6/13 |
〜晴れ。 |
バジェット節約のため僕ら一行はかなりリーズナブルなホテルに泊まっている(とにかくロンドンは物価が高い・・)。僕の部屋は4畳半くらいでボロボロ、スーツケースを開けるスペースが無い(泣笑)。ベットのスプリングがごつごつ背中にあたる。
でも、こういうの嫌いじゃない、かびの匂いに不思議と落ち着く。12時からレコーディング開始、「Workshop」の続き。昨日の最後のテイクをプレイバックするとかなりヘロヘロ、皆疲れていたのだろう。" 全然だいじょぶ、ばっちり良くなるから心配無用" とリアムがリードし、ドラムパターン他を修正していく。クリフが使っているキットはラディックの1965年製、リンゴ・スターが使っていたものとまったく同じモデル。
シンバルも当時のものだ。ドラムのチューニングも全てリアムがやっている。クリフもチューニングの達人なのだが、すっかりリアムにまかせている。16時、すんなりOKテイク。何度も言うが音が抜群にいい。良い音は、良いバイブレーションを生み、そこからさらに様々なインスピレーションが生まれる。「When」[注56] のリハーサル&サウンドチェック開始。音も決まり、アレンジも見えたので録音開始。ツーテイク録ってプレイバック。皆、録り音のあまりの良さにしばし唖然。ファーストテイクが抜群にいいので採用、20時作業終了。ディナーはトルコ料理、美味しい。