ハロウィン
HELLOWEEN
ストレイト・アウト・オブ・ヘル
STRAIGHT OUT OF HELL

-
01
ナバテア Nabataea
-
02
ワールド・オブ・ウォー WORLD OF WAR
-
03
リヴ・ナウ! LIVE NOW!
-
04
ファー・フロム・ザ・スターズ FAR FROM THE STARS
-
05
バーニング・サン BURNING SUN
-
06
ウェイティング・フォー・ザ・サンダー Waiting For The Thunder
-
07
ホールド・ミー・イン・ユア・アームズ HOLD ME IN YOUR ARMS
-
08
ワナ・ビー・ゴッド WANNA BE GOD
-
09
ストレイト・アウト・オブ・ヘル Straight Out Of Hell
-
10
アスホール ASSHOLE
-
11
イヤーズ YEARS
-
12
メイク・ファイア・キャッチ・ザ・フライ MAKE FIRE CATCH THE FLY
-
13
チャーチ・ブレイクス・ダウン CHURCH BREAKS DOWN
メロディアスかつスピーディなパワー・メタルの先駆者HELLOWEENが、前作「7 SINNERS」以来約2年振りとなる通算14作目のスタジオ・アルバム「STRAIGHT OUT OF HELL」を発表する。
■タイトルは、マヤ暦に由来する終末論から
「STRAIGHT OUT OF HELL」というタイトル、直訳すると「地獄から出てすぐ」だが、一見ネガティヴに聞こえるこのようなタイトルを付けたのには、以下のようなポジティヴな理由がある。
マヤ文明で用いられてきた暦における周期が、2012年の12月21日から同23日頃でひとつの区切りがつくことから、21世紀の初頭より世界中のオカルト誌や予言関連書などで、「2012年12月に人類は滅亡する」という終末論が語られてきた。新作「STRAIGHT OUT OF HELL」が発売となるのが2013年1月であり、「地獄から抜け出してきた」というポジティヴな理由でこのタイトルを付けたという。
ちなみに、HELLOWEENが終末論をアルバムで取り上げるのは今作が初めてではない。96年に発表した「THE TIME OF THE OATH」では、ノストラダムスの予言からくる1999年の終末論を取り上げている。
■ハッピーでポジティヴなサウンドが復活
今作は、意図的にネガティヴなものを排除し、かつてのHELLOWEENの代名詞となっていたハッピーでポジティヴな雰囲気・サウンドに。それには、プロデューサーのチャーリー・バウアファイントの意向が反映されている。以下、マイケル・ヴァイカート(g)のコメントだ。
「チャーリーは、ネガティヴかつ憂鬱なプロジェクトをまた手掛けるのはいやだと言った。当然ながら彼は別のバンドも手掛けているわけで、その彼らが『おい、ニュー・アルバムはすごくダークで邪悪でネガティヴでゴシックなものにしたいんだ!』と言うわけだよ。『この世が終わろうとしているんだから、総てが台無しで、俺たちは悲しい。だから、『皆殺しにしてやる!』みたいなサウンドにしたいんだ』とね。チャーリーはそういった作品を多々手掛けてきた。需要があったからだ。でもプロデューサーとしては昔に戻って、ポジティヴで明るくて気持ちの良いアルバムを作りたいとたまには思うものだし、それはかねてから俺の考え方でもあったんだ」
■GAMMA RAYとのカップリング・ツアー、再び
07年と08年にわたり、ここ日本を含む世界各国を熱狂させた、GAMMA RAYをスペシャル・ゲストに迎えての奇跡のカップリング・ツアー『Hellish Rock Tour』の第2弾での2013年夏の来日も決定している。