PROFILE プロフィール

1986年5月、赤道直下アマゾン河口の都市ベレン生まれの日本とブラジルのハーフ。

父Teddy Max(2008年54才で他界)はパラ州の州歌になるほどのヒットを持った北東部のスター、兄Klebber Maxもアメリカンポップスのカバーアルバム10数枚を連発するパラ州を中心に活躍中のシンガー。 母方の祖父は1930年代にトメアスに入植した開拓者の先駆者的存在。Keissyの作るオリジナルにはそのDNAが色濃く出ている。『インディオの子』『野生と森林』『イエマンジャ(海の女神)』『空中散歩』『新しい世界へ』など。

Keissyの最大の魅力はその声だ。高温多湿の町ベレンで生まれ育った歌とグルーヴはリオ、サンパウロ、バイーアのシンガーとも異なり、アマゾン川と密林のにおいが漂う。大きな魅力のひとつであるヴォイス・インプロヴィゼーションにはインディオの祈りや日本の声明にインスパイアされたフレーズまでが入り交じり、クライマックスで彼女はシャーマンと化す。歌を歌うためだけに生まれた自由人インディゴ・チルドレンたる所以である。

9歳の時に一家とともに来日。日本の教育を受けるが、17歳時に一家はKeissy一人を残してブラジルに帰国。そしてバイト先のカフェでボサノヴァと出会いギターを半年で覚えライブハウスで歌い始める。しかし本格的に音楽を学ぶため一旦ブラジルへ帰国。2万人の応募者の中から選ばれサンパウロのトムジョビン音楽大学に学ぶ傍ら、フィロ・マシャードにギターを師事、その師匠ゆずりの独特のハーモニーセンスは日本のステレオ・タイプなボサノヴァの枠に収まらない音楽性を発揮、玄人筋からの評判も高い。
2012年8月に再来日。翌2013年7月に1stアルバム『イエマンジャ(海の女神)』でデビュー。その後、同年9月、10月、11月とマキシシングル、11月には2枚目のフルアルバム『野生と森林』をリリース。

現在、弾き語りによるソロのほか、バンド形態やゲスト参加でのライブ活動を精力的に行っている。

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