PROFILE プロフィール

99年、衝撃的なデビューを飾ったLA産のハード・ロック・バンド、BUCKCHERRY。そしてそのフロントマンであったJosh Todd/ジョシュ・トッドのことを覚えている人は少なくないだろう。全身に刻まれたタトゥー、そしてハスキーで、ヌルい空気を一瞬にして【熱気】に変えてしまうが如き歌声。そのJoshの強靭なヴォーカル及びライヴ・パフォーマンスは、BUCKCHERRYを様々な活躍の舞台へと引き上げていった。2枚のアルバムを発表した彼らは全世界で100万枚以上のレコード・セールスを記録、グラミー賞にノミネートされ、WOODSTOCK’99やレディング/リーズ・フェスティバルなど伝説的なイベントに出演。AC/DCやKISS、AEROSMITHといった「超」大御所のバンドとも共演を果たしていった。

しかしアメリカでの2ndアルバムの思わしくない状況、レーベルとの折り合いの悪さ、音楽的方向性の違い。様々な原因が考えられる中、次々とメンバーが脱退していく事態を迎えてしまった。残されたJoshとギタリストのKeithは、一時期「元Guns N’ Rosesのメンバーと共に何かやるのでは?」と噂された時期もあったが、結果的にその話はなくなったようで(実際元GNRのギタリストSlashも語っていたが、何か歯車が合わなくて突然このプロジェクトはストップしてしまったようだ)、2002年7月には、バンドのマネージメントから事実上の【BUCKCHERRY解散】が公にされたのであった。

BUCKCHERRYの活動がストップして2年以上が過ぎた。そんな中、Joshが再び聴き手を虜にする時がやってきた――“ヴォーカリスト”Josh Toddの復活、と言っていいだろう。しかも、新しいメンバーと、新しいアルバムを引っ提げて…。歌い手としてのみならず、『CK』の広告や多くの映画出演などユニークな活動をしていたJoshが、本領を発揮する時が来たと言っていいだろう。

そもそも彼のバンド“JOSH TODD”及び今回のアルバムは、Joshが共にプレイするバンドを探し出すことから始まる。2002年、ギタリストのJesse Logan、やはりギタリストのMike Hewitt、ベーシストのMark John、ドラムスのKent Rossが、ソルトレークシティーからLAへと移住してきたばかりの時であった。彼ら4人はまだ21・22歳という若い連中(Jesseは27歳のようだ)であり、共にバンドを組み、定住先もなく車の中で寝泊りを繰り返すような状態であった。

バンドと出会った時のことを、Joshはこう語っている。
「俺はバンドを探していた。ハングリーでつまらない理屈に弾丸をぶっ放せるような奴らを。そんなある時、LAローカルの音楽誌を見ていて、シンガーを探しているっていう求人広告を見つけたんだ。何故か分からないけど、何かが俺に電話をさせたんだよね」、2002年秋辺りのことだった。その何日か後、Joshはそのバンドと共にリハーサル・ルームに入り、プレイし始めていた(彼は自分自身が何者なのかを一切告げずにリハーサルへと向かったそうだ。勿論、何も知らぬバンド側は相当驚いたようだ)。

 JOSH TODDの音楽性を言葉にするならば、ハード・ヘヴィ・オルタナティヴなロックンロールにパンクやパワー・ポップ的なメロディを加味した音楽、という感じだろうか。BUCKCHERRYの、いい意味で古臭さをも感じさせるイキのいいロックンロールに比べ、JOSH TODDのサウンドはより硬質で芯の強いものに仕上がった。やはり若いメンバーをバックに迎えたことがその変遷を物語っているということだろう。勿論、Joshの、ヴォーカリストとしての才能はBUCKCHERRY時代以上に、イヤと言うほど発揮されている。聴き手を圧倒する凄まじいまでのパワーを有すると同時に、愛に満ち溢れた懐の深さをも感じさせるヴォーカリストとして、Joshが再び歴史を作り出す!

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