KK'sプリースト
KK's Priest
ザ・シナー・ライズ・アゲイン
The Sinner Rides Again

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01
サンズ・オブ・ザ・センチネル Sons Of The Sentinel
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02
ストライク・オブ・ザ・ヴァイパー Strike Of The Viper
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03
リープ・ザ・ワールウィンド Reap The Whirlwind
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04
ワン・モア・ショット・アット・グローリー One More Shot At Glory
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05
ヒム66 Hymn 66
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06
ザ・シナー・ライズ・アゲイン The Sinner Rides Again
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07
キーパー・オブ・ザ・グレイヴス Keeper Of The Graves
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08
プレッジ・ユア・ソウルズ Pledge Your Souls
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09
ウォッシュ・アウェイ・ユア・シンズ Wash Away Your Sins
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10
ワン・モア・ショット・アット・グローリー(インストゥルメンタル) One More Shot At Glory (Instrumental)
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11
ウォッシュ・アウェイ・ユア・シンズ(インストゥルメンタル) Wash Away Your Sins (Instrumental)
All songs written by M: K.K. Downing
Except 2 & 9: Music by K.K. Downing & A.J. Mills / Lyrics by K.K. Downing
Produced by K.K. Downing
全てのメタル・バンドの頂点に君臨する鋼鉄神=JUDAS PRIESTに結成の(その前身のFREIGHT含め)1970年より在籍し、メタル界を代表するツインギターの片翼として名を馳せてきたK.K.ダウニング。そんな彼が、2011年のJUDAS PRIEST脱退後、同じく元JUDAS PRIESTのティム・“リッパー”・オーウェンズ(vo)をシンガーに起用して結成したKK'S PRIESTが、2年ぶりとなる2ndアルバムをドロップ。
■半世紀にわたるメタルの遺産
K.K.は、本作『THE SINNER RIDES AGAIN』に込めた思いをこう語る。
「幸運にも50年以上にもわたって関与することのできた伝統的なロックとメタルの遺産を引き継ぐべく、このニュー・アルバム『THE SINNER RIDES AGAIN』は、その登場人物たちと共に、聴く者を現実でありフィクションでもある旅に連れて行くために作られた。ここに収められる曲は、ヘヴィ・メタルというこの素晴らしいジャンルのファンの想像力を現実から解き放って、俺たちと共に我々のヘヴィ・メタル・エクスペリエンスを未来へと繋いでいってくれるんだ」
■自らの責務を全うすべく
JUDAS PRIESTのスポットライトから降りた後、K.K.ダウニングの復帰は不確かなものだった。自身の音楽活動休止から10年近くが経ち、このジャンルを定義するギター・アイコンは、KK'S PRIEST結成の前触れとなるカムバック・パフォーマンス(2022年11月にJUDAS PRIESTのメンバーと共にロックの殿堂入りを果たした際のパフォーマンスを含む)に参加し、活動休止から復帰した。そんなK.K.は、最近次のように回顧している。
「ディオやレミーなど、我々は多くの偉大な人を失ったが、この素晴らしくユニークな音楽スタイルは可能な限り長く保存されなければならない。俺は、これまでと同じように自分の役割を果たし続け、我々全員が知り、そして愛すべきこのメタルというジャンルを守り続けると感じている。『THE SINNER RIDES AGAIN』は、ヘヴィ・メタル界で最重要なパフォーマーたちによる、未来へ全力疾走をしながらクラシックスを求める呼びかけの証なんだ」
■現代最高峰のメタル・エンジニア起用
ラインナップこそ、K.K.ダウニングとティム・“リッパー”・オーウェンズ他、A.J.ミルズ(g)、トニー・ニュートン(b)、ショーン・エルグ(ds)といった具合に前作から変わらずだが、今回新たに現代メタル・シーン最高峰のデンマーク人エンジニア=ヤコブ・ハンセンがミキシングとマスタリングを担当。
■ロックの殿堂入り
2022年11月、JUDAS PRIESTが「ロックの殿堂」入りを果たす。K.K.も受賞メンバーとして米・ロサンジェルスにて開催された式典に出席。長らく疎遠となっていたJUDAS PRIESTのメンバーと久々に再会し、式典では「You’ve Got Another Thing Coming」、「Breaking The Law」、「Living After Midnight」をプレイし、世界中のファンを歓喜させた。