キコ・ルーレイロ
Kiko Loureiro
セオリー・オブ・マインド
Theory Of Mind

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01
ボーダーライナー Borderliner
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02
アウト・オブ・ナッシング Out Of Nothing
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03
マインド・ライズ Mind Rise
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04
トーキング・ドリームス Talking Dreams
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05
ブラインドフォールデッド Blindfolded
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06
ポイント・オブ・ノー・リターン Point Of No Return
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07
ラヴェルド Raveled
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08
ロスト・イン・セカンズ Lost In Seconds
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09
ジ・アザー・サイド・オブ・フィア The Other Side Of Fear
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10
ザ・ベアフット・クイーン The Barefoot Queen
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11
フィニチュード Finitude
メガデスやANGRAで活躍したブラジル人ギタリスト、キコ・ルーレイロが、ニュー・アルバム『セオリー・オブ・マインド』を11月20日にリリースする。
今作は、2020年に発表した『オープン・ソース』以来となるスタジオ・アルバムとなる本作は、昨年メガデスを脱退後に初めてリリースするソロ・アルバムでもある。そんなキコの脇を固めるのは、フェリッペ・アンドレオーリ(ベーシスト)、ブルーノ・ヴァウデルデ(ドラマー)というANGRA時代の盟友ふたり。そしてミキシングとマスタリングは、現代メタル・シーンにおいて最高峰とされるデンマーク人エンジニア、ヤコブ・ハンセンが担当した。
そうして完成したアルバムには、ヘヴィかつテクニカルなギターで喜怒哀楽を表現するキコにしか作れないサウンドが詰まっている。全曲インストゥルメンタルではあるが、まるでギターが歌っているかのような表現力は圧巻である。
キコは本作についてこのように語っている。
「『Theory of Mind(心の理論)』というコンセプトは、決して目新しいものではない。これは心理学用語で、他者の心理状態を認識し解釈する人間特有の能力を説明する際に初めて使われた言葉なんだ。僕たちは、社会生活を営み、共感し、他者が何を考え、どう感じるかを予測するために、この言葉を日常的に、そしてしばしば無意識のうちに用いている。これは人生を異なる形で経験している人々、すなわち「心の理論」が自然に身に付かない人々に対して適用されると、さらに深みを増す。彼らにとって理解のギャップは、より深い世界の見方への架け橋となる可能性があるんだ。このアルバムは、他者の心を理解することに伴う葛藤、美しさ、未知の領域といった複雑さを表現しようとしている」
なお、本作からはすでに2曲が公開になっている。
「アウト・オブ・ナッシング」https://youtu.be/cKr0pGTD6A0
「マインド・ライズ」https://youtu.be/aSiQTPPE1Gc