縁遠くなった中山だったが、1981年に放送が始まったアニメ『じゃりン子チエ』(毎日放送)では、主人公の少女チエの吹きかえを担当。テーマソングも歌い、番組の大ヒットに貢献した。その一方で、エッセイスト、小説家としても活躍。1980年に発表した自伝的小説『子役の時間』などが計3回、直木賞の候補作品に選ばれるなど、その文才は高く評価され、これまでに70冊あまりの著書を世に送った。また近刊『幸子さんと私』は、亡き実母との葛藤を赤裸々につづったもので、各方面で話題を呼んだ。
 中山と歌の関わりは、少女時代にさかのぼる。出演したミュージカルの舞台公演や、博士役を好演したミュージカル人形劇『ひょっこりひょうたん島』(NHK)などで、その歌声を披露。そして21歳のときに、自ら作詞した「あなたの心に」を吹きこみ、当時のビクターレコードから正式に歌手デビューした。作曲は都倉俊一。のちに山本リンダ、ピンク・レディーらを手がけてヒットメーカーの仲間入りを果たしたが、当時は無名の大学生であり、これが他人に書いた初めての曲だった。「あなたの心に」はチャートの2位まで上昇。今も歌いつがれる、中山の代表曲となった。
 1970年代の半ばになると、中山はジャズピアニスト、作編曲家で当時の夫だった佐藤允彦と組んで、ソロアルバムを次々に発表。ポピュラーソングだけでなく、現代音楽、童謡ほか幅広い分野の音楽と取り組み、歌い手としての表現力の豊かさを示した。1980年代に入ると、歌手は休業状態となったが、1999年7月に、東京の草月ホールでリサイタルを開催。盟友の歌手・長谷川きよしとステージに立ち、自身のヒット曲などを久しぶりに歌った。その後は再び「歌」と縁遠くなってしまったが、歌手活動の再開を望むファンは今も多い。

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