サイレント・ディセント
SILENT DESCENT
マインド・ゲームス
MIND GAMES

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01
オーヴァーチュア OVERTURE
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02
サイコティック・ユーフォリック PSYCHOTIC EUPHORIC
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03
マインド・ゲームス MIND GAMES
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04
ブリックス BRICKS
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05
コーク・スターズ COKE STARS
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06
ブリング-イン-サニティ BRING-IN-SANITY
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07
ラスティング・インプレッション LASTING IMPRESSION
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08
ディヴォイド DEVOID
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09
オン・ザット・トリップ ON THAT TRIP
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10
ソーバー・ソウツ SOBER THOUGHTS
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11
ブレイキング・ザ・スペース BREAKING THE SPACE
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12
コール・ミー・ホエン・ユー・ゲット・ゼア CALL ME WHEN YOU GET THERE
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13
ワイプ・ユア・チン・アンド・ウォーク・アウェイ WIPE YOUR CHIN AND WALK AWAY
Tr.12 & 13: 日本盤のみのボーナス・トラック
英国はダートフォード出身、メンバー全員20代半ば以下のメロディック・デス・メタル・バンドSILENT DESCENTが、通算2作目にして日本デビュー・アルバム「MIND GAMES」をリリースする。ヴォーカル、ツイン・ギター、ベース、ドラムス、キーボード、そして覆面を被ったDJ/サンプラーの7人組である。
■デビュー前に数々の賞を受賞
07年に、ロンドンのラジオ局『TOTALROCK』が主宰する「Unsigned Global Rock/Heavy Metal Band Awards」において、『Symphonic rock or Metal』部門で見事受賞。さらに、このコンテスト全体の4位にあたる『Supreme Silver』賞にも輝いた。その翌年の08年には、メタル専門誌『KERRANG!』開催の「Unsigned Live competition」でも優勝を果たした。
■多彩なジャンルを孕んだサウンド
シンセによるデジタル感を纏ったメロディック・デス・メタルが中心にあるSILENT DESCENTのサウンドだが、それだけにとどまらず、シルクハットにシャツにネクタイ、サスペンダーを身につけた覆面DJのキップスターが打ち出す、“Breaking The Space”で見られるようなダブステップ・サウンドも、彼らの音も重要な彩を与えている。そのサウンドは、ときに「メロディック・デスとトランスの融合」と形容されることもある。また、トム・ワトリングの破壊的なグロウルと、歌い上げる叙情的なクリーン・ヴォイスも、魅力的だ。
■ひとりの男にまつわるコンセプト
1stアルバム「DUPLICITY」と本作「MIND GAMES」には、マット・ウィグノールなる架空の男にまつわる3つのコンセプト(セックス、ドラッグ、ロックンロールの善悪)があるとのこと。本作のブックレットには、「DUPLICITY」から続いているそのストーリーのパート2が掲載されている。
■ゲスト女性シンガーは、元CRADLE OF FILTH
本作収録の“Coke Stars”には、同じ英国出身のヴァンパイア・ブラック・メタル・バンドCRADLE OF FILTHに95年から09年までバッキング・ヴォーカリストとして長きに亘り在籍していたサラ・イザベル・ディーヴァがフィーチャリングされている。
また、ミックスはDEAD BY APRILのポンタス・ヒエルム(g,key)が手掛け、インストゥルメンタル・ナンバーである“Overture”と“Devoid”では、テクニカルの名で活動するハード・ダンスDJであるアルフ・バンフォードがミックスを担当している。