稲本 響
Hibiki Inamoto
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2023.11.19
「どうする家康 メインテーマ ~暁の空~ 4台ピアノVer.」配信決定
今夜11月20日0時より「どうする家康 メインテーマ ~暁の空~ 4台ピアノVer.」が主要ダウンロードサービスにて配信開始となります。11月19日放送の「どうする家康」第44回「徳川幕府誕生」は、テーマ音楽とそれに乗せて流れるタイトルバックが一夜限りのスペシャル仕様でしたが、本楽曲がテーマ音楽としてオンエアされました。
■稲本 響
「どうする家康 メインテーマ ~暁の空~ 4台ピアノVer.」
https://jvcmusic.lnk.to/dousuruieyasu_piano
※11月20(月)0時よりiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信
<大河ドラマ「どうする家康」>
2023年第62作となる大河ドラマ「どうする家康」。「ALWAYS~三丁目の夕日」「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」などで知られる現在最も期待される脚本家・古沢良太が、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。主演は松本潤。
<稲本 響 (ピアニスト・作曲家)>
1977年大阪・堺生まれ。3歳でピアノを始め、5歳でステージデビュー。18歳でドイツへ留学し、ピアニストの巨匠:アルフレッド・コルトーの奏法を身につけ独自の改良を加える。本人仕様の特注ピアノ「STEINWAY & SONS (NEW YORK)」を全国の各コンサート会場やレコーディングスタジオに毎回持ち運ぶというスタイルを持つ。また、映画・ドラマ・舞台・CM等の作曲・音楽監督も務める。
映画「長い散歩」「グラスホッパー」、ドラマ「私という運命について」、舞台「海の上のピアニスト」「君と見る千の夢」。本人発明のピアノ音色変換装置「ピアノミュート」は特許取得済 (特許第4572092号)。DMG MORIとの共同プロジェクトとしてデジタルコンテンツや製品に使用する音響デザインとオリジナル音楽の制作なども行っている。
NHKにおいては「眩(くらら)~北斎の娘~」「平成細雪」「ストレンジャー~上海の芥川龍之介~」「ノースライト」など。
https://hibiki.com
▼コメント
本日オンエアされました大河ドラマ「どうする家康」第44回のオープニングテーマ曲ですが、これまでのピアノコンチェルトスタイルではなく、ピアノだけで全てのパートを演奏しているスペシャル版となります。
これまで、多くの方々が「どうする家康」のメインテーマ曲をブラスバンドやリコーダーなど、様々な編成で素晴らしい演奏をしてくださり、SNSなどにも投稿してもらえていることが本当に嬉しくて、沢山の刺激をいただきました。何か作曲者本人にもできることがないかとずっと考えていました。
その結果、ピアニストである僕自身が、NHK交響楽団の皆さんと共に作り上げたサウンドをイメージしながら、オーケストラパートも含めた全てのパートを1人で多重録音で演奏するというアイデアを形にしました。
「どうする家康」では、家康公が年齢を重ねると共に、演奏するピアノの年代も古くし、4台のニューヨーク・スタインウェイをNHKのスタジオに持ち運んでレコーディングを行なっています。その4台全てを弾き分け、逆再生やピアノミュート(特許第4572092号)も使って数百にも及ぶフレーズを重ねて楽曲を完成させました。クラップ(手拍子)の音もピアノです。
この1年、毎週この楽曲を聞き続けてくださっている視聴者の皆さん、本当にありがとうございます。一夜限りの遊び心をお楽しみいただけたなら、こんな幸せなことはありません。
ピアニスト・作曲家:稲本 響