PROFILE プロフィール

●ボブ・ジェームス (p) 1939年ミズーリ生まれ。
4歳からピアノを始める。大学在学中の62年に、ノートルダムジャズ・フェスティバルで優勝。名プロデューサー、クインシー・ジョーンズの目に止まり、セッション・ピアニストとして活躍し始め、サラ・ヴォーンのミュージカル・ディレクターも手掛けるようになる。これまでに3枚のクラシック作品を含む27枚のソロ・アルバムをレコーディングし、ジャズ名盤の数々にも参加。
アール・クルーと共作した『ワン・オン・ワン』、デヴィッド・サンボーンとの『ダブル・ヴィジョン』はグラミーを受賞。また91年にはリー・リトナー、ネーザン・イースト、ハーヴィー・メイソンというトップ・プレイヤーを集めたユニット、”フォープレイ”を結成し、ジャズ・チャートの首位をキープ。現在でもギターがチャック・ローブに代わったフォープレイで実質的なリーダーとして活躍する。

●デヴィッド・サンボーン (as) 1945年フロリダ生まれ。
幼少期に小児麻痺にかかり、リハビリのためにサックスを始める。
ブルースやジャズに傾倒し10代にはアルバート・キングとも競演。67年にはポール・バター・フィールド・ブルース・バンド等で活動。その後NYへ進出。スティービー・ワンダー、ポール・サイモン、デヴィッド・ボウイ、ジェームス・テイラー、リンダ・ロンシュタットのサポート等スタジオ・ミュージシャンとして大活躍する。またギル・エヴァンス・オーケストラやブレッカー・ブラザーズにも参加しコンテンポラリー・ジャズ・アルト・サックス・プレイヤーとして人気を博す。1975年にアルバム『TAKING OFF』でソロ・デビュー。80年に発表されたアルバム『Hide Away』は大ヒットしてゴールドディスクを獲得する。その頃からマーカス・ミラーとのコラボレーションが始り、マーカス・ミラーがアルバムをプロデュースするようになる。現在までのグラミー賞も受賞アルバムは6タイトル。近年ではブルースやジャズをテーマにグルーヴ感溢れる演奏を続けている。

●ジェームス・ジナス (b) 1966年ヴァージニア生まれ。
6歳でギターを始め13歳でベースに転向する。ヴァージニア・コモンウェルス大学卒業後ニューヨークに移り、ホレス・シルヴァー、ナット・アダレイ、ブランフォード・マルサリス、チック・コリア等のジャズ・ジャイアンツとの共演によってジャズ・シーンで注目されるようになる。また、再結成後のブレッカー・ブラザーズやボブ・ジェームス・トリオ、小曽根真トリオでの活躍によってベース・プレイヤーとして不動の地位を築く。

●スティーヴ・ガッド (ds) 1945年ニューヨーク生まれ。
7歳よりドラムを学び、イーストマン・カレッジで音楽を学ぶ。1970年代にはスタジオ・ミュージシャンとしてポール・サイモン、エリック・クラプトン、スティーリー・ダン等数々のポップスのレコーディング・セッションに参加する一方、ジョージ・ベンソンやボブ・ジェームス、チック・コリア、アル・ジャロウ等のコンテンポラリー・ジャズ・アルバムにも多数参加。また、76年にはゴードン・エドワーズ、リチャード・ティー等とR&Bフュージョンバンド“スタッフ”を結成して人気を博す。87年には自身のバンドである“ガッドギャング”によるアルバムをリリース。近年ではエリック・クラプトンのサポートやボブ・ジェームス、ジョー・サンプル等との共演でグルーヴ溢れるドラミングを披露している。

SHARE

DISCOGRAPHY ディスコグラフィー