PROFILE プロフィール

昭和34(1959)年結成。同年6月、浅草国際劇場にてデビュー公演を行うや否や、各方面から絶賛。「子供の純な心で唄う民謡」は多くの人々の心をつかんだ。以後、全国各地でのステージをはじめ、テレビにラジオに映画に舞台にと幅広くその妙技をふるい、また数多くのレコード発売により、人気の的となる。数々の民謡をはじめ、オリジナルの民謡歌謡もレコード発表するなど、多才ぶりも発揮した。そして昭和50年代に至るまで、メンバー交代を重ねながら実力派民謡グループとして大活躍、日本の民謡界に新鮮な足跡をのこした。


【初代メンバー 昭和34(1959)~昭和38(1963)年頃】

★岡部幸恵
東京都生まれ。民謡の好きの父に九才ごろからみっちりと仕込まれたおかげで、のど自慢全国大会には、親子そろって優勝という、民謡一家にふさわしい実力者であった。結成当時からのメンバーで、ビクター少年民謡会を築き上げたうちの一人。少年民謡会引退後、小高桂子と花笠姉妹を結成、活躍した。

★林 恵子
民謡の国・福島は相馬に生まれ、八才の時から、好きで唄い出したという、典型的な「民謡お嬢さん」であった。生まれた土地柄から、追分物、馬子唄には、一種独特の味があると定評。結成当時からのメンバーで、ビクター少年民謡会を築き上げたうちの一人。のちにソロ歌手としても活躍した。

★小高桂子
横浜市生まれ。父の三味線で唄いはじめたのが、九才のときで、他の先生についたこともあるが専ら父に民謡を習う。当時、神奈川県民謡大会に初出場して優勝、その時の審査員の一人、故・鈴木正夫が一声聞いただけで絶賛、ビクターへ推薦ときめたという逸話もある。のちに岡部幸恵と花笠姉妹を結成し活躍。


・岡部幸恵、林 恵子、小高桂子の3人が初代メンバーとなっているが、デビュー後に変声期を迎えて活動休止した広瀬一声も当初は初代メンバー。さらに中村よし美、菊池 章も初期の吹き込みに参加していた。

・昭和38(1963)年からは二代目として、青木恵子、石毛洋子、間 留男、鹿島久美子、間 小夜子が新メンバーとなり、活動を再開。

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