PROFILE プロフィール

2001年、ジャザノヴァのメンバーそしてDJでもあるアレキサンダー・バークが、同じくジャザノヴァのメンバーであり、アレキサンダーと一緒にエクステンデッド・スピリットというユニットを組んでいるステファン・リージャリングに学校時代の同級生を紹介したことからスタート。

サシャ・ゴッツチョークはミュンヘンに90年代後半から住み、アヴァンギャルド・ノイズ系バンド、ザ・ヴァーティカル・オレンジ・カー・クラッシュやアンダーグラウンド・カルトヒットを飛ばしていたグループ、ウルトラ・ヴァイオレットでギターを担当していた。2000年にはベルリンに戻り、ムーンというバンドを結成、そして彼らの曲「Twisted Soul」が2001年に、ドイツが誇るクラブ・アーチストであるジャザノヴァが運営するレーベル、ソナー・コレクティヴのコンピレーションにフィーチャーされる。

一方、一緒の学校に通っていた仲でもあるステファンとアレックスは、1989年頃からヒップホップやハウスの制作をスタート。ベルリンのヒップホップ・シーンとのコラボレーションを経て、1993年にはドイツのヒップホップ・グループ、ア・リアル・ドープ・シングのプロデューサー兼コンポーザーになり、ジャジー&メロウなサウンドを展開。その後コーラ・Eのアルバム用にトラックを制作し、フェッテス・ブロット、スパックス、MCレーンなどのリミックスを手掛けたりと、1996年頃までドイツ・ヒップホップ・シーンにて活躍。1996年の夏、ジャザノヴァというDJチームを編成したばかりのDJクラース、アレックス、ユルゲンらがエクステンデッド・スピリットの音に触れ、彼らは一緒に「Jazzanova EP」「Fedime's Flight」というEPを制作、全世界的に大ヒットを記録する。ファーストEPの成功の後、ステファンとアレックスはジャザノヴァに正式に加入し、その後レニー・クラヴィッツ、コモン、マスターズ・アット・ワーク、カレキシコ、4ヒーロー、ファット・フレディーズ・ドロップなどのリミックスを手掛けたほか、数多くのEPや12インチシングルをリリース。そして2002年には初のアーティスト・アルバム『In Between』をJCRよりリリースしている。この間にも、エクステンデッド・スピリット名義ではクララ・ヒル、ジョージ・レヴィン、ワフー、アウトラインズ、ミカトーン、デヤンパートなどをプロデュースし、彼ら名義のリリースもソナー・コレクティヴよりリリースしている。

前述の「Twisted Soul」のレコーディングの時、エクステンデッド・スピリットのスタジオ、Exit Studioでサシャが8トラで2曲ほどラフ・アコースティック・デモテープを披露した。サシャにとっては「どうしていいかわからなかった曲」らしいのだが、ステファンとアレキサンダーは、サシャの持つ壊れそうな美しさにすぐに反応し、このミーティングはサシャの驚異的な才能を発見するきっかけとなった。その後彼らはスタジオ・セッションを重ね、アルバム『Sunchild』のベースとなる楽曲群が完成する。シーフにとって最初のオフィシャル・リリースとなったのは、クララ・ヒルのアルバム『Restless Times』に収録された「Morning Star」へのゲスト参加である。この曲ではエクステンデッド・スピリットのソウルフルなエレクトロニック・サウンドがフィーチャーされ、サシャのセンシティヴなソング・ライティングそして歌声が披露されている。また、ジャザノヴァの依頼によって、2006年にはアルバム・レコーディングの合間にジャザノヴァのインストルメンタル・トラック「The Sirens’ Call」にヴォーカルを加え、ソナー・コレクティヴから限定クリスマス・プレゼント・7インチとしてリリースされ、ジャイルス・ピーターソンをはじめ数多くのDJにプレイされた。

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