シンフォニー・エックス
SYMPHONY X
アイコノクラスト
ICONOCLAST

#1-CD
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01
アイコノクラスト ICONOCLAST
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02
ジ・エンド・オブ・イノセンス THE END OF INNOCENCE
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03
ディヒューマナイズド DEHUMANIZED
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04
バスターズ・オブ・ザ・マシーン BASTARDS OF THE MACHINE
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05
ヘレティック HERETIC
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06
チルドレン・オブ・ア・フェイスレス・ゴッド CHILDREN OF A FACELESS GOD
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07
ホエン・オール・イズ・ロスト WHEN ALL IS LOST
プログレッシヴ・メタル・シーンの中でも屈指の実力者たちからなるSYMPHONY Xが、北米だけで60,000枚のセールスを記録した07年発表の「PARADISE LOST」以来となる、4年振りのスタジオ・アルバムにして通算8作目「ICONOCLAST」を発表する。
■なんと2枚組の大作!
今作では、マイケル・ロメオ(g)の曲作りのアイディアをすべて収録するために、2CDという形態がとられている。冒頭から10分を超える“Iconoclast”をはじめ、相変わらず長尺な曲が並ぶため、全12曲を1枚のCDに収めることができなかったのである。なお、日本盤は2CDのみの販売であるが、海外では2CDをスペシャル・エディションとし、ディスク1枚の通常盤もリリースされる。海外通常盤のほうは、単純に限定盤からディスク2を取り除いたものではなく、ディスク1の6曲目“Children Of A Faceless God”と、7曲目“When All Is Lost”の間に、“Electric Messiah”と“Prometheus (I Am Alive)”を挿入した全9曲入りとなる。
■脇を固めるスタッフも凄腕揃い!
前作「PARADISE LOST」に引き続き、ミックスとマスタリングは、イェンス・ボグレンが担当。OPETHやPARADISE LOST、KATATONIA、そしてDIR EN GREYらの作品のミックスも引き受ける人物である。
そして、アートワークも前作同様、ウォーレン・フラナガンが手掛けた。ウォーレンは、イラストレーターやフィルム・コンセプト・アーティストとして、映画「ウォッチメン」や「インクレディブル・ハルク」、「2012」にも携わった経歴を持つ人物で、今作のアートワークについてこのように述べている。
「これまでのSYMPHONY Xのアルバムのように少しダークな雰囲気を表現し、『ICONOCLAST』の全体のテーマを象徴するアイディアがあった」
マイケル・ロメオは今回のアルバムのテーマも含め、こう語っている。
「前作『PARADISE LOST』でもウォーレンと一緒に仕事をして、彼とは良い関係を持っているんだ。俺がアートワークに関してウォーレンと話をしたとき、何度も何度もたくさんの映画と比較をした。ニュー・アルバム『ICONOCLAST』にある音楽、および歌詞には、より暗い機械的(メカニカル)かつ技術的(テクノロジカル)なテーマがあって、映画『マトリックス』や『ターミネーター』のような映画からインスパイアされたのを覚えている。そして、“Dehumanized”や“Bastards Of The Machine” 、“Electric Messiah”といったいくつかの曲名と歌詞を彼に送って、ウォーレンがそこから発展させていった。彼は、素晴らしい想像力と表現方法の持ち主で、俺たちが音楽で伝えようとしているものを完全に理解しているんだ」