2003.03.24

2003年3月7日 ダブリン

同志よ、

スコットランド。俺は何を言えるか。そこで得た友達から、今までやってきたライヴまで、みんな素晴らしい! 1986年エディンバラPlayhouseでの初ライヴから、スコットランドは一貫してアンスラックスにとって最高の場所だった。昨夜も例外ではなかった。

昨年10月にMotorheadと共に素晴らしいライヴが出来たので、俺のここでのライヴへの期待は高かった。The Garageでのライヴがソールド・アウトになって、会場が(より広い)Barrowlandsに変更になった時、俺の期待は一層膨らんだ。グラスゴーは俺達を失望させない。そしてBarrowlandsもソールド・アウトになった。

なんてこった!!!!!!

Barrowlandsのフロアは、はじける直前の熱い油の中のトウモロコシみたいに、沸騰寸前だった。そんな極度のエネルギーが充満していた。その中で「WHAT DOESNユT DIE」が始まった瞬間、まさに戦慄が走り、ぞっとして、狂ってるとしか思えなかった。これ以上、いくつの形容詞を使ったらいいんだ?

世界的に有名なBarrowlandsの縦ノリは、「Superhero」「Inside Out」「Bring The Noise」、そしてもちろん「Iユm The Man」で最高潮に達した。

「1000 Points Of Hate」は特別だった。このツアーまで、俺達はこの曲をライヴでやったことが一度もなかったから。ブッシュの父親が大統領だった時、この歌は湾岸戦争中に書かれた。それは、ヤツのまやかし「1000ポイント光」のスピーチに対するものだった。俺は、彼のバカ息子が不法にホワイトハウスを占領している今こそぴったりな曲だと思った。

俺がどれくらいヤツらを嫌ってるか、ここで大言壮語を始めるつもりはない。良かったらマイケル・ムーアの「Stupid White Men」を読んでくれ。彼は俺なんかよりずっと上手くそれを語ってる。

観客は容赦なく、俺達もまた同じだった。そのエネルギーをもらうのは、血の海の中にいる吸血鬼みたいなものだ。

グラスゴーよ、ありがとう。スコットランドよ、ありがとう。最高だぜ!

これはこの後ライヴをやる他の場所にとっては、チャレンジだと思う。みんな、それを超えろよ。グラスゴーは、バーを高い基準を作ったぞ。

今回のイギリス・ツアーは、俺達の予想以上だ。今夜のブラッドフォードのチケットは先週には売り切れた。きっとすごいぜ。

いつでも、メタル!

スコット

追伸:アンディとカーステンに感謝。Where The Monkey Sleepsのグレゴールとアンディに感謝。RAINBOWよ永久に!

<< back | index | next >>