PROFILE プロフィール

<L. to R.>
マイケル・ピネーラ / Michael Pinnella (key)
マイケル・ロメオ / Michael Romeo (g)
ラッセル・アレン / Russell Allen (vo)
マイケル・レポンド / Michael LePond (b)
ジェイソン・ルロ / Jason Rullo (ds)


マイケル・ロメオ(g)がデモテープ「THE DARK CHAPTER」を発表後の1994年4月、アメリカはニュージャージー州にてSYMPHONY Xは結成された。ロメオ以外のオリジナル・ラインナップには、すでにマイケル・ピネーラ(key)とジェイソン・ルロ(ds)も含まれていた。同年、早くも彼らはセルフ・タイトルを冠したデビュー・アルバム「SYMPHONY X」を発表。そしてその僅か8ヶ月後には、ロッド・タイラーからラッセル・アレンにシンガーをチェンジして2ndアルバム「THE DAMNATION GAME」をリリースした。

96年秋、バンドは3rdアルバム「THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY」をリリース。この作品はヨーロッパで高い評価を受け、各音楽雑誌の読者投票でも素晴らしい反応を獲得。その称号は、『世界一素晴らしいプログレッシヴ・メタル・バンド』や、『今年最高のプログレッシヴ・メタル・アルバム』など、バンドを一躍そのシーンの注目バンドに押し上げた。97年の終わりには、ジェイソン・ルロがバンドを離脱し、トーマス・ウォーリングがサポート・ドラマーに迎え、98年3月、4thアルバム「Twilight In Olympus」を発表。初来日公演を含む念願の初ツアーも行う。その年、ベーシストのトーマス・ミラーが脱退、マイケル・レポンドが加入。99年にはベスト・アルバム「PRELUDE TO THE MILLENNIUM-ESSENTIALS OF SYMPHONY-」をリリース。

2000年になると、オリジナル・ドラマーのジェイソン・ルロがバンドに復帰。5thアルバム「V: THE NEW MYTHOLOGY SUITE」をヨーロピアン・ツアー中に制作する。そのツアーにおけるパリ公演では、2枚組のライヴ・アルバム「LIVE ON THE EDGE OF FOREVER」をレコーディングし、01年10月にリリース。

続く6枚目のアルバム「THE ODYSSEY」(02年)は、よりプログレッシヴ色が強く難解で、激しいメロディック・ヴォーカルを特徴とするアルバムに仕上がった。3rdアルバム「THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY」に収録されていた“Accolade”の続編である、その名も“Accolade Ⅱ”も収録されていたり、7つのチャプターから成る20分を超えるタイトル・トラックも注目を集めた。

05年にはMEGADETHのデイヴ・ムステイン主宰のGIGANTOUR第一回目に参戦。DREAM THEATERやANTHRAX、FEAR FACTORY、NEVERMOREら猛者たちとしのぎを削った。そして07年、ついに約4年半ぶりとなる通算7作目のスタジオ・アルバム「PALADISE LOST」を発表する。北米だけで60,000枚のセールスを記録するヒット作となった。6月からはリリースに伴うツアーで、南米、北米を回り、9月から10月にかけてDREAM THEATERのツアーのスペシャル・ゲストとして5公演に帯同。

2009年11月、SPV傘下のInside Out Musicを離れ、新たにNuclear Blastと契約を交わし、2010年の春から次なるアルバムの制作を開始するとアナウンス。そのステイトメント通り、2010年に入ると通算8作目のスタジオ・アルバムの制作を開始。アルバム制作終了後の2011年2月からは、NEVERMOREとのダブル・ヘッドライン・ツアーを約1ヶ月にわたりヨーロッパにて実施。そして3月、ニュー・アルバムのタイトルが「ICONOCLAST」であることと、6月発売という情報が解禁。発売前の4月、5月には、POWERGLOVE、BLACKGUARDを引き連れての北米ツアーを行う。(SOILWORKとNEVERMOREも帯同する予定であったが、その2バンドは都合によりキャンセル) そしてアルバム発売直前には、南米ツアーを実施。

2013年2月、ジェイソン・ルロが心不全で倒れ、病院に緊急搬送されるも大事に至らず、リハビリを経てバンドに復帰。2014年1月には、メタル・クルーズ『70000 Tons of Metal』に参加。同年8月には、カナダの『Heavy Montreal』に、METALLICA、SLAYERらと出演。そして2015年7月に、通算9作目「UNDERWORLD」をリリース。秋には、OVERKILLとの北米でのダブル・ヘッドライン・ツアーを控える。

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