PROFILE プロフィール

<L to R>
オラフ・ゼンクバイル / Olaf Senkbeil (vo)
ラーズ・レーマン / Lars Lehmann (b)
トーステン・リューダーヴァルト / Torsten Luederwaldt (key)
ヘルゲ・エンゲルケ / Helge Engelke (g)

※ホルスト・グントラム・シュラーク / Horst Guntram Schlag (ds)は写っていません。


1992年に、FAIR WARNINGのギタリストとしてデビューしたヘルゲ・エンゲルケ。4枚のアルバムをリリースし、日本での人気を確立したFAIR WARNINGであったが、2000年に活動休止状態に陥る。それを受けてヘルゲは、新たなバンド結成の意思を固め、知り合いの紹介でシンガーのオラフ・ゼンクバイルと出会い、セッションを重ねる。キーボーディストも探し、FAIR WARNINGのツアー・メンバーも務めていたトーステン・リューダーヴァルトが加わった。そして、ドラマーには、FAIR WARNINGのバンド・メイトであるC.C.ベーレンズがその座に就いた。オーレ・ヘンプルマンをベーシストとして迎え、DREAMTIDEというハード・ロック・バンドは結成された。結成からほどなくして、バンドはレコーディングを開始。デビュー・アルバム『HERE COMES THE FLOOD』を2001年にリリースする。FAIR WARNINGではソングライターでもあったヘルゲの新バンドは、まさしくFAIR WARNINGのメロディを受け継ぐ存在としてファンに歓迎された。

その後、待望の初来日ツアーならびにヨーロピアン・ツアーが予定されていたが、残念ながら中止に。しかしヘルゲはツアーをするはずだった時間をも利用して、曲作りに没頭。そして完成した楽曲を収録した2ndアルバム『DREAM FOR THE DARING』は2003年にリリースされた。

2005年よりFAIR WARNINGが再始動することとなる。当然ヘルゲとC.C.も参加するため、DREAMTIDEは一時休止状態し、FAIR WARNINGとしての創作やライヴの活動に集中。2006年にFAIR WARNINGとして『BROTHER’S KEEPER』をリリースした。それに伴うツアーなどのFAIR WARNINGでの活動がひと段落つくと、ヘルゲはDREAMTIDEを再始動させる。元SCORPIONSのフランシス・ブッフボルツを新ベーシストとして迎え入れ、2008年に3rdアルバム『DREAM AND DELIVER』をドロップ。

その後再びFAIR WARNINGが2009年に『AURA』、2013年に『SUNDANCER』といったオリジナル・アルバムを、2016年にはリレコーディング・ベスト『PIMP YOUR PAST』をリリースし、2017年にも来日公演を行なうなど継続的な活動があり、DREAMTIDEの目立った動きはなくなっていった。

しかし2021年秋、DREAMTIDEのFacebookにて何かの創作作業を行なっている情報をポストし、ファンを驚かせる。そして、C.C.は不参加ではあるが、フランシスの後任としてベーシストにラーズ・レーマンを迎えた新体制で、14年振りとなる待望の4thアルバム『DRAMA DUST DREAM』でシーンにカムバックする。

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