YONA YONA WEEKENDERS
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2025.06.20

NEWWWW X 5daysオフィシャル・ライブレポート公開!

【過去作を再構築するWWW X連続5日間ライブを完走!】

“ツマミになるグッドミュージック”を奏でるバンド、YONA YONA WEEKENDERS。6月16日(月)から本日6月20日(金)にかけて渋谷・WWW Xにて「YONA YONA WEEKENDERS Shibuya WWW X 5days」を開催してきた彼らが、ついに5日間のライブイベントを駆け抜けた。同イベントは、彼らがこれまでリリースしてきた5枚のEP『夜とアルバム』『街を泳いで』『唄が歩くとき』『嗜好性』『into the wind』を1日1作品ずつ、5日間連続開催のライブで再構築するという、自身初の試み。初日~3日目まではワンマン形式、4日目の6月19日(木)公演はメンバーが敬愛する先輩バンドthe band apart、5日目の6月20日(金)公演は盟友・SOMETIME'Sを招いたツーマン形式で渋谷・WWW Xにて開催された。



本日6月20日(金)は、ついに迎えた最終日。先攻は盟友 SOMETIME'S。幾度もの共演で築いた信頼が滲むステージで観客を温めると、おなじみのSEに乗せてYONA YONA WEEKENDERSが登場した。最終日はEP『into the wind』(2023年)の再構築がテーマ。口火を切ったのは、EPと同じく冒頭を飾る「シラフ」。多重コーラスが響くと、大きな歓声が沸き起こる。〈あるがままで 時にわがままで〉――自分らしさを肯定する言葉と、酒好きバンドが「シラフでいこう」と繰り返すウィットが交差し、笑顔とシンガロングが自然と広がり最終公演が開幕した。



続く「into the wind」「君とdrive」へと滑り込む疾走感あふれる序盤で一気にアクセルを踏み込むと、会場の一体感は更に増し、4月配信の新曲「イケてるPOP」のカラフルなビートとその裏に潜む哀愁が独特のグルーヴを醸し出す。Vo.&Gt.磯野くんの甘い歌声で「眠らないでよ」が夜風のようなメロウネスを運び込むと、ライブ・アンセム「R.M.T.T」で一気に再点火。Ba.スズキシンゴのウォーキングベースやDr.小原”Beatsoldier”壮史の情熱的なドラムプレイなど、おなじみのメンバーソロプレイで観客を沸かせた後、「行けたら、行くわ」で心地よく会場を揺らし、「30」「15」の2曲が30代のリアルと15歳の初期衝動を交差させる場面も。オルタナ色濃い「よしなに」、ダンサブルな「SUI SUI」で祝祭ムードは頂点に達した。



アンコールのMCで、NEW EP『予酔いの宵』のリリースと全国ツアーの開催決定が告げられると歓声が天井を揺らし、6月25日配信の最新曲「I.K.T.W」を多幸感たっぷりに披露。2019年のEP『夜とアルバム』から始まった5枚のEP再構築ライブ。各日のMCでは、初めてのCMタイアップを獲得した際の高揚や、コロナ禍の活動での葛藤など、制作時のエピソードと交えて丁寧に語られてきた。上手くいったこともそうでなかったことも、余すところなく共有する彼らの言葉に、古参も新規も等しく頷き、笑い、時に胸を熱くした。ラストは1st EP収録の「明るい未来」。バンドが最初期に制作した楽曲で〈明るい未来が待っているのかな〉と歌いかける磯野くんに観客が熱い拍手と声援で応えた場面は、EP5作品の軌跡がそのまま新章への道標になった瞬間だった。渋谷・WWW Xに残った余韻は、新作『予酔いの宵』へと続くカウントダウンの鐘のように長く揺れていた。



<ライブ・セットリスト>
01. シラフ
02. into the wind
03. 君とdrive
_MC
04. イケてるPOP
05. 眠らないでよ
06. R.M.T.T
07. 行けたら、行くわ
_MC
08. 30
09. 15
10. よしなに
11. SUI SUI
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EC1. I.K.T.W
EC2. 明るい未来

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