インペリテリ
IMPELLITTERI
ウィキッド・メイデン
WICKED MAIDEN

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01
ウィキッド・メイデン WICKED MAIDEN
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02
ラスト・オブ・ア・ダイイング・ブリード LAST OF A DYING BREED
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03
ウェポンズ・オブ・マス・ディストーション WEAPONS OF MASS DISTORTION
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04
ガーデン・オブ・エデン GARDEN OF EDEN
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05
ザ・ヴィジョン THE VISION
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06
アイズ・オブ・アン・エンジェル EYES OF AN ANGEL
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07
ハイ-スクール・レヴォリューション HI-SCOOL REVOLUTION
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08
ワンダフル・ライフ WONDERFUL LIFE
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09
ホーリィ・マン HOLY MAN
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10
ザ・バトル・レイジズ・オン THE BATTLE RAGES ON
「世界最速のギタリスト」の異名をとるクリス・インペリテリ率いるIMPELLITTERIが、「PEDAL TO THE METAL」以来となる約5年振りのニュー・アルバム「WICKED MAIDEN」をシーンに投下する!
しかも、デビュー・ミニ・アルバム「IMPELLITTERI」に参加し、途中2度バンドを離脱するも、
長年フロントマンを務めてきた、超実力派シンガーのロブ・ロックが、「CRUNCH」以来、実に9年振りに電撃復帰して、である!
前作「PEDAL TO THE METAL」が、元SPEAK NO EVILのカーティス・スケルトンというヴォーカリストを起用したこともあり、クリス自身も「IN FLAMESらに影響を受けた」とコメントした、かなりモダンな曲調&サウンドであった。
しかし、今回はあのロブ・ロックが戻っている。
声量を保ちながらの凄まじいハイトーン・ヴォイスを自在に操り、圧巻の表現力を伴うロブのヴォーカル・スタイルと、ロブのヴォーカルを意識してクリスがコンポージングしたメロディアスな楽曲群が、
IMPELLITTERIのサウンドを、全盛期と言われる「ANSWER TO THE MASTER」、「SCREAMING SYMPHONY」、
「EYE OF THE HURRICANE」の時代に回帰させている。
オープニング・トラック“Wicked Maiden”から、ロブのハイトーンが炸裂している。
もちろんクリスのギター・ソロもフルスロットルだ。
6曲目の“Eyes Of An Angel”の哀愁を帯びたメロディが流れていく感じなども、まさしくIMPELLITTERIである。
“Hi-Scool Revolution”のロックンロールへのアプローチも興味深い。
こういったポップさも持ち合わせていたバンドであったことを、改めて知らしめる。
奇を衒ったことをせず、あえてクリスとロブがケミストリーを生み出していた当時へ立ち戻った。
だからこそ、こうして往年のファンが歓喜する内容の作品が完成した。
制作に約3年を費やしたという、渾身のアルバムである。
ベースは93年発表のEP「VICTIM OF THE SYSTEM」から在籍するジェイムズ・プーリ。
ドラムスは、ブランドン・ワイルドなるドラマーが新たに迎えられている。
プロデュースは、クリスとロブのコンビ。
ミックスは、その2人と共にDEVILDRIVERやFEAR FACTORYらを手掛けてきたグレッグ・リーリィが担当している。