ニューリリース

大島保克 with ジェフリー・キーザー

2007.04.18

アルバム / VICL-61953

\2,940(税込) / \2,800(税抜)

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Victor

“So maybe we're both old souls.”
沖縄の唄者、大島保克と、アメリカのピアニスト、ジェフリー・キーザー。
“オールドソウル”な2人が紡いだ珠玉の島唄。全曲ニューヨーク録音。

01

流星

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Ryusei
02

月ぬ美しゃ(つくぃぬかいしゃ)

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Tsuki nu Kaisha
03

くいぬぱな

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Kuinupana
04

スーキカンナ

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Sukikanna
05

てぃんさぐぬ花

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Tinsagu nu Hana
06

前(めー)ぬ浜

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Menuhama
07

東方節(あがりかたぶし)

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Agarikata Bushi
08

下千鳥(さげちじゅやー)

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Sagechijyuya
09

大浦越路(うふぁらくいつぃ)

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Ufarakuitsui
10

親(うや)まあり

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Uyamaari

八重山諸島の石垣島の音楽一家に生まれ、自作曲と伝統曲をわけへだてなくうたい、ジャンルを問わず国内外の音楽家と共演してきた大島保克。1989年に18歳でアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズに参加して以後、ジャズ・ピアニスト、作/編曲家、音楽監督としてめざましい活躍を続けてきたジェフリー・キーザー。2人のデュオ演奏を中心に、曲により、リズム・セクションやブラス・アンサンブルが加わるコラボレート・アルバム。


沖縄に古くから残る歌は、完成度が高いものが多い。
先人達に歌い込まれ、時に変化しながら磨かれてきたからである。
伴奏楽器は、同調するだけでなく、うまく音を散らさないと歌は生きてこない。
ピアニスト ジェフリー・キーザーは、誰よりもそれを理解していた。
単に沖縄音楽が好きなだけでなく、ジェフリー・キーザーの中には
普遍性を伴った確かな音楽がある。

大島保克


 沖縄と海外の音楽家の共演は数多い。たとえばこれまでライ・クーダー、ハーブ・オータ、ボブ・ブロズマン、アルタン、マイケル・ナイマン、サバ・ハバス・ムスタファ、タリク・サミ、フランソワ・ブレアン、ロー・ターヨウ、カラワン、エンリッキ・カゼスなど、世界各地のミュージシャンが沖縄の音楽家のアルバムに参加したり、沖縄の曲を取り上げたりしてきた。そこに一枚、この忘れ難いアルバムが加わることになった。
 大島保克は八重山諸島の石垣島の音楽一家に生まれ、子供のころから多様な音楽に囲まれて育った。彼には民謡とそれ以外の音楽に境界線を引くという発想はない。デビューしたころから三線とギターを弾き、自作曲と伝統曲をわけへだてなくうたい、ジャンルを問わず国内外の音楽家と共演してきた。
 ジェフリー・キーザーは1989年に18歳でアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズに参加して以後、ジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、音楽監督としてめざましい活躍を続けてきた。彼は90年代に日本ツアーをしていたときに沖縄の音楽に興味を持ちはじめ、2005年のライヴ・アルバム『Wildcrafted』では知名定男の「恋くがり節」を演奏している。同年秋に日本を訪れたときは、CDを聞いて気に入っていた大島保克と知り合って意気投合した。その延長線上に生まれたのが今回のアルバムだ。
 レコーディングはニューヨークで行なわれ、大島保克のオリジナル2曲と沖縄/八重山の民謡8曲が収録された。演奏は主に大島保克とジェフリーが行ない、曲によってベースやドラムや管楽器が加わる。ドラムのテレオンとサックスのロンはジェフリーも参加しているクリスチャン・マクブライドのバンドのメンバー。ベースのデリックはジャズやヒップホップの世界で活躍中だ。
 歌心のあるアドリブを弾くジェフリーは、このアルバムでも大島保克の歌に最小限の音で最大限の彩りを加えている。「月ぬ美しゃ」の演奏は静かな澄んだ夜の空気を思わせる。「くいぬぱな」の三線とピアノは陽光の中で舞い戯れる蝶々のようだ。「下千鳥」のピアノは愛しい人と遠く離れた寂しさをものうげに奏でる。「てぃんさぐぬ花」と「大浦越路」にはゆったりとした優美なブラス・アンサンブルが入り、「東方節」ではリズム・セクションが活躍する。
 もちろん、はじめに歌ありき、なのは言うまでもない。大島保克の歌声は、年々磨きがかかり、しなやかな強さを増している。沖縄/八重山でいまいちばん声の輝いている歌手の一人が、積極的に新しい出会いを求め、伝統を再創造し続けていることの意味は大きく、その瞬間を分かち合える幸せは何物にもかえがたい。

2007年2月 北中正和 for wabisabiland

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