PROFILE プロフィール

<L. to R.>
マイケル・エーレ / Michael Ehre (ds)
カイ・ハンセン / Kai Hansen (lead vo, g)
ダーク・シュレヒター / Dirk Schlachter (b)
へニュ・リヒター / Henjo Richter (g)


1980年代中期から後期に起こったジャーマン・メタル・ムーヴメントの火付け役HELLOWEENの中心人物であったカイ・ハンセンが、様々な事情から名作「KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART 2」を発表した3ヶ月後の1989年1月に突如脱退。その後、カイは音楽理論を学びながらBLIND GUARDIANのアルバム「FOLLOW THE BLIND」にゲスト参加するなどの活動を続け、元TYRAN’ PACEのヴォーカリスト、ラルフ・シーパースとニュー・プロジェクトを始動させる。カイ、ラルフ、そしてウヴェ・ヴェッセル(b)、マティアス・プ-ルヒャード(ds)というラインナップでレコーディングに入り、やがてプロジェクトはGAMMA RAYというパーマネントなバンドに発展。

1990年に1stアルバム「HEADING FOR TOMORROW」をリリースした後、マティアスに替わり元HOLY MOSESのウリ・カッシュ(ds)、そしてダーク・シュレヒター(g)加入し、新ラインナップでEP「HEAVEN CAN WAIT」を制作・発表。初来日公演も行なわれた。1991年には2ndアルバム「SIGH NO MORE」を発表するが、翌1992年2月にウリ、4月にウヴェが脱退する。1993年、その後任、ヤン・ルバック(b)、トーマス・ナック(ds)を迎え、3rdアルバム「INSANITY AND GENIUS」をリリースする。しかし、ロブ・ハルフォードの後任を探していたJUDAS PRIESTのシンガー・オーディションに参加したことに端を発し、1994年11月にラルフ・シーパースが脱退したため、初期HELLOWEEN同様、カイがリード・ヴォーカルもとる形で、1995年9月に傑作の呼び声高い4thアルバム「LAND OF THE FREE」を発表する。以降、専任シンガーを入れずに、カイがギタリストとヴォーカリストを兼任するという4人編成に。

1996年、ライヴ・アルバム「ALIVE ‘95」を発表するも、またもラインアップに変動が生じる。ダークがギタリストからベーシストへ転向したため、ヤンが脱退。それを受けて、ヤンの友人でもあったトーマスまでも脱退。カイは、ヘニュ・リヒター(g)と元FREEDOM CALLのダニエル・ツィマーマン(ds)を加入させる。流動的であったラインナップがようやく固まった感のあるバンドは、1997年に5thアルバム「SOMEWHERE OUT IN SPACE」をリリース。それに伴うツアーを敢行し、2年後の1999年には6thアルバム「POWER PLANT」を新たに契約したSanctuary Recordsから発表する。そして2000年、最新のラインナップで過去の楽曲をリ・レコーディングした2枚組ベスト・アルバム「BLAST OF THE PAST」をリリースした。2001年には7thアルバム「NO WORLD ORDER」をリリース。その後に行なったワールド・ツアーの音源を収録したライヴ・アルバム「SKELETONS IN THE CLOSET」を2003年に発表する。そして2005年、オリジナル・スタジオ作品としては約4年ぶりとなる8thアルバム「MAJESTIC」を完成させる。

2007年、Sanctuary RecordsがUniversal Musicに買収されたことにより、SPVに移籍。音楽的方向性を傑作「LAND OF THE FREE」と照らし合わせた9thアルバム「LAND OF THE FREE Ⅱ」を同年11月に発表し、その直後HELLOWEENとのカップリング・ワールド・ツアー『HELLISH ROCK 2007/2008』に出発。日本公演は2008年2月に行なわれ、福岡、広島、大阪、名古屋、東京(2days)を訪れ、ほとんどの会場をソールドアウトとするほど大盛況であった。この『HELLISH ROCK 2007/2008』ツアーは2008年10月に終了。同年秋には、2006年5月のモントリオール公演の模様を収めたライヴDVD/ライヴ・アルバム「HELL YEAH!! – THE AWESOME FOURSOME」をリリース(DVDは日本未発売)し、その後はニュー・アルバムの制作に入る。

2009年1月から開始したレコーディングは順調にすすむも、所属のSPVが倒産したことにより、Edelというレコード会社のearMusicなるレーベルに移籍。そして2010年1月(日本盤は2月)、通算10作目となるオリジナル・スタジオ・アルバム「TO THE METAL」を世界に向けて放たれた。

そして2011年4月に、普段はライヴで披露しない曲を重点的にプレイするミニ・ツアー『SKELETONS & MAJESTIES MINI TOUR』を行え、その模様をシューティング/レコーディングし、「LIVE – SKELETONS & MAJESTIES」というタイトルで2012年11月にDVD/CDでリリース。そのツアーを最後にバンドから離脱していたダニエルが、2012年9月に正式に脱退を表明。後任にマイケル・エーレを迎え、2012年秋より通算11作目となるスタジオ・アルバムの曲作りを開始。そして、2013年2月から、HELLOWEENとのカップリング・ツアー『Hellish Rock Part Ⅱ』のワールド・ツアーをキックオフ。その直後には、新曲2曲を含む「MASTER OF CONFUSION」を放つ。

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