Mark Yim & The Blue Hawaiian Band
ON THE HAWAIIAN SIDE
“21世紀のハワイアン・ミュージック”――ハワイアンをコンテンポラリーなサウンドでクリエイトしたいという思いから、2000年の4月にこの“The Blue Hawaiian Band”が結成された。主要メンバーは、ハワイの音楽シーンで活躍している3人のクリエイターたちだ。マーク・ヤムは、20年以上のキャリアを持つ、ベテラン・シンガ ー。ピーター・ムーン・バンド、カレン・ケアウハワイ、オロマナなどのレコーディングに参加しており、98年にはピーター・ムーン・バンドのツアーに参加して、来日も果たしている。ケネス・マクアカネは、“マンゴ”というユニットで数多くのヒット・アルバムをリリースし、その後プロデューサーとして、ハワイの音楽シーンをリードしている人物だ。またソングライターとしても才能豊かで、ハリウッド映画の 『ハネムーン・イン・ベガス』でも彼の曲が使われていた。アルデン・レヴィは、エンジニア、アレンジャー、ミュージシャン、そしてプロデューサーとして活躍しているという、現代のハワイ音楽シーンを代表するクリエイターのひとりだ。
この3人が中心となって、ハワイの様々なミュージシャンが参加して、このアルバムは制作された。まさにハワイの現在の音楽シーンを代表するような、そんなアルバムになっている。