トリプティコン
TRIPTYKON
エパリステラ・ダイモネス
EPARISTERA DAIMONES

元CELTIC FROSTトム・ゲイブリエル・ウォリアー、始動
ヘルハマーの亡骸からセルティック・フロストが舞い上がり、セルティック・フロストの亡骸からトリプティコンが舞い上がる。デス・メタル/ブラック・メタルのオリジネイター、トム・ゲイブリエル・ウォリアー再始動。
2006年に復活アルバム「MONOTHEIST」で見事なカムバックを果たしたブラック・メタルのオリジネイターのひとつCELTIC FROST。アルバムの制作に5年を費やし、アルバム・リリース後は125公演となるワールド・ツアーを行い、2007年初頭にはキャリア初となる来日公演をEXTREME THE DOJOにて実施。そのオリジネイターとしての強烈な凄みも記憶に新しい。ツアー後、バンドからの脱退を表明した中心人物トム・ゲイブリエル・ウォリアーによる新バンド=TRIPTYKONが遂に始動。
バンド名は『快楽の園』(1987年のセルティック・フロストの「INTO THE PANDEMONIUM」にアートワークとして使われている)といった宗教をテーマにした三連作絵画へのオマージュとして名付けられた。”TRIPTYKON”はHELLHAMMERとCELTIC FROSTに続く三番目で最後のエクストリーム・メタルバンドを意味し、彼自身の「三連作」がここに完成されたことになる。
デビュー・アルバムとなる「EPARISTERA DAIMONES」はアルバムはトム自身とメンバーのV. サンチューラがプロデュースを担当しており、南ドイツにあるサンチューラ自身のスタジオ『WOODSHED STUDIO』にて2009年後半にレコーディングされた。
■アートワーク: H.R.ギーガーの作品がカヴァー、ヴィンセント・カスティグリアが自らの血で制作したメンバーの肖像画をフィーチャー!
H.R.ギーガーが作品の使用を許可すること自体稀なことであるが、今回アルバム・カヴァーとしては1985年のCELTIC FROST 「TO MEGA THERION」に続いて2度目のコラボレーションとなった。その作品は「VLAD TEPES」である。シュレアリスト画家のニューヨークを拠点に置くヴィンセント・カスティグリアは特別に自らの血で制作したメンバーの肖像を提供している。H.R. ギーガー曰く、「TRIPTYKONと仕事をすることに誇りを感じる。しばらくの間私のアートはアルバムジャケットに登場してなかったので、トムからTRIPTYKONのファーストリリースに使いたいとアプローチされた時は光栄に思えた。」