フライド・プライド
Fried Pride
フォー・ユア・スマイル
For Your Smile

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01
ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト DON'T LET ME BE LONELY TONIGHT
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02
ガール・トーク GIRL TALK
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03
チュニジアの夜 A NIGHT IN TUNISIA
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04
愛ある限り LOVE WILL KEEP US TOGETHER
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05
オンリー・ユー ONLY YOU
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06
ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
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07
サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー SOMEONE TO WATCH OVER ME
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08
ワン・ノート・サンバ ONE NOTE SAMBA
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09
ソー・イン・ラヴ SO IN LOVE
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10
二人でお茶を TEA FOR TWO
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11
BAD BAD
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12
恋愛PUZZLE(ホエン・ウィ・セイ・グッバイ) WHEN WE SAY GOOD-BYE
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13
ラズマタズ RAZZAMATAZZ
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14
スマイル SMILE
類まれなる歌唱力を持つヴォーカリスト<shiho>と超絶技巧のギタリスト<横田明紀男>の2人からなるジャズ・ユニット、 フライド・プライド。彼らの作品はアルバムごとにテーマを自在に変え、常に驚きを与えてくれる。
まるで心に熱い火をつけたような激しい魅力に溢れた前作から一転。通算8枚目にして、ジャズ・スタンダードに回帰した本作は、インテリアの一部のようにハートになじむ音世界。二人からのシンプルなメッセージがひたひたと感覚的に伝わってきて、明日も聴きたくなるような磁力に満ちている。
「スタンダードに対峙する上で問われるのはアーティストの人間性や哲学。誰にも似てない「You’d Be So Nice To Come Home To」や聴いたことのないアレンジの「A Night In Tunisia」など、フライド_.・プライドのものとなった楽曲に触れてほしい」とギタリストの横田。なかでも、アルバム・タイトルと共鳴し、チャップリンが作った名曲「Smile」のカヴァーは、歌詞に通底する、上を向いて笑うことの大切さやいつの時代も変わらない人間賛歌がshihoの説得力ある歌声と相まって、“マイルストーン”的存在感を放つ。モノクロな日々に明るい捕色を差す名演だ。
「ライヴこそエネルギー」と言い切り、その時できる最高のパフォーマンスを魅せることを信条としている彼ら。本作には、ライヴでしか聴くことのできなかった「So In Love」や「Bad」など、ダイレクトに感情を揺さぶる楽曲もちりばめられている。歌の巧さという次元を超えるshihoの表現力の奥行きを体感してほしい。
近年、横田はソロライブツアーや楽曲提供、shihoは人気ミュージカル「RENT」出演と、互いのソロ活動が目立ったが、2011年はフライド・プライドのライヴを基軸に活動する。「いつも、これからも私の居場所はフラプラ」とshiho。タフに練り上げられ、エモーショナルに迫り来るライブパフォーマンスは「座ってなんかいられない」。熱気に包まれるフロアが今から待ち遠しい!
「Barで心地よく流れるBGMのような作品を作りたくて、肩の力を抜いて歌いました。聴いてくれた方に自然とSmileがこぼれますように♪」From shiho