ヨーロッパ
EUROPE
バッグ・オブ・ボーンズ
BAG OF BONES

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01
リッチズ・トゥ・ラッグズ RICHES TO RAGS
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02
ノット・サポーズド・トゥ・シング・ザ・ブルーズ NOT SUPPOSED TO SING THE BLUES
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03
ファイアーボックス FIREBOX
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04
バッグ・オブ・ボーンズ BAG OF BONES
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05
レクイエム REQUIEM
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06
マイ・ウーマン・マイ・フレンド MY WOMAN MY FRIEND
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07
ディーモン・ヘッド DEMON HEAD
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08
ドリンク・アンド・ア・スマイル DRINK AND A SMILE
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09
ドッグハウス DOGHOUSE
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10
マーシー・ユー・マーシー・ミー MERCY YOU MERCY ME
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11
ブリング・イット・オール・ホーム BRING IT ALL HOME
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12
ビューティフル・ディザスター BEAUTIFUL DISASTER
Tr.12:日本盤ボーナス・トラック
欧州を代表するスウェーデン出身のハード・ロック・バンドEUROPEが、「LAST LOOK AT EDEN」以来、2年半振りのスタジオ・アルバム「BAG OF BONES」を完成させた。バンド通算9作目で、04年の再結成以後4作目のアルバムである。
■アルバム・タイトルの意味は…
「BAG OF BONES」というあまり見慣れない言葉を使ったこのアルバム・タイトルだが、「骨と皮だけの痩せこけた人」という意味がある。1年半に及んだ前作「LAST LOOK AT EDEN」のツアーで疲れ切ってしまっていたジョーイ・テンペスト<vo>が、自分のことをそう例えたことから来ている。ただ、いざ曲作りを始めると、ツアーでも疲れも吹き飛んで、作業に熱中していたとのこと。
■プロデューサーは天才ケヴィン・シャーリー!
今作のプロデューサーは、EUROPEとは初めてタッグを組むケヴィン・シャーリー。AEROSMITHの「NINE LIVES」、THE BLACK CROWESの「BY YOUR SIDE」、MR.BIGの「WHAT IF...」、JOURNEYの「REVELATION」、そしてブルース・ディッキンソンが復帰してからのIRON MAIDENの全スタジオ・アルバムに加えライヴ・アルバムなどのプロデュースも手掛ける人物だ。
■傑作「WINGS OF TOMORROW」以来となるレコーディング方法!
プロデューサーのケヴィン・シャーリーの元、本作では84年の傑作「WINGS OF TOMORROW」以来となる、スタジオのブースにメンバー全員が一斉に入り、ライヴをするような形でレコーディングする手法を選んだ。これにより、より生々しいサウンドを生み出すことに成功している。そのレコーディング方法の充実ぶりは、ジョーイ・テンペストをして「多分この先このやり方でしかレコーディングしないかもしれない」と言わしめるほどである。
■豪華ゲスト・ミュージシャンが結集!
本作では、3名のゲスト・ミュージシャンが参加している。タイトル・トラックの“Bag Of Bones”でスライド・ギターを披露しているのは、アメリカ人ブルーズ・ギタリストのジョー・ボナマッサ。本編中のオーケストレーションを手がけたのは、IRON MAIDENの「BRAVE NEW WORLD」でも同様の作業をしたジェフ・ボーヴァ。さらに、パーカッションで参加したのは、南アフリカ出身のセッション・ドラマーのアントン・フィグ。ジョーは、ケヴィン・シャーリーに「YOU AND ME」、「SLOE GIN」、「THE BALLAD OF JOHN HENRY」とライヴ・アルバム1枚のプロデュース/ミックスを手がけてもらった経験がある。さらに、ジェフが参加したIRON MAIDENの「BRAVE NEW WORLD」のプロデューサーはケヴィンであり、ジェフ起用はケヴィンのアイディアである。