ブラインド・ガーディアン
BLIND GUARDIAN
ビヨンド・ザ・レッド・ミラー
BEYOND THE RED MIRROR

-
01
ザ・ナインス・ウェイヴ THE NINTH WAVE
-
02
トワイライト・オブ・ザ・ゴッズ TWILIGHT OF THE GODS
-
03
プロフェシーズ PROPHECIES
-
04
アット・ジ・エッジ・オブ・タイム AT THE EDGE OF TIME
-
05
アッシズ・オブ・エターニティ ASHES OF ETERNITY
-
06
ディスタント・メモリーズ DISTANT MEMORIES
-
07
ザ・ホーリー・グレイル THE HOLY GRAIL
-
08
ザ・スロウン THE THRONE
-
09
セイクリッド・マインド SACRED MIND
-
10
ミラクル・マシン MIRACLE MACHINE
-
11
グランド・パレード GRAND PARADE
Tr.6 ボーナス・トラック
ハンズィ・キアシュ(vo)率いる、ドイツが生んだヨーロッパ最大のヘヴィ・メタル・バンド=BLIND GUARDIANが、記念すべき通算10作目を解放する。前作「AT THE EDGE OF TIME」以来、約4年半振り。
■ストーリーは、20年前の傑作の収録曲の続編
95年に発表されたアルバム「IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE」は、BLIND GUARDIANの代表作。そこに収録された“Bright Eyes”と“And The Story Ends”には、悪に染まらないよう親によって部屋に幽閉された11歳の少年が登場する。現実に対する視点を失って、邪悪に目覚めていく少年。閉ざされた部屋の中にある鏡を見て、少年が自分の変化に気づくが、その変化が良いことなのか悪いことなのか彼には判断がつかない。つまり鏡は、少年にとってもうひとつの世界(外界)への通り道。本作「BEYOND THE RED MIRROR」は、大人になった少年と、その鏡がストーリーの中心となる。
ハンズィは、本作のストーリーについてこう語る。
「ストーリーはSFとファンタジーの狭間にある。その物語は、95年のアルバム『IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE』から始まる。そこに存在する2つの世界は、以来、さらに悪い方向へと劇的に変わってしまっている。かつては世界と世界の間にはいくつかの通り道があったが、現在はひとつの道として『赤の鏡』(ザ・レッド・ミラー)だけが唯一残っており、それを必ず見つけなければならない」
■3つのクワイアと2つのオーケストラが参加
本作には、プラハ(チェコ)、ブダペスト(ハンガリー)、ボストン(アメリカ)、3つのクラシカル・クワイアがレコーディングに参加している。さらに、それぞれ90人以上の奏者を抱えるグランド・オーケストラを2団体も起用。BLIND GUARDIANの壮大な世界観を具現化するのに一役買っている。
■制作は信頼する仲間たちと
レコーディングに参加したベーシストは、ハンズィがシンガーに専念した97年以来、ライヴでもレコーディングでもバンドを支えるオリヴァー・ホルツワース。本作のプロデューサーは、98年の「NIGHTFALL IN MIDDLE-EARTH」ではエンジニアを務め、2002年の「A NIGHT AT THE OPERA」以来、BLIND GUARDIANの作品のプロデュースを手掛け続けるチャーリー・バウアファイント。同郷のHELLOWEENとの仕事でも有名だ。そして、アートワークを描くのは、長年バンドとコラボレートし続けてきたイラストレーター、フェリペ・マチャド。