PROFILE プロフィール

<L. to R.>
ジェイムズ・プーリ / James Pulli (bass)
ロブ・ロック / Rob Rock (vocals)
クリス・インペリテリ / Chris Impellitteri (guitar)
ポール・ボスタフ / Paul Bostoph (drums)

<History>
1987年、アメリカにてクリス・インペリテリ(g)がANGELICAやDRIVERでも活動していたロブ・ロック(vo)と共に結成し、デビューEP「IMPELLITTERI」を発表。しかしロブがJOSHUAに参加するためにバンドを離脱。翌1988年に元RAINBOWやM.S.G.のグラハム・ボネット(vo)を迎えて発表した1stフルレングス・アルバム「STAND IN LINE」が好評を博す。なお、この「STAND IN LINE」でドラムを叩いていたのは、その後MR.BIGに参加するパット・トーピーであった。
グラハムとはコンビはその1枚きりで終わり、ロブが復帰して2ndアルバム「GRIN & BEAR IT」を1992年にリリース。翌年には、「VICTIM OF THE SYSTEM」というタイトルのEPを発表し、そのまた翌年の94年には、クリスのシュレッディングとロブのハイトーン・ヴォイスから構成される彼らのサウンドが確立された3rdアルバム「ANSWER TO THE MASTER」で、ファンを大いに熱狂させた。
1996年、最高傑作と呼ばれる4thアルバム「SCREAMING SYMPHONY」を発表する。1997年には、「FUEL FOR THE FIRE」というEPをリリースした後、「SCREAMING SYMPHONTY」に並ぶ傑作と謳われる5thアルバム「EYE OF THE HURRRICANE」をシーンに放つ。そして、自他共に認める「世界最速のギタリスト」の名を手に入れる。ところが2000年の6thアルバム「CRUNCH」発表後に、またしてもロブが脱退。
バンドは再びグラハム・ボネットを迎えて、2002年に7thアルバム「SYSTEM X」を制作、発表。超有名ヴォーカリストを再起用した話題性で、ロブ・ロック脱退という大きな痛手を治癒する。また、同年には、これまでの彼らの活動を総括したベスト・アルバム「THE VERY BEST OF IMPELLITTERI: FASTER THAN THE SPEED OF LIGHT」をリリースする。
グラハムとはその後も続けていくことを選ばず、2004年には、元SPEAK NO EVILのカーティス・スケルトンをヴォーカリストとして起用、8thアルバム「PEDAL TO THE METAL」をリリース。楽曲自体は悪くは無かったが、カーティス・スケルトンというシンガーのヴォーカル・スタイルと、その当時シーンを賑わせていたIN FLAMESを筆頭とするメタルコアやメロディック・デスからの影響を出した楽曲に、ファンは困惑を隠せなかった。その年の7月には、「PEDAL TO THE METAL」を引っ提げての来日公演も行なっている。
そして2006年から、ニュー・アルバムの制作を開始する。それは何と、ロブ・ロックが再び復帰してのアルバムであった。長い時間をかけた制作は、ようやく2008年の秋頃に終了。ドラマーは、「CRUNCH」から参加していたグレン・ソーベルから、ブランドン・ワイルドに替わっている。そして09年2月、ついに完成した9thアルバム「WICKED MAIDEN」を発表。そのアルバムを引っ提げて、同年、来日公演を実施。なおクリスは、2010年より人気アニメソングをメタル調でカヴァーするプロジェクトANIMETAL USAに参加。2枚のアルバムを発表し、2011年には、『LOUD PARK』出演を果たしている。
2014年春よりニュー・アルバムの制作を開始。メンバーはクリス、ロブ・ロック、ジェイムズ・プーリの他、ANIMETAL USAでのクリスのバンドメイトでもあったジョン・デッテ(ds)の4人。約1年の制作期間を経て、記念すべき10thアルバム「VENOM」を2015年に発表。さらには、6年ぶりのジャパン・ツアーも5月を実施。
2018年、約3年半振りとなる通算11作目「THE NATURE OF THE BEAST」をリリース。同作を携えて2019年6月に来日。東京・豊洲PIT公演に、グラハム・ボネットが飛び入りで登場し、会場を大いに沸かせた。
2023年1月には、カリフォルニア州で6回目の開催となった「Metal Hall of Fame」に、TWISTED SISTER、ルー・グラム、RAVENとともにクリスが選出。そして、2024年11月、ドラマーにSLAYERのポール・ボスタフを迎えた通算12作目『WAR MACHINE』を発表する。

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