ANGRA
ANGRA
サイクルズ・オブ・ペイン
Cycles Of Pain

-
01
サイクルス・ドロリス Cyclus Doloris
-
02
ライド・イントゥ・ザ・ストーム Ride Into The Storm
-
03
デッド・マン・オン・ディスプレイ Dead Man On Display
-
04
タイド・オブ・チェンジズ - パートI Tide Of Changes - Part I
-
05
タイド・オブ・チェンジズ - パートII Tide Of Changes - Part II
-
06
ヴィダ・セカ Vida Seca
-
07
ゴッズ・オブ・ザ・ワールド Gods Of The World
-
08
サイクルズ・オブ・ペイン Cycles Of Pain
-
09
フェイスレス・サンクチュアリ Faithless Sanctuary
-
10
ヒア・イン・ザ・ナウ Here In The Now
-
11
ジェネレイション・ウォーリアーズ Generation Warriors
-
12
ティアーズ・オブ・ブラッド Tears Of Blood
-
13
ティアーズ・オブ・ブラッド [スピード・ヴァージョン] Tears Of Blood [Speed Version]
Track 13: 日本盤ボーナス・トラック
ブラジリアン・メタルの至宝ANGRAが、2018年リリースの『ØMNI』以来となる5年ぶりのアルバムにして、記念すべき通算10作目をドロップする。
■10作目のスタジオ・アルバム
1991年にデビューしたANGRAにとって、本作が記念すべき10作目のオリジナル・スタジオ・アルバムとなる。結成からバンドを支えてきたギタリストのラファエル・ビッテンコートはこう語る。
「30年以上前にバンドを始めた俺にとっても、バンドのみんなにとっても、今は第3世代、つまりヴォーカルにファビオ・リオーネを迎えて3人目のシンガーのキャリアに突入している。だから、これは第3世代としての3枚目のアルバムになる。10枚目のスタジオ・アルバムということで、遺産を守りつつ、未来にもフォーカスしている感じだね」
■17年ぶりのデニス・ワード
本作のプロデューサーは、『REBIRTH』(2001)、『TEMPLE OF SHADOWS』(2004)、『AURORA CONSURGENS』(2006)というエドゥ・ファラスキ在籍時の傑作を手がけた名手デニス・ワード。レコーディング、ミキシング、マスタリングも含め、17年ぶりにANGRAと共闘。さらにデニスは、作詞においても数曲に関わっている。
■日本盤のみキコ・ルーレイロ参加
ボーナス・トラック「Tears Of Blood」のスピード・ヴァージョンには、元ANGRA/現MEGADETHのキコ・ルーレイロ(g)がゲスト参加。同ヴァージョンは日本盤にしか収録されないため、まさにキコは日本のファンのためだけにこのアルバムに参加したことになる。ちなみに、オリジナルの「Tears Of Blood」には、HELLOWEENのマイケル・キスクとのデュエット・プロジェクトや、EDGUYのトビアス・サメットが主宰するAVANTASIAへの参加でも有名なアマンダ・サマーヴィルがゲスト・シンガーとして美声を披露している。
■ATOMIC FIREと契約
今回バンドは、ドイツのメタル専門レーベルAtomic Fire Recordsと契約。ラファエルはこう述べている。
「このパートナーシップは面白いね。なぜなら、Angraという言葉は70年代に原子炉が建設されたブラジルの場所を指す言葉でもあるから。この原子力発電所は、基本的にはある種のクリーンなエネルギーを生み出すために作られたものだけど、ある意味では世界を救うかもしれないが、同時に世界を破壊するかもしれない非常に強力なものだ。とても大きな爆発になるだろうし、喩えるなら、とても強力なアルバムになるだろう。悲しく孤独な人々の魂を癒すことのできる音楽で、そんな世界を燃やしたいんだ」