アモルフィス
AMORPHIS
アンダー・ザ・レッド・クラウド ~デラックス・エディション
UNDER THE RED CLOUD - DELUXE EDITION

2015.09.09
その他 / VIZP-139
¥3,850(税込)
Victor
不穏なる赤き雲を見上げ、人は何に怯え、何を思うのか。
空と大地をキャンバスに、悲哀の絵筆で孤高の英雄が描いたのはこの一枚。
凍てつくブルータリティと慟哭のメランコリーを宿した通算12作目。
3,000セット完全生産限定
<4大特典>
CD『ライヴ・アット・ラウドパーク13』同梱
ボーナス・トラック2曲収録
美麗デジパック仕様
高音質SHM-CD採用(ディスク1のみ)
#1-CD
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01
アンダー・ザ・レッド・クラウド UNDER THE RED CLOUD
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02
ザ・フォー・ワイズ・ワンズ THE FOUR WISE ONES
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03
バッド・ブラッド BAD BLOOD
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04
ザ・スカル THE SKULL
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05
デス・オブ・ア・キング DEATH OF A KING
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06
サクリファイス SACRIFICE
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07
ダーク・パス DARK PATH
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08
エネミー・アット・ザ・ゲイツ ENEMY AT THE GATES
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09
トゥリー・オブ・エイジズ TREE OF AGES
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10
ホワイト・ナイト WHITE NIGHT
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11
カム・ザ・スプリング COME THE SPRING
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12
ザ・ウィンド THE WIND
#2-CD
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01
シェイズ・オブ・グレイ〔ライヴ〕 SHADES OF GRAY [LIVE]
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02
ナロウ・パス〔ライヴ〕 NARROW PATH [LIVE]
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03
スカイ・イズ・マイン〔ライヴ〕 SKY IS MINE [LIVE]
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04
シルヴァー・ブライド〔ライヴ〕 SILVER BRIDE [LIVE]
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05
イントゥ・ハイディング〔ライヴ〕 INTO HIDING [LIVE]
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06
マイ・カンタレ〔ライヴ〕 MY KANTELE [LIVE]
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07
ナイトバーズ・ソング〔ライヴ〕 NIGHTBIRD'S SONG [LIVE]
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08
ホープレス・デイズ〔ライヴ〕 HOPELESS DAYS [LIVE]
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09
ハウス・オブ・スリープ〔ライヴ〕 HOUSE OF SLEEP [LIVE]
Tr. 11 & 12 (on DISC 1):ボーナス・トラック
フィンランドが生んだ叙情派デス・メタル/メランコリック・メタルの雄AMORPHISが、2013年の「CIRCLE」以来2年振り/通算12作目「UNDER THR RED CLOUD」をリリースする。
■祖国の芸術家によるオリジナル・ストーリー
ここ数作同様、本作でも祖国の芸術家ペッカ・カイヌライネンが作ったオリジナル・ストーリーを基に、ペッカ自身がフィンランドで歌詞を書き、それを英訳したものをトミ・ヨーツセン(vo)が歌うという手法をとっている。ただ、本作では、アルバム通してのストーリーは存在せず、曲毎に違ったストーリーを持っている。これらストーリーがもっとも伝えたかったことは、「今、人間はすごく危険な状態の中で生きている」ということ。ペッカは、近い将来良くないことが起きると思っており、タイトルにもあるRed Cloud(赤い雲)は近く何か危険なことか、とても悪いことが起きることを表している。
さらにペッカは今回作詞するにあたり、ネイティヴ・アメリカンのスー族の戦士レッド・クラウド(1822-1909)について書かれた本『THE HEART OF EVERYTHING THAT IS』に強くインスピレーションを得ている。自然に対する考え方や、自然が神というような教えを持つフィンランド人は、ネイティヴ・アメリカンとの共通点が多いとペッカは思っているのである。
■初起用のプロデューサー&デザイナー
本作のプロデュースは、OPETH、ARCH ENEMY、AT THE GATES、DRAGONFORCEなどの作品を手掛け、現代のメタル・シーンでもっとも信頼あるプロデューサー、イェンス・ボグレン。AMORPHISとは初めての作業となる。ドラム以外すべてのパートのレコーディングは、スウェーデンはエーレブルーにある、イェンスのFascination Street Studiosにて行われた。
過去の作品との違いを尋ねられたトミ・ヨーツセン(vo)は、こう語る。
「最大の違いは、イェンスがいたことだと思う。もちろんサウンドも違う。イェンスのスタジオ・ワークは音に空気を入れる感じで、ヘヴィ・メタルの音に適している。このアルバムはグロウルが多いから、例えば『CIRCLE』と比べると、ヴォーカルだけ取っても、よりヘヴィになっている。テンポももっと速い」
また、印象的なアートワークは、こちらも初起用となるフランス人デザイナー、ヴァルノワール・モルタソンジュが担当。ORPHANED LANDやPARADISE LOSTらの作品や、BEHEMOTHのマーチャンダイズに描かれた絵柄、さらには『LOUD PARK 15』のポスターのデザインでもその才能を発揮している。
アートワークに関して、ヨーツセンはこう述べている。
「四季だったり、4つの方向だったり、4つのエレメント(要素)を表したかった。4つの像があり、それぞれがエレメントを表し、中央には輪になった蛇がいる。この2匹の蛇はお互いを食べているのか、抱き合っているのか分からず、ジレンマを感じているんだ」
■多彩なゲスト・ミュージシャンと本物のオーケストレーション
“Death Of A King”では、元OPETH/現SOENのドラマー、マーティン・ロペスがパーカッションを演奏。同曲や“The Four Wise Ones”などでは、ELUVEITIEのクリゲル・グランツマンが、フルートとホイッスルで参加。さらに、本作ではイェンスのアイディアで、本物のオーケストレーションやストリングスを導入し、これまでと違ったアプローチを試みている。